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東方全愛記  作者: 神夜 晶
呪い編
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第73話 『宴会と桜』

どうも、神夜晶です


今回は宴会です

さとりメインで書いて行きます(´・ω・`)


でわ、どうぞ~

あれから桜は美鈴が来て博麗神社に連れて行ってもらった

美鈴と会う時に少し反応してしまったが

それでも、美鈴は霊夢から事情を聞いていたのか

それとも、本人の優しさなのか

美鈴は桜を優しく抱き締めて落ち着かせた

桜は涙が出そうになったが、我慢して微笑んでいた

そして、現在は宴会の真っ最中だった

最初こそは桜も少しビクついていたが、段々と平常に戻ったようだ

桜は珍しく一人で食べていた

その時に霊夢が隣に来て話し掛けてきた



「桜、ちゃんと食べてる?」



「はい、食べてますよ」



「それなら、良いわ

あぁ、それから……

あっちに居る集団が異変の主よ

挨拶したかったらしても良いし

したくないなら、それでも良いわ」



「分かりました

後で話し掛けてみますね」



霊夢に異変の主の場所を桜は教えてもらった

桜は後で話し掛けると霊夢に告げた

それを予想してたのか、苦笑しながら言葉を発した



「桜なら、そう言うと思ったわ

まぁ、何かされたら言いなさい

ボコボコにするから」



「喧嘩は駄目ですからね……?」



「分かってるわ

それじゃ、楽しむのよ?」



「はい♪」



「ん、宜しい」



「ん……」



桜は霊夢に頭を撫でられて気持ち良さそうに目を細めた

霊夢は桜を撫でた後に他の場所へ行った

桜は少し食べた後に立ち上がって動いた

その場に居る殆どの者が桜の様子を見ていた

誰の元へと行くのか気になっているのだ

場が静まり心臓のドクン!ドクン!という音が自然と流れ出す

桜は歩いて……異変の主の元へと向かった

その姿は見慣れている者でも常々思った

「髪の靡く姿が綺麗」と心の中で思っていた

異変の主達は桜に気付いてなかった

しかし、桜が近くに行くと気付いたのか桜を見た

異変の主達は桜の姿が綺麗に思えた

桜は異変の主達が見ているのに気付き微笑んだ

それだけで異変の主達は少しドキッとしてしまった

桜は異変の主達の目の前に座り微笑みながら挨拶をした



「こんばんは♪」



「「こ、こんばんは」」



「「こんばんは!」」



二人は戸惑いながらも挨拶

もう二人は元気良く挨拶をした

そんな様子を見ても桜は笑みを絶やさなかった

異変の主の代表で「古明地さとり」が話し掛けてきた



「あの……すみませんでした!」



「……? どうして、謝られるのですか?」



「霊夢さんから事情を聞きました

私達の起こした異変で貴方が苦しんだようで……」



「あ……その事でしたか

いえ、仕方のない事ですから

気にしないで大丈夫ですよ」



「は、はい……

(笑顔が眩しいですね

その笑顔が心に響きますが

それに負けない位の綺麗な微笑みですね

少し……心を覗いてみましょうか)」



さとりを落ち着かせるかのように優しく語り掛けて微笑んだ

それに対して、さとりは少し頬を赤く染めていた

桜の心を読んでみようと能力を使用して桜を見た



「どうかされましたか?

(顔が少し赤いですけど……熱があるのでしょうか?

無理して宴会に出て来られたのでしょうか……

はっ!? まさか、霊夢さんが無理矢理に……

ですが、霊夢さんは優しい方ですから

病人に対して、酷い事をしないと信じてますし

もしかして、此処が熱いのでしょうか?

でも、今は冬の夜ですし……分からないです……)」



「い、いえ……何でもないですよ

(心の声が相手を心配する声とは……

しかも、色々と考え込む方のようですね

会って間もない私を心配してくれると少し嬉しいですね)」



桜の心を覗いて少しづつ桜を気に入っていく、さとりだった

しかし、そんな事を桜は知らずに心の声が駄々漏れだった



「そうですか?

もし、体調が優れないのでしたら言って下さいね?

無理したら駄目ですよ?

(それにしても、小さい目を持ってますが……

アクセサリーか何かでしょうか?

