銀河系
太陽系を出て後ろを見ると、太陽が星に見えた。
地球で見るのとはまるで違う。
必要で大切なものなのに、今は夜空の星にしか見えない。
「このまま、銀河系の外へでる? それとも、中心部へ行く?」
「うーんと。中心部へ行きたい!」
「では、期待に答えて。中心部へ、ゴー」
中心部へ行くにつれ、星の数が増えてきた。
このまま、星同士がくっついてしまうのではないかと、思うぐらいに近づいてきた。
あれ? 変だな速く動いているようにも見えるけど。
「ねえ、もしかして、今星達は速く動いてない?」
「そのとうりよ。この先もっと速く動くわよ」
云われたとおりに星はもっと速く、動き始めた。見ていると、動いて行く方向が同じ方向だと云うことにきずいた。
「星の行く方向がもしかして中心部なの?」
「そうよ!」
星はもっと加速しはじめた。
そして、中心部にたどり着くと、思ったら、突然真っ暗になった。
「どおして、真っ暗になったの?」
私はサラに聴いた。
「それはね。星達が人の目では追い付けないぐらいの速さで、中心部に飲み込まれているからよ」
「飲み込まれているの? どうして?」
「中心部にはブラックホールがあって、何もかも引き寄せて飲み込んでいるの」
「ブラックホール?」
私にはピントこなかった。
「ブラックホールは、この宇宙を浄化して元の宇宙に戻そうとしているのよ」
地球だけではなく宇宙にも浄化作用をしているものがあったのね。
「でも、元の本当の宇宙ってどういう宇宙なの?」
「それはね………後で。今は他の場所も見てみましょう。私の住んでいる星とか」
意味ありげな笑いで、そう云った。




