第十三話 付喪神のこと~とある貞宗の場合~
一番、最近の話。
(アップできそうで、って意味で)
先に宣言するけど、別に、某刀剣擬人化オンラインをディスる気は無い。
無いが、一定数マナーの悪い審神者(某SAN値で有名なTRPGで言う探索者のようなプレイヤー職名)がいるのは事実。
何処の沼だろうと、関係ないわな、実際、ヤニキと布助とかの住人からド辺境ブログに突撃受けた身としては。
閑話休題。
名古屋は、徳川美術館。
今回は、そこが舞台。
その刀剣擬人化オンラインのキャラの元ネタ2口とキャラの密接関係刀剣を所蔵している機動がおかしいと言われている美術館だ。
まぁ、もちろん、それ以外にも所蔵している、当然ではあるが。 詳しくは忘れたけど、重要文化財とか国宝ってのは、最長でも、年2ヶ月とかしか展示できない。
調べてないけど、蕎麦屋の展示でそういうカキコミあったし?
大倶利伽羅や数珠丸なんかは、年数日だったりするし、個人所蔵だと、最近二十年ぶりにまんばが展示だったりする。
推しが御物だと同じく。
個人的には、小夜をいつかまた見たいなぁと思う。
何つか、ゲームのお小夜に負けず劣らず、“哀しい”子だと思うけど好きだしね。
後、三日月宗近が怖気すら走るぐらいに綺麗だったなとか思うぐらいだ。
某ゲームで実装されてるいくつかは叔父に連れ回されて見ているから運はいいのだろうね。
まんばも今回は見れなかったが、一応、前回の本科との展示の際は見たし?
ぶっちゃけると、今回の話は、そっちが主題じゃない。
そのオンラインゲームのキャラと刀派が同じのが、徳川美術館にはあるわけだ。
ノリで言うなら、市川海老三以外に、市川蟹四郎も所蔵してると思ってもらえばいい。
つか、徳川家康って地元の村正派はもとより、貞宗派好きねぇ、知る範囲でも、各数口持ってるもん。
んで、今回のメインの貞宗さんちの銘無しくんが、いつぞや、私が徳川美術館に行った際に見た子だ。
他に何点かいだけど、そこは問題じゃない。
今風流行な女子にしては少し野暮ったい二十歳そこそこの女の子二人。
控えめに言って、お世辞にも歴女って風じゃない。
はっきり言うなら、多少野暮ったくても美術館じゃなくて、洋服屋にいたほうがしっくりくる子達だった。
化粧と香水ごってりだったし。
以下、固有名詞以外はまんまな流れで。(チベスナスマイル)
「ねぇねぇ、ゆっこ、これものっしー?」
「えー、違うよ~、名無しじゃん。」
「なら、いらないや、次行く?」
「そうだね、も~調べてからくれば良かった。
ほんばも、ずおも常設してくれればいいのに~。」
「ホントホント、ケチだよね!」
「とっとと栄行く?」 みたいな会話して奥に行ったわけだ。
要約すると、「物吉じゃない貞宗見る価値ないし、とっとショッピング行く?」な会話だ。
ものっしーは、たまに聞く“物吉貞宗”のあだ名。
とりあえず、銘無しの貞宗くんは横に置いといて。
美術館で、ごってり化粧&香水はねぇわ、とか。
(10メートル離れてもはっきりわかる。)
(安っちい奴だ、私もたまにつけてるが、ちょっと良い奴を一滴二滴って感じ?或いは、和紙栞にだ。)
一万歩譲って香水はいいとして、化粧品、特に二十歳そこそこが買うような奴でそこまで匂う場合、かなり厚化粧じゃないと無理だろう。
(顔はしっかり見てないけど。)
後、美術館では静かにって基本だよね?
(10メートル離れても ry)
名無しじゃなくて、無銘だ。
(無銘刀って、ゲーム内でも結構いる。
大倶利伽羅とか獅子王とかも、一応無銘刀のくくりだっての)
んで、問題の貞宗くん。
詳しくは、ググって欲しいですけど。
貞宗派ってのは、基本的に無銘です。
エピソード(徳美の物吉くんがそれ)や茎にある亀甲紋から、銘がつくのがある(トーハクの亀甲貞宗がそれ)ぐらいでそれはかなり稀なんです。
だけど、六百年は残ってる子です。
そして、刀は、実用品。
同田貫兄弟制作の胸糞エピソードは分投げても、使われて折れてなんぼなんだわ。
んで、展示の貞宗くんも残った子なわけで、名前が無くても、九十九神ってるんですよねぇ、当然。
黒髪に不思議な色合い鋼色に緑を溶かしたような色で、ゲームの貞宗派のように白い衣装、軍服っぽい詰め襟だった。
ぶっちゃけるなら、刀剣擬人化オンラインの物吉貞宗の衣装の装飾違いって感じ?
脇差しか打刀だったしね、ロイヤルな感じだった。
同じゲームの粟田口寄りというか、物吉貞宗が正妃の息子でそっちの方が王位継承順位が高い正統派王子なら、正妃の従姉妹で側室の息子で王位継承順位が低くて異母兄弟を軍人として支えて身を立てようとする王子様な感じだ。
あくまでも、雰囲気はだけど。
ノリなら、ずおばみ物吉が中学二年生ぐらいなら、高校一年ぐらいな印象かなぁと。
堀川くんや青江と同じぐらい?と言うか。
「悪いねぇ、同類が。」
『アンタは関係ない。
……って話せてる?』
『うん、今は少ないけどそっち側と話せる能力はあるよ。』
『そっか、んでも、アンタは関係ないじゃないか、さっきの連中と。』
『うーん、残念ながらね、私も彼女達と同じゲームでここに来たわけだ、まぁ、この時期にしか来れなかったってのはあるからね。』
『元々、アンタはこっち方面好きだろ?』
『はい?』
『三回目だろ、来るの?』
『よく覚えてるねぇ?
前来たのかれこれ十年は前だ、連れてきてくれた叔父貴の関係で足が遠くなってたし?』
『面影あるし、本体じゃなくて俺達に目を合われせた童は少ないからな。』
『そうか、なら、この能力も無駄じゃないか。』
『本当に、珍しいな。』
『うん?なかなかに生き難いだけだよ。
今の貴方の姿も同じでね。』
『それが付喪神と言うものだよ。』
『でしょうね』
『まぁ、縁が合えば、また会えるだろうけど、あんまり長く立ち止まるもんじゃないぜ?』
『そうですね、ではまたいつか、無銘の貞宗さん』
最後に付け加えるなら、十年前に会った彼は、裃姿だった、とだけ。
一応、刀剣擬人化ゲームが恩寵 もらたらしてますがね。
分母が大きい分、ドクズが目立つようです。
作中で触れなかったですけど、国宝とか重文ってのは、一年で決まった期間しか展示できないの。
ケチとかじゃねえのよ?
後は、死ぬまでに、小夜左文字と御物組がみたいなぁ、と思うぐらいです。
かつ、入場者らいくな徳美が「審神者(刀剣擬人化ゲームプレイヤー)お断り」(意訳)に乗り出しそうって時点で危ないかもにゃあ? と言っておこう。
粟田口神社は正式に出したらしいし?




