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夢飛行  作者: ひなつ
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土星の環

環の中に入ると、中は岩や氷などがあり、ヤッパリこんなものかと想った。

遠くから見るのと中に入って見るのとでは、大違いだった。


「最初土星は双子星だったのよ」

と、サラが話始めた。

双子星? それがどういう事なのか私には解らなかった。

「そもそも、双子星って何?」

と、私はサラに訊いた。

「双子星と云うのは………」

サラが説明を始めた。

双子星と云うのは、同じ軌道上に星が2つあることをいうのよ。


例えば、太陽を挟んで反対側にあるとか。

大きさは、ほぼ同じで、地球と月の様に互いに引き合いながら自転をしながら、公転をしている。

みたいな感じの惑星のことを云うのよ。

私は「へー、そうなんだ」と、想った。


土星にも月と同じような惑星があって。大きさは土星の半分位で、ある日隕石が衝突して、粉々になってしまったの。

土星の重力が強かった為、砕けた惑星の欠片は離れることなく土星の回りを回り始めたの、最初は全体に散らばっていたけど、速い回転と強い重力の関係から、段々と変化して、今の形になったの。

そして、環の大きさは回転による遠心力(重力よりも遠心力の力の方が大きいため)で、大きく広がっていて、今でも広がっているのよ。


あと、月もそうよ。

地球から少しずつ離れているの。何万年か後には地球から離れていってしまうの。

もしかしたら、太陽の重力に引き寄せられて太陽の回りを周るかも、惑星が一つ増えるかもしれないわね。


私達は土星を離れた。

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