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第2話:担任、給食に謎のゼリーを混入する。確定で

「本日ノ給食ニ、“宇宙栄養ゼリー”ヲ混入シsiシタ」


担任は給食当番の前で堂々と発表した。銀色のパウチから、どろっとした蛍光ピンクのゼリーが給食のスープに注がれていく。


「おい!それ絶対、体に悪いやつやろ!」


俺の隣のハルカが半泣きでスープを見つめる。スプーンですくうと、ゼリーが自己主張してブルブル震えていた。


「安心シテくダsAイ。味ハ“プリンアラモード”風味デス」


「なぜスープにプリンアラモードを……?」


恐る恐る一口飲んでみたら、意外と美味しかった。というか、普通にプリンアラモードだった。なぜそれがスープの中で成立するのかは不明だが、担任の技術なのか、宇宙の法則なのか……考えると負けな気がした。


「ちょっと……これ、家でも作れるかな……」と、意外にもハルカが真顔で言い出した。


「やめとけ!そんなもん、地球のキッチンで作ったらレンジが爆発するわ!」


「実験用レシピ、配布シマス」


担任はノートの切れ端に謎の文字列を書いて配り始めた。明らかにアルファベットでもカタカナでもない記号だらけで、もはや暗号か召喚呪文。


「ちなみに、それヲ間違ッテ読むト、テーBUるガワーぷシマス」


「おい、給食の場で次元の扉を開くな!!」


案の定、真面目に音読した杉浦くんの机が「ボンッ」と音を立てて消えた。次に戻ってきたとき、机の上には謎の魚のぬいぐるみが乗っていた。どこに行ってたんだ。


「次回ハ、かレーriceニ“宇宙梅干し”ヲ入レマス」


俺たちの胃袋は、すでに地球圏を離れ始めていた。

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