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東方全愛記  作者: 神夜 晶
呪い編
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第41話 『月の姫と桜』

どうも、神夜晶です


気付いたら40話ですね~w

初めて40話まで書きましたよ(´・ω・`)

これからも頑張らねば!


今回は家具やです

あ、間違えた・・・輝夜です


輝夜も変態化するかも・・・?

書いてみてですね・・・w


輝夜の永遠と須臾の臾が漢字で出ないw

面倒くさい能力持つんじゃないよ・・・(´・ω・`)

しかも、能力余り分からないしで(;´・ω・)

ま、まぁ・・・能力を出さなければ。。。グハッ!!( ゜∀゜)・∵.


でわ、どうぞ~><

永琳に診察(笑)されてから数週間が経った

桜は母親の事を再び思い出してしまったが

余り過去を気にしないようにした

気にしてしまうと前に進めなくなる

今は前だけを見て未来へと進もう

その思いを胸に未来だけを見る事にした桜だった

そして、現在は小説を読んでいる所だった



「……」



パラ!パラ!と一枚一枚ゆっくりとページを捲っていく

辺りにはページを捲るだけが響き渡る

桜は何時になく真剣な表情で小説を見ていた

その小説のタイトルは

「神々の黄昏~ラグナロク~」という小説だった

何故か、この小説が目に入り読んだという感じだった

この小説は紫が外の世界から手に入れてくるのだが

桜の自宅には未読の小説が山ほどあった

読んでも読んでも切りがないので

桜は少しばかり困っていた

しかし、その反面で嬉しさがあった

自分の為に何かをしてくれる

それだけで胸にグッ!と来るものがあり

何時も何時も泣きそうになるらしい……



「神様も争いをするのですね……

人々だけでなく妖怪も神様も……

「この世界は美しくも全てを受け入れるのよ

それはそれは、残酷な話ですわ」でしたっけ?

紫さんが私に教えてくれた言葉でしたね

ふふ、確かに全てを受け入れて下さりますね

こんな醜い私でさえも受け入れてもらえるのですから……」



桜は少し過去を思い出してネガティブ思考になっていた

しかし、何時までもネガティブになっていては

母親に顔向けが出来ない

桜はネガティブ思考になりそうな時は

母親を思い出しポジティブになろうと今しがた決心した

桜は時計を見ると針は11を刺していた

それを見て桜は御飯の用意に取り掛かる事にした



「もう、こんな時間ですね

集中してると時間が経つのは早いですね

お昼御飯を作ってしまいましょうか」



桜は布団から、ゆっくりと立ち上がり

台所へと歩いていく

料理本のレシピで何かあったかを鮮明に思い出して

どれにするか悩んでいた

桜は「決めました!」と言い食材を用意し始めた



「今日は生姜焼きというのに挑戦してみましょう

お肉は、まだまだ苦手ですが

味が付いていれば大丈夫な筈です……」



桜は昼食を生姜焼きにしようと決め

肉と慣れた手付きで切っていく

フライパンを予め準備しておき

その中に切った肉を入れていき味を付ける



「余り甘くてもいけませんね……

少し苦味が欲しい所ですが

それは野菜で補うとしましょう」



桜は肉が程なくして完成し

次に野菜を取り出して水洗いをし水気を切り

まな板に野菜を置いてザクッ!という音をさせて切っていく

と、此処で桜は神業を見せた



「えいっ!」



シュン!

何かが通るような音が鳴った

その音と同時に野菜は一瞬の内に千切りになった

桜は料理をしていく中で

どうしたら野菜を早く切れるのだろうか?と

常日頃から研究しているのだ

その研究の成果が今、出されたのだ

桜が考えた、その神業の名とは……



「一瞬切り!です!

……自分でやってて恥ずかしいですね(カァァ)

もうやらない事にします……」



桜は包丁を持った手で上に掲げて

持っていない方の手を腰に当ててポーズを決めながら言った

自分でやってて恥ずかしかったらしい

今、この瞬間だけのポーズなので

今後、見れる事はないだろう

桜は気を取り直して料理を再開した

と言っても後は野菜を盛り付けるだけなのだが

桜は思考を変えて面白い野菜の盛り付けにした

楕円形の皿に先に肉を敷いた

先に肉を敷いて、その上に野菜を盛り付けた



「名付けて『楽しく野菜を食べましょう!』です!

……少し微妙な気がして来ましたけど

もう、これで良いですね……

作っていたら丁度良い時間ですね

早速、頂きましょう」



そう言い桜は食べ始めた

しかし、食べようようとした矢先に

誰かが玄関をノックした

コン!コン!



「御免下さ~い」



「は~い

何方でしょうか?

とても綺麗な声の方でしたけど……

お待たせするのも忍びないですから

行きましょう」



桜は持っていた箸を置いて

ゆっくりと立ち上がって玄関へと向かった

桜が玄関を開けると、其処に居たのは……



「ふふ、こんにちは」



「こ、こんにちは……

(綺麗な方ですね~

大和撫子の言葉が、お似合いの方ですね

しかも、私と同じ着物で

あの着物は確か……最高級の着物だった筈ですね

“私と”同じ着物を使用されてますね

あの着物の名前は確か○○でしたね

この方は何処かの、御嬢様でしょうか?)」



玄関を開け其処に居たのは着物を着た女性だった

そして、桜が最初に目に付いたのは容姿だった

容姿は、とても綺麗で大和撫子が似合っている女性だった

その次に目に付いたのは着物だった

自分と同じの着物を着ている

それだけで何かと共感が出来た

目の前の女性も桜をジッと見つめ

その後に服装を見た

服装を見て微笑みながら桜に話し掛けた



「貴方も私と同じのを着てるのね……

ふふ、意見が合いそうね」



「は、はい……(カァァ)

あの……貴方は……?」



桜は女性に微笑みながら話し掛けられ赤面していた

それを女性は「ふふ、可愛いわね」と思っていた



「あぁ、ごめんなさいね

私は蓬莱山輝夜

この前の異変の主よ」



「貴方が異変の主さん……

ふふ、随分と綺麗な方が異変の主ですね♪」



「っ!?

