2.旅立ち
「シュウ起きなさい。今日から旅に出るんでしょ」
母さんの声が家に響く。
「・・・・んぁ?やっべ寝坊した。アクローナお前も起きろよ。今日はなんたって待ちに待った旅立ちの日だ」
俺はベッドから飛び起き、階段を降りて一階に行く。
一階に行くといつも通り母さんが朝食を用意してくれている。
「おはよう。今日は大事な日なんだからしっかり食べていきなさい」
「さんきゅー。しっかり食って腹の調子も上げとかないとな」
用意されたご飯を流し込むように食べ尽くし、食事を終える。そこにまだ寝ぼけたままのアクローナが2階からゆっくりとおりてきた。
アクローナは俺が小さい時に両親が卵状態でプレゼントしてくれたパートナーだ。卵から孵ってからずっと一緒にいていつの間にかlink wayが形成されていた。見た目は四足歩行で空色の体色に黒の甲羅の高さ50cmくらいの亀型のlinkだ。
「アァーアァー」
アクローナともいつも通りの挨拶を交わし、アクローナが朝食を終えるのを待つ。そして、腹を満たし終わった俺たちは旅の荷物を詰めたリュックを背負い、玄関に向かう。
「母さん、それじゃ行ってくるよ」
「気をつけて行ってらっしゃい。あと、このlinkナビも持っていきなさい。これで道に迷ったりすることは滅多にないはずよ」
ナビゲーションシステムをはじめとした多くの機能を搭載されたlinkナビを受け取ると、ポケットに入れてドアを開けた。
「行ってきまーす」
手を振る母さんに手を振り返しながらアクローナと勢いよく走り出して、この町をあとにする。
「よしっ!トップトレーナー目指して冒険の始まりだー!」
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アクローナ
源水系統




