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CASE4

そういえば..かおるさんは一体なんの実験をしているんだ..?

そう、目的などが未だに告げられていないのだ、ただひたすら、この何もない空間での居住。

閉鎖空間での生態の観察か、はたまた薬の投与でもされたか..

おそらく後者だろう。

俺が最適だったのか..?

そういうことを考えながら、俺はラーメンを啜る。

うーん。

兎にも角にもあと6日、普通に過ごせばいいやーー・・

そして、俺の身体に起きているこの違和感は一体..?

俺はラーメンを食べ終わり、食器を片付ける。


再び静寂に包まれる空間。

気が狂いそうで狂えないもどかしさ。

何かすることはないかとあたりを見回す。落ち着かない。なんだこの感覚は。徐々に何か溜まっていたものが吐きでるかのように。

何も見えなくなる。苦しい、助けてくれ、そうおもっても助けはこない。

そして目の前が真っ暗になった。


北条薫side


「ま、間に合ったか...?」

私は焦っていた。

まさか目を離した間に効果が切れるなんて。

「もう少し持続させないと..」

おそらく次はないだろう。

薬を投与し、彼をベッドへ連れて行かなければ。

しかし、これで一つわかったことがある。

彼は特別ではなく、薬が完成していたんだと。完全ではないが。

完成していなければ彼は死んでいた。そう思うと鳥肌が立った。

「彼を逃したくない..」

心の声が口に出ていた。

彼をベッドへ寝かすと私は部屋を去った...


監視室に戻るとそこには政府関係者、防衛省の人間がいた。

名前は織田政重(おだ まさしげ)

極秘に依頼してきた依頼主である。


「どうだ、完成したか?」

織田が出来具合を聞いてくる。

「一応、完成。改善の余地もある。

毎日1錠同じ時間に服用すれば、【奴ら】の干渉を受けても大丈夫だと思うよ。本当に要るの?」

「何を言う。外の惨状はお前が一番知っているだろうに..」

「こんな薬飲んで生きるより死んでしまった方が楽じゃないのかな...」

こんなやりとりを交わす。

外、一部の地域の一般人は外出を控えるようにはなっている。

ここ2年でかなり変わってしまった。

【奴ら】が現れてからーー・・


どうも吉住海です

伏線ばら撒きすぎて回収できるか不安です

話がどんどんシリアスになるとともに早くも終わりが見えてきちゃいました...

それでは次でお会いしましょう

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