可愛いですね♪)」



「は、はい……

(まさか第3の目がアクセサリーとは

しかも、可愛い……不思議な方ですね

あ、自己紹介してませんでした)」



「えっと……お名前は何と言うのでしょうか?」



「あ、えっと

私の名前は古明地さとりと言います

宜しくお願いします

貴方達、この子に挨拶を」



さとりが自己紹介を忘れていると桜が話題を切り出した

それに対し、さとりは心の中で「先に言われた」と思っていた

しかし、気を取り直して挨拶をして

他の物にも挨拶をするように声を掛けた



「は~い、私は古明地こいしだよ~

宜しくね!」



「あたいの名前は火焔猫燐

お燐って呼んでね」



「私の名前は霊烏路空、お空って呼んでね!」



「はい、ご丁寧に有り難うございます

私の名前は神呪桜と言います

宜しくお願いします」



「「は~い」」



桜は指を三つ置いて頭を下げた

それを見て四人は「何か良い」と思っていた

桜は頭を上げて気になった事を、さとりに聞いた



「あの、さとりさん」



「なんですか?」



「もしかして……覚妖怪さんですか?」



桜は、さとりに率直に聞いた

さとりは驚愕した表情で

「正体を明かしていないのに何故分かったのか」と思っていた

さとりは桜に真面目な表情で理由を聞いた



「っ!? ……どうして、そう思うんですか?」



「いえ、名前が覚でしたので

後は、その赤い目玉が決め手でした」



「そうですか……」



「後は……小説を読んでたのですが

それと全く似ている第3の目なので

もしかしてと思ったのです」



「そうですか……

そうです、私は覚妖怪です」



「そうですか……

今まで色々と大変でしたでしょう?

これからは皆さんが付いてますから♪

楽しく過ごしましょう?」



さとりは辛そうな表情をしながら答えた

桜は微笑みながら励ました

それを見て、さとりは目を開いて桜に質問した



「あの……貴方は怖がらないんですか?

心を読まれるんですよ?」



「いえ、怖くないですよ?

一つ上げるとしたら……凄いと思いました」



「凄い……ですか?」



「はい、心を読むという事は相手の気持ちを知るという事ですから

相手が何をして欲しいのか分かるという事ですよね?

ですから、好きな方が出来ましたら

何をして欲しいのか分かるので

とても、凄いと思いました

ですが……こんな事を言う資格を私には無いのですけど

怖がられたり、気味がられたりした、さとりさんは

能力を失くしたいと思った事もあるでしょうから

簡単に凄いとか羨ましいとか言わない方が良いのでしょうけど

ですが、それを踏まえた上で私は凄いと思います」



「ふふふ……変わった方ですね」



桜の言葉に衝撃を受けたのか

さとりは来た時よりも表情が柔らかくなっていた

それを見た他の三人が驚きながらも何か考えていた



「(お姉ちゃんが……心を開いた……

今まで無かったのに……

この子には何かあるのかもね

私達、覚姉妹を変えてくれる何かが

これから面白くなりそうだね~)」



「(さとり様が心を開いた……

今まで私達が何を言っても余り変わらなかったけど

それを、この人間がしてくれた……

この人間は……お気に入りに登録にゃ!

ハッ!? 地霊殿にお持ち帰りしたら

さとり様が喜ぶかな……?)」



「(うにゅ~……さとり様が心からの笑顔をしてる

この子には何か特別な力があるのかしら?

むぅ~……私が心を開きたかったけど

でも、開いてくれただけでも良いかな

これからも、もっとも~っと、さとり様に笑ってもらわなきゃね!)」



従者と妹は姉の事を考えていた

一人は自分の為だが……

それから、五人は宴会の終わりまで仲良く話していた

その途中で萃香と一緒に居た別の鬼の女性が話し掛けてきた

名前を「星熊勇儀」と言うらしく萃香と同じくして鬼の四天王らしい

勇儀とも仲良く話していた

途中で勇儀に「萃香の事は有り難う」と言われた

桜は「?」となったが、恐らくは萃香の心を開いた礼だろう

そして、宴会も終わり各々が帰って行った

どうでしたか・・・?


微妙でした;;

地霊殿のメンバーの口調って、これで良いのかな・・・?


でわ、また次回に><

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