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椅子  作者: 井伊空佑
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地図に無い島

太平洋の海に浮いた島があった。

地図にはそんな島は無い。

大発見だと思い上陸した。

人間はいるだろうか。

辺りを見渡していると


「一体なんでしょうか。

あなた達はなんなんです?」


若い女性が出てきた。

それに応じる。


「私達は探検隊です。

捕鯨が出来る新たな海を探していたら

偶然ここにたどり着きました。」


「そうですか。少しの間なら歓迎します。」


そして村らしき所へ行った。

村の人達は歓迎してくれた。

夜になると儀式が始まった。

儀式の踊りはクライマックスをむかえ、

その後に縛り付けられた

首の無い白人の死体が運ばれてきた。

そして。その死体を村人は食べた。

人食者の集まりだったのだ。

子どもも大人も嬉しそうに食べている。

船長は吐き気を覚えた。

船長も含め船員達は

その白人を食べなかった。

翌朝。

船長達は島を出ようとした。

村人達は支度を手伝ってくれた。

早く国に帰ってこの島のことを伝えなければ。

島を出る時、金属音のようなものが聴こえた。

その途端、船長含め船員達は

その島を忘れてしまった。

そして振り返ると地図には無い島があった。

大発見だと思い上陸した。

あれ?船員が少し減ったような気が…。

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