(なぁぁぁ!何て可愛い子なの……

この私が手玉に取られたわ

いや、それ以前に私を見る目が他の男と違う

女としてじゃなくて蓬莱山輝夜として見ている

こんな人間は何百年ぶりかしらね?

ふふ、久し振りに興味が出て来たわ

面白い人間が漸く出て来た……と思っても

昨日、永琳から聞いたけど

この子は呪い持ち……

寿命は10~15年と聞いたけど

それを一生懸命に生きている

毎日毎日を大切に大事に生きている

妹紅が怒るのも無理ないわね

私も異変前に、この子と知り合えば

異変を起こさなかったでしょうね

まぁ、過ぎた事は悔やんでも仕方ないわ

今を大切にしなきゃね……)」



「どうかされました?」



桜は気にしてやってはいないが

気付かぬ内に輝夜に仕返しをしていた

桜が綺麗な方と言い輝夜は顔を赤くして目を大きく見開いた

それから輝夜は心の内で色々と呟いていたが

桜が無言の輝夜に話し掛けた

輝夜は元の表情に戻り桜の言葉に微笑みながら首を振り答えた



「いえ、何でもないわ

実はね? 私、お昼まだなのよ

何か余ってないかしら……?」



「あ、それでしたら

今から私も、お昼ですので

一緒に食べられます?」



「良いの?」



「はい、折角来て頂いたのですから

御一緒に、どうですか?」



「それじゃ、お言葉に甘えちゃおうかしら」



「はい♪

中へ、どうぞ!」



「えぇ、お邪魔するわね」



「いらっしゃいませ♪」



「ふふ、有り難う

(ヤバイわね

永琳が性格を崩壊させるのも分かる気がするわ

こんな可愛い子が居るなんてね~

普通の人間なら見た目を気にするんだろうけど

私達となると、そんなのはどうでも良くなる

呪い持ち? アルビノ?

そんなのを気にするのなら

ドブにでも身を投げ出せって感じね

こんな良い子を私が苦しめた……ね)」



輝夜は話題を変えて昼が無いかと聞いた

それを桜は微笑みながら一緒に食べようと誘った

輝夜は誘われて一緒に御飯を食べる事にした

それを聞き桜は喜んでいた

輝夜は桜を見て少し感情的になっていた

二人は玄関で靴を脱ぎ台所へと向かった

輝夜は椅子に座り、桜は輝夜の、お茶を用意し始めた



「輝夜さんは、お茶は大丈夫ですか?」



「えぇ、お茶は大好きよ」



「ふふ、分かりました」



桜は一応、輝夜に好きか嫌いか聞いた

輝夜は笑顔で好きと言い

桜も笑みで分かったと答えた

数分後に、お茶が用意出来たので

二人は食べる事にした

因みに桜が自分の分を半分にして輝夜に分けたのだ

それを輝夜は心の中で「優しいわね~」と思っていた

二人は同時に「いただきます」と言い食べ始めた

分かってはいると思うが、最初に輝夜が食べた



「……(もぐもぐ)」



「……

(どんな、評価が出て来るのでしょうか……

辛口な評価でも良いので欲しいですね)」



「ふふ、美味しいわ」



「ほ、本当ですか?」



「えぇ、嘘偽りなく美味しいわよ

そうね、敢えて言うならば

肉は脂身が気にならずに美味しいし

野菜と肉の相性も抜群で良い感じね

この新鮮な感じが出てる野菜も文句無し

うん、100点満点よ♪」



「そうですか……

ふふ、嬉しいですね♪」



「こんな私の意見で喜んでくれるなら良かったわ

(何て可愛い子なの……

確かに、うどんげと違って

何時もより真面目に答えたけど~……

どうやら喜んでもらえたみたいね

あぁ、本当に可愛いわね

真面目に欲しくなって来たわ

今日の帰りに攫っちゃおうかしら?)」



輝夜は先程と変わらない笑みで感想を言ったが

確りと料理を味わい桜に感想を告げた

それを聞いた桜は目をパチクリさせていたが

直ぐに微笑み喜んだ

それを輝夜は微笑みで誤魔化してはいるが

心の中は少し壊れていた

その後も二人は楽しみながら食べて

夜まで着物の話しや永琳と妹紅について話し合っていた

輝夜は夜飯も食べて行きニコニコしながら帰った

途中で妹紅に会って「気持ち悪い」と言われたが

笑顔で桜の事を話したので妹紅は「……」と無言のまま少し切れていた

優越感に浸ったまま輝夜は自宅まで帰って行った

因みに食後の話し合いで輝夜は確りと桜に謝罪をしていた

どうでしたか・・・?


輝夜・・・キャラ崩壊したかな?

余りしてないけど、良いかなw


次回は、再び・・・もこたん編です


何をネタにしよう・・・

取り敢えず、また次回に><

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