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まえがき
亡霊とはこの世にとどまる死者の魂のことを言うが、その正体は電磁的構造体である。
人間の感情は脳が発する微弱な電気信号によって生み出される。亡霊は何らかの未練を抱えてこの世にとどまっているわけだから、思念体として存在し続けるためには、電気的活動パターンの再構成が必要になるものと考えられる。
一般に霊が現れると電気がチカチカしたりラップ音が鳴るが、それは電気ノイズが影響しているからであって、妙な寒気を覚えたり頭が重くなるのも、電磁波によって体内の神経系に干渉が生じて自律神経が反応するからである。




