第75話 『ヤマメと桜』
どうも、神夜晶です
今回はヤマメです
あんまりヤマメの口調って分からないので
期待はしないで下さいね?
でわ、どうぞ~
キスメが来て数日が経った
その間に霊夢や紫などが来て昼御飯や晩御飯を集りに来ていた
ちょくちょく、上海や蓬莱も来るようになったようだ
そして、現在は布団に入り料理本を見ていた
「今日の、お昼は何にしましょうか……♪」
桜は楽しそうに料理本を見ていた
毎日毎日、飽きもせずに料理をするというのは大変だ
しかし、桜は飽きもなく苦もなく作っている
桜は誰かの為に作る料理が楽しくて仕方ないのだ
故に苦がなく、楽しく作れている
桜は料理本を一枚一枚、捲っていく
その中で気に入ったのがあったようだ
「焼きそばですか……
少し気になったので作ってみましょうか」
桜は、焼きそばを作ってみる事にした
具材があるかどうか、確認して作れそうなので作り始めた
「先ずはフライパンに油を引いて……
次に、お肉を切って炒めます……
お肉に火が通りましたら、野菜ですね
人参、玉ねぎ、ピーマン、レタスを入れて炒めます
火が通りましたら、そばを入れます!
ある程度、炒めましたらソースで味を付けて完成です♪」
桜は数十分で焼きそばを作った
手順を間違う事なく簡単に作ってしまった
桜は茶を用意して食べようとした
しかし、その時……
「……?」
桜は食べようとしたのだが
目の前にスキマが開かれた
桜はスキマに注目し誰か来るのか見た
そして、数秒後にスキマから一人の少女が下りて来た
キスメみたいにズドン!という激しく落ちてはいない
普通にストッ!と軽い音だけで済んだようだ
落ちて来た少女は辺りを見渡し桜を見つけた
「お、この前の宴会の子じゃないかい?」
「えっと……」
桜は誰か分からなかったので苦笑して首を傾げていた
その表情と行動に少女は「あぁ」と小さく呟き納得していた
「悪かったね、自己紹介してなかった
私は黒谷ヤマメって言うんだ、宜しく!」
「はい♪
私の名前は神呪桜と言います
此方こそ宜しくお願いします!」
「キスメも数日前に此処に来たけど
どうだった?
あの子、根暗じゃなかったかい?」
「あはは……
そうですね、少し表情が貧しかったですけど
最後の方で笑ってくれましたので
とても嬉しかったです」
「うん、その話は聞いてるよ
桜は凄いね~
あの子は人見知りは激しくてね
笑うって事は殆どないんだ
それをアンタがやってくれた
本当に感謝しているよ」
「いえいえ、そんな……」
ヤマメは桜に頭を下げた
キスメを少しでも変えてくれた
それだけでヤマメは嬉しかった
親友であるキスメが良い方向に変わった
それを見て、ヤマメは桜に礼が言いたかったらしい
しかし、桜は顔の前で手を振って戸惑っていた
それから、二人は一緒に御飯を食べる事にしたようだ
桜が用意してる中でヤマメが桜に質問した
「けど、良いのかい?
私の分まで貰っちゃって」
「はい、大丈夫ですよ
私は一人暮らしですので
一人で食べるより、誰かと食べた方が美味しくなりますから♪」
「そっかそっか」
「はい」
ヤマメは何処か優しそうな表情で微笑んでいた
桜も嬉しそうに微笑んでいた
それから、桜がヤマメの分を用意して「いただきます」をし食べ始めた
「うん、美味しい」
「それは良かったです!」
「味付けもバッチリで
野菜と肉に確りと火が通ってるし
麺の固さも申し分なし
言う事なしだよ」
「ふふ、有り難うございます」
桜はヤマメに褒められて嬉しそうに礼を言った
ヤマメも心の中では「真面目に美味しい……」と呟いていた
それから、二人は食事を終えて話し合っていた
「それで、キスメがさ~」
「そうなのですか……
ふふ、ヤマメさんはキスメさんの事が好きなんですね」
「そうだね
好きというよりも放っておけない感じかな
何処か頼りないというか
守ってあげたくなるオーラが出てなかったかい?」
「そうですね、守ってあげたくなりましたね」
「そうだろう?
だから、放っておけないのさ
(まぁ、桜もそうなんだけどさ
アンタも私が居る限りは守ってやるさね)」
「どうしました?」
「いや、何でもないよ
それで、キスメがね?」
「はい♪」
二人は楽しそうにキスメの話題を話していた
楽しさで時間を忘れたのか、気付いたら夕方だった
ヤマメは紫にスキマで送ってもらった
帰る際に「また来るよ!」と言っていた
桜も「はい!」と嬉しそうに返事をしていた
どうでしたか・・・?
う~ん。。。微妙w
最近、微妙なのしか掛けない。。。
もう引退時かな~(´・_・`。)・・?
でわ、また次回に><




