透波瑠達のバレンタイン
103話は、クラスメイト紹介だと言ったな?
あれは嘘だ。
って言うのは、嘘で実はまだ終わっていなくて、バレンタインになっちゃった…というか、すぎちゃってたのでこれを急いで書きました。
クラスメイト紹介は今日にでも終われば投稿します!
ちょっと、お待ち下さい!
あと、僕はチョコを貰っていません!
ま、男子校なんで!
2050年2月14日 月曜日
透波瑠は、この日…とても困っていた……
何故なら、
「きゃー!」
「透波瑠せんぱーい!」
「透波瑠くーん!」
「まってくださぁーい!」
「とまってぇー!」
学校の女子中の5分の2程の数の女子が追いかけてきているからだ―――
ことの発端は、幼馴染みの女子達が透波瑠達(幼馴染み達)にチョコを渡したから始まった。
ちなみに、それは朝に行われたが…今は放課後である。
あと、昨日は撮影が忙しくて、家にいなかった。
どうでもいいけど、天剣 リリナちゃんってすごくないですか?
まず、アイドルでしょ?
さらに、僕(北斗)とあの番組の撮影でしょ?
それで、義理チョコくれるんだぜ?
あの時、光陰もいたからちょっと…怖かったけど、バレてないからすべてよし!
なんてことを、朝に考えていたら深海がちょっと殺気?を出しながらチョコくれた。
毎年もらえるんだけど…深海のチョコとか、幼馴染み達のチョコって結構凝ってるんだよね。
本命なのかな?
本命であれば、まぁ嬉しいんだけど、本人に本命かどうかを聞くなんて僕がチキン過ぎて出来ないし…(ただのヘタレでは?)
「透波瑠せーんぱーい!…いました!…こ、これ…よかったら…もらってください…ほ…本命です…」
なんて、現実逃避をしていると…折角隠れていたのに見つかってしまったみたいだ。
「え、えぇーと、僕が好きなのは、みっ、深海だからさ、ごめんね!」
逃げる。
ってか、あの子やったなぁ?
なんで、大声を出しちゃうかなぁ?
しょうがない…逃走だ!
◇12分後…
「せーふ!せぇーふ!見つからずに裏門まで来れたぜ!」
徹底的に隠れながら、なんとか裏門まできた。
これでなんとか…
「透波瑠?ふぅ…よかったぁーやっぱりここにきたわね!」
「あ、朝日ねぇ!高校は終わったの?」
「いや、私も逃げてきたの。透波瑠も毎年だね。あ、ちょっとまって?…はい、チョコどうぞ!」
「ありがとう、朝日ねぇ」
朝日ねぇは、僕の姉じゃない、幼馴染みだ。
一個年上だから、呼び方は朝日ねぇだ。
朝日ねぇは、いつも元気いっぱいって感じだよ。
年上なのに、可愛さを感じるってどう言うことだろう?
「朝日ねぇ?優菜ねぇは、どうしたの?」
「あー…優菜はぁ…そ、そろそろいるんじゃないかなぁ?」
あれ?朝日ねぇが元気ないぞ?
これは、あれだな…なんかやってるな?
「…あ…あっ…透波瑠………朝日…騙したの?」
優菜ねぇは、僕を見つけると近づいてきて、朝日ねぇを見つけると、猜疑の目を朝日ねぇに向けた。
優菜ねぇは、人見知り…で、朝日ねぇと同い年。
何故か、優菜ねぇも可愛さを感じる。
なんでだろ?
「あ、あははっ………だ、だって!優菜の方が帰るの早いからずるいじゃない!」
「むー…それは、反論できないから何も言わないけど、優菜を騙したのは問題だよ…あ、はい!透波瑠!チョコだよ」
「ありがとう、優菜ねぇ」
と、会話をしているとリリリリリと、僕のARモニターが鳴り出した。
あ、電話…
げ!?深海からのメールがすごい溜まってる!
そうして、電話に出ると、内容は『早く帰ってきなよ!どーせ、朝日ねぇと優菜ねぇからチョコ貰ってたんでしょ?』だった。
なんで、分かったの?
深海は、エスパータイプなのかな?
「あー、えっと、二人とも?僕、早く帰らなきゃいけないからいくね!」
「「あっ!」」
猛ダッシュで、家に辿り着いた。
もう息は切れ切れだ…
「はぁ…はぁ……深海のやつ…どうしたんだ?」
荒い息をしながら、僕は玄関を開け―――――
「お兄ちゃん!おかえり!」
たら、妹が抱きついてきた。
とりあえず、
「星河、ただいま!」
あー、星河かわいーなぁー…
自慢の妹って感じだよぉ…
というか、星河をどこの馬の骨とも知らん奴に嫁にやりたくない!
