第64話 『桜と新たな出会い』
どうも、神夜晶です
今回は・・・遂に緋想天の方に入っていきます
まぁ、桜は戦いませんけどねw
今回は短いです・・・
誰が何と言おうと短いです!!
でわ、どうぞ~
諏訪子が来てから約半年以上の月日が流れた
桜は特に変わる事はなく
背や髪も同じだった
変わった事と言えば桜は10歳になっていた
そして、桜の言った通りにならば
この呪いは生きて15歳程度だ
当然ながら、早まる事だってさえある
しかし、桜の場合は異変で反応しているので
もしかしたら、15年以上生きるかもしれないのだ
あくまで予想だが……
現在の桜は何をしているかと言うと……
「ふぅ~……衣替え完了ですね
着物が多くて畳むのに苦労しましたが
これでやっと終わりました」
現在は居間で冬物の着物を仕舞っていたようだ
高価な着物が多く下手な畳み方では台無しになってしまうので
注意が必要なのだ
しかし、そうさせない為にも桜は母親から学んだ独自の畳み方で
皺などを作らないようにしたのだ
その方法は謎だが見た目も綺麗で皺も作らないらしい
この方法を編み出したのは桜の母親らしい
「ふふ、お母様の編み出された畳み方は偉大ですね
本当に……」
桜は母を強く思い物思いにふけていた
しかし、直ぐに深呼吸をして落ち着いた
「直ぐに悲しい雰囲気になるのは私の悪い癖ですね
直さなくては……」
直ぐにネガティブになるのを何とか止めるように決意した桜だった
その後に洗濯した服を畳んでタンスにしまい込んで
昼食の準備に取り掛かった
「今日は何を作りましょうか……」
桜は料理本を見ながら考えていた
ある項目で目に止まり、桜は薄く微笑み作ろうと決めて調理に掛かった
「これなら、今ある材料で出来ますし
私でも簡単に出来ますね♪
早速、作りましょう!」
桜は料理本をテーブルの上に置いて作り方を見ながら材料を用意した
まな板を置いて桜は材料を洗い包丁で切っていく
トントントントントン!
包丁のリズミカルな音だけが木霊していく
それから、桜は手際良く作っていき完成させた
「肉野菜炒めの完成です!
ふふ、お母様の大好物だった料理ですね
あの頃の私の初めての料理でしたっけ……」
桜は過去を懐かしく思い微笑んでいた
どうやら桜が初めて作った料理はコレらしい
肉と野菜を炒めたシンプルな見た目と味付けだが
しかし、籠められた思いは誰にも馬鹿には出来ないだろう
桜は肉野菜炒めだけでなく、他の料理も作っていき
食卓が鮮やかに並んだ所で桜は食べようと席に着いた
そんな時に……
コン!コン!
「ご、御免下さい……」
「は~い
何方でしょうか?」
突然の来訪者で桜は首を傾げていた
桜は椅子から立ち上がり玄関へと赴いた
玄関に着き扉を開けると其処に居たのは……
ガチャ!
「こ、こんにちは
(か、可愛い……
何となくで、この家に来てみましたけど
当たりでしたね……
しかも、私好みの子じゃないですか!
この子が噂の呪いを持つ子ですか……
是非とも天界に欲しいですね!!!)」
「こんにちは……
(綺麗な方ですね~
見た感じ……何処かの使者さんみたいな格好ですが……
もしかして、天界から来られた方でしょうか?)」
桜の自宅へやって来たのは
帽子を被り天女みたいな羽衣を纏った女性だった
その格好を見て綺麗と心の中で呟いていた桜だった
呆けている桜に女性は話し掛けた
「あ、あの……」
「は、はい」
「こ、これから地震が起きますので
注意してください……で、では!」
「え……?」
女性はピュー!という音を立てて逃げるように去っていった
桜は訳が分からないまま首を傾げて固まっていた
それから意識が回復して家へと戻っていった
この出会いが異変の始まりとは知らない桜だった……
どうでしたか;;?
えぇ、衣玖さん来ましたーーー!!
最初から衣玖さんは桜狙いに行きます
でわ、また次回に><




