7月 (下旬)
遅っ!
花火大会
今日、友達と花火大会を観にいきました。とある川をに沿って、花火を総数四千発も打ち上げるそうです。楽しみです。
花火大会。
このような催しを友達と参加するのは初めてです。……友達と話していて気付いたことがあります。ウチは、他の家庭と比べてどうやら厳しい家庭のようです。なんだかんだいってまあまあ悪くはない、と言っても良い訳でもないと思います。
どんなのかと言いますと、間食は基本的駄目でした。最近は少しずつ緩んできています。夜は絶対に九時までに布団に入らねばなりませんでした。これ、鉄則。食べ物で好き嫌いをしてはいけませんでした。「嫌い」と言えば好きになるまで食べさせられ「好き」と言えばどんどん食べさせられました。お小遣い制度はあるのにゲーム機は買ってはいけませんでした…………。
きりがないのでここら辺にて。
大会会場までは地下鉄で移動。集合時間より30分前に集合場所に到着する僕。うける。
さて、『大会』という名は伊達ではなく、開始二時間前なのにも関わらず物凄い人の量です。
交通機関がここまで混雑するとか堪忍して欲しいです。
特に、根暗で人混みが苦手な一昔前のタイプの引き籠もりである僕にとって、このような場は試練といっても過言ではないです。
ま、戯言ですけど。
友達と合流し、乗り込むことに。ここに来て問題発生。僕の背中に浴衣を着ている女性の胸が!!!!
という夢をみたんだ…………というオチではなくガチで!
学校では「動くHENTAI眼鏡」という称号(?)を所持している僕ですが、実はなんてことはなく、ただのヘタレなんですよ。
いつもなら「やべwwwちょwwwまじでうけるんですけどwww」と草を生やすかもしれませんが、テンパります。主に下半身の意味で。暴走します。主に下半身の意味で。
あかん、これはあかん!
と思い友達の襟を引っ張り僕の位置と強制チェンジ。「ぐぇ」とか聞こえない。
よし、これで、大丈夫だ。
…………
七月下旬はこの花火大会しか投稿出来ませんでした。すみません。
言い訳ですが、夏休みに入りましての講習、部活、ゲーム三昧でして、気付いた頃には爆睡している状態でありまして。・゜・(ノД`)・゜・。
活動時間の三分の一が講習。三分の一が部活。三分の一は自由時間(登下校、食事etc.etc.を含む)。かなりハードな生活です。つまり、ゆったりゆら~と小説を書く時間がないのですよ!
と、結局、なにを言いたいのか分かりませんが、とにかく眠いのですよ。あなたが今一番欲しいものはなんですか、と尋ねられたら絶対に睡眠時間と即答するね。
ここまでが日記。
これからが「現実+フィクション過多」の小説。
…………
今日、花火大会を観にきている。つまり、ここは花火会場。
打ち上げる総数は四千を超えるとのことで、通行止など道路状況にまで介入するほどの大々的な催し物なんだ。
なんて、まるで毎年花火を観に来ているような物好きではなく、ただ単に友達からの受けおりなんだけどね。
俺が思うに、人は、特に日本人という人種は花火が大好きなんだと思うんだ。昔から花火セットとかはスーパーで売られているし、あと浴衣と線香花火のマッチングは素晴らしいと思う。特に、髪を纏め上げてうなじが少しだけかおをだすのが特に! と、個人的な意見はどうでもよくて、話が逸れたね。
まぁ、今日の花火大会に参加している人達はみんな、各々事情こそあれ、花火が好きなことには変わりがないはずだ。
そして俺も大好きだ。線香花火もさることながら、打ち上げ花火も大好きだ。身体の奥深くまで響くような大きな音、振動がたまらなく好きだ。一瞬で儚く散り散りになるも、その刹那の瞬きが好きだ。
楽しみで仕方ない。
振り返れば、友達は携帯電話のカメラ機能を動作させ、きちんと撮れるか確認していた。写真撮るのね……うん。
確かに、写真は動画とは違いその一瞬一瞬が絵画像として記録される。その前後を想像させてくれる。そして思い出としてアルバムの中で輝きは褪せることなく、心の中で輝き続ける。
写真、最高。
そういえば、僕の父さんもカメラが大好きな人だと思います。確か、大学の頃は写真部に所属していたとか(笑
さて、花火大会まであと少し。人はジャンジャンわんさかとやってきます。
左を向けば友達。右を見れば小学生くらいの女の子。後ろを確認すると紅い髪のオバン。前方には親子連れ。
……千とか二千ではきかない人数ですよ。多分、万を超えているのではないでしょうか。
つい先程まで青かった空も暗くなり始め、絶好の花火日和(?)となりまして。ワクワクドキドキと胸が高鳴りを告げます。
ドンッ!!
きっと、開始の合図。拍手の波が押し寄せる。頬に熱が帯びる。呼吸が荒ぶる。歓声が上がる。視線を上へ。打ち上がる花火。
「綺麗……」と、彼女の声。
あ、別に僕はお付き合いはしていませんので。勘違いなさらないように。
次々と舞う刹那の煌めき。燦々と散々になる炎。
僕は、今日この日のことを少なからず高校生でいる間は片時も忘れることはないと思って。
ダレてきたので終了します。