表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
きれいごと抜きの人生論  作者: 中田
PR
48/99

第四十八話 五十過ぎの人々へ2(あなたこそがヒーローです)

あなたは乏しい才覚にもかかわらず、世間の冷たい風にめげずになんとか一人で踏ん張って生きてきた。富貴になれず称賛されることもなかったが、人を殺さず傷つけず盗まずに生きてきた。他人から軽くみられ侮蔑されることの方が多かったが、それでも人の道を踏み外さずに生きてきた。


素晴らしい事ではないですか。尊敬に値します。


“もし江分利が、発作の夏子(妻)と喘息の庄助(息子)を抱えて、もしも、この世をなんとか過ごしたとすれば、こりゃ大変なことじゃないか。壮挙じゃないか。才能のある人間が生きるのはなんでもないことなんだよ。

宮本武蔵なんて、ちっとも偉くないよ、アイツは強かったんだから。ほんとに「えらい」のは一生懸命生きている奴だよ、江分利みたいな奴だよ。匹夫・匹婦・豚児だよ”

             (「江分利満氏の優雅な生活」 山口瞳 新潮文庫)


私もそう思います。配られた持ち札がフォーカードの奴が、ポーカーに勝つのは当たり前じゃないですか。何がすごいんですか。それよりもワンペアの持ち札で、勝負を投げずに必死に戦う姿こそが立派です。


あなたは所属する組織に、家族に、夫や妻子に、最後まで認められなかったかもしれません。でも私は、あなたの素晴らしさを承認します。そして世界中の誰からも認められなくても、あなたは自分自身を認めてあげてください。


自分で自分を誉めてあげてください。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