私は信じている。
私は、ヒデくんと作りたい。
私は、ヒデくんと歩みたい。
ヒデくんにノイズは聴かせたくない。
ヒデくんはノイズを拾いやすい子。
強くあれ、強くあれと言われて育った子。
ノイズを拾っても、強がる。
ノイズを拾うと、自分も良くないと考える。
ノイズを拾うと、相手も良くないと考える。
ノイズを拾わなきゃいけないと思っている。
拾っても拾っても価値にならないのに。
ノイズを相手に向けるようなことはない優しい子
優しい子なのに・・・。
そのノイズを作り出す悪意にいつまでも引きずられている。
私はヒデと作りたい。
私はヒデと歩みたい。
ノイズに巻き込まれて、自分に素直になれないあなただから、そんなあなただから。
私はあなたと本気で作りたい。
そしてこのあなたのかけがえのない時間で
私達がやりなおしたい。
ヒデ、あなたが寂しい時は
私も寂しい。
あなたと過ごした日々は、かけがえのないもの。
あなたと過ごす未来は、かけがえのないもの。
だから、ここで立ち止まりたくない。
私は、私は、みんなと作りたい。
私達は、仄暗い川沿いの街路樹にぐったりと座る。もっとぶつからないといけない。このままぐったりと座ったままでいけない。ヒデくん、ヒデと話をしなきゃいけないのに。でもね、知ってる。ヒデくん、ヒデはあんな感じでぶつかれば・・・。
『花蓮!夢美!』
陽の落ちた夕刻。彼は私達の前にいた。