……はっ!これが娘が嫁に行く父親の気持ち…?
って、何やってんだ僕は!
一人芝居して!
…あ、気づいたら星河がずっと僕に抱きついたままだ。
「あ、あの、星河?そ、そろそろ、離してくれないかな?」
「むー!ヤダ!だって、離したら深海ねぇさんと会う気でしょ!」
「くっ…妹が強い…妹の成長を実感できるのは嬉しいが…」
「ちょっと、透波瑠!シスコンもそこらへんにしときなさいよ!あと、星河ちゃんも私の透波瑠を離して!」
うおう!?深海さんいたんすね!?
僕は、あの師範じゃないから気配ではわからないなぁ…
「嫌ですぅ!私が離したら、お兄ちゃんに抱きつくのは、深海さんじゃないですか!」
「いいじゃない!それで!透波瑠は、私のものなのよ!このブラコンめ!」
「ふーん!いいんですよーだ。私はブラコンですもんねー、せーっかく、お兄ちゃんの隠し撮り写真がまた増えてしまったというのに…」
「くっ…それを言われると何も言えない…」
え?なんで、二人とも喧嘩してんの?
僕が気配ってどうやったらわかるのかを考えてる間に何があったの!?
「ちょっ、ちょっと、落ち着いて!二人とも!喧嘩はよくない「「これは、喧嘩じゃない!(です!)口論だよ!(です!)」」…口論は、口喧嘩って意味なんだけど!?」
あ、もう、二人とも聞いてないや…星河の抱き着きも収まったし、取り敢えずこの状態は無視して、僕の部屋に行こ…
僕の部屋に行き、制服を脱ぎ、家着を着る。
はぁ…落ち着くぅ…家着を着ると落ち着くなぁ…
そして、僕はしたの喧騒を無視して、VR機器を起動し、装着する。
そして、僕は『月夜之下』を選びログインする。
すると、アシストAIとなった華月が近づいてくる。
「あ、透波瑠!96時間ぶり!」
「いや、4日ぶりって言ってよ」
「だって、現実じゃ1日、24時間ぶりでしょ?時間で言った方が多いからどれだけ私が待たされたかわかるよね?」
「そうだけどさ…って…本当に申し訳ありません…じゃなくて!僕は、学校なの!」
「ははは、透波瑠…チョコをどうぞ♡」
「まさかの口移し!?何しようとしてんの!?華月!?」
「ええー!?」
「じゃあ、ちょっとまって貰ってはおく…じゃっ、じゃあ、冒険にでよう!」
そうして、ゲーム内時間で4時間ほど戦い続けた。
ログアウトをする直前に、僕のアバター(名前は黄昏満月)に話しかけてくる人物がいた。
それは、光雷陰ようは光陰だ。
「ねぇ、黄昏満月?このアイテム貰ってくれない?あげるね!じゃあね!」
「え?肯定も否定も関係なく譲渡されたんですが?は?」
アイテム名は…
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烈火楂古聿 希少:八
烈火の如き、火の力が込められたチョコレート
食べると、すごく甘いミルクチョコレートの味がする。
火炎攻撃上昇:爆 60分
作者:光雷陰
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は?なにこの、エグい効果…
希少度は…八……八!?
やべぇ…
明日にでも食べておこ。
よし、とりま、家行ってログアウトしよ…
そして…
「お兄ちゃん!チョコをどうぞ!」
「ありがとう、星河」
星河からチョコを貰い、夕飯を星河と深海と菫と玲奈と良太と躑躅と桃花と一緒に食べて、躑躅からチョコを貰い。
色々あって…今日は終了した。
あぁ、今日も良い一日だったなぁ!
学校での死の鬼ごっこさえなければ…ね…
今日の裏話
風雷「透波瑠?バレンタインって、楽しいものだっけ?」
透波瑠「違うでしょ…辛いものでしょ?」
風雷「ああ…(チョコがもらえなくて)辛いよね」
透波瑠「分かってくれるか?(毎年毎年追いかけられて)辛いよね…」
会話のすれ違い……んんん!裏話は以上です!
この小説、裏話を面白い、もっと読みたいと思った方…ブクマ、評価よろしくお願いします。
できるならば、誤字報告などもよろしくお願いします!




