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【DOMESTICS】音楽雑誌『BAND STYLE』特集記事  作者: 宮地拓海


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TRACK8.『二番目の恋』

『二番目の恋』

動画リンク https://youtube.com/shorts/TNEFcd7dw28

挿絵(By みてみん)


――こちらが、冒頭でお話のあった“シークレットライブ”の模様を撮影した映像ですね。


篠原(Ba):そうですね。

久世(Vo):すごく楽しかったよね。

桐生(Gt):めちゃくちゃ動いてたよな、二人とも。いつも以上に(笑)


――高揚感が躍動感に変換されたという感じでしょうか。


桐生(Gt):篠原のテンションが凄かった。

篠原(Ba):俺はいつもノリノリだよ。

久世(Vo):いや、あんなに腕を振り上げている篠原は初めて見た。

桐生(Gt):お客さんのパワーが凄かったからね。

篠原(Ba):久世も、足、すげぇ上がってたしな。

桐生(Gt):蹴られるかと思った(笑)

久世(Vo):蹴らないよ!(笑)


――非常に盛り上がったライブだったようで、1stアルバムの手応えを感じられたのではないでしょうか?


桐生(Gt):手応えというか、単純に嬉しかったよね。盛り上がってくれて。

篠原(Ba):みんな、初めて聞く曲ばっかりなのに。

久世(Vo):でも、撮影した『二番目の恋』は二回目だったよね。


――一度演奏し、撮影用にもう一度演奏したんですか?


久世(Vo):そうそう。コール&レスポンスがあるから、そこだけ一回練習して(笑)

桐生(Gt):「映像に残るから、盛り上がってね!」って言ってたよな(笑)

篠原(Ba):「筋肉痛になるくらい盛り上がって!」ってな(笑)

久世(Vo):でも、盛り上がってくれたよね。

桐生(Gt):想像以上に。

久世(Vo):多分、みんな筋肉痛になったと思う。

篠原(Ba):ねぇよ(笑)


――こちらの曲もそうですが、久世さんの歌詞には年上の女性が多く登場する気がします。憧れがあるのでしょうか?


久世(Vo):いや、憧れというか――

桐生(Gt):あるじゃねぇか。

篠原(Ba):ありまくり。


――お二人はよくご存じなんですか、その……久世さんの恋愛観というようなものを。


篠原(Ba):全部見てきてるからね。

桐生(Gt):逐一報告してくるし。


――それは、非常に信頼されているんですね。


桐生(Gt):初恋の相手も知ってるしね。

久世(Vo):うるさいな!


――高校で出会われたんですよね? それで初恋は、ちょっと遅いような?


久世(Vo):初恋じゃなくて、初彼女です。……何でこんな話してんの?

桐生(Gt):いいじゃん、読者さんも興味あるって。

久世(Vo):絶対ないよ!

篠原(Ba):俺、あの話好きだな。動物園の悲劇(笑)

久世(Vo):もういいよ、その話は!


――すみません。少々気になるのですが……? 差し支えなければ。


桐生(Gt):差し支えはないです。

久世(Vo):なんでお前が決めんだよ!?

桐生(Gt):みんな知ってるし。

久世(Vo):全国区の話じゃないよ!


――有名なんですね。


桐生(Gt):同じ高校の連中は全員知ってる(笑)

篠原(Ba):文化祭でバンドやって、そしたら目立つでしょ? ボーカルなんて、特に。で、告白されて彼女が出来たんだけど、文化祭中は俺らずっとバンドやってたから時間取れなくて、文化祭が終わった翌日、初デートに行ったんだよな?

久世(Vo):俺に振るなよ。絶対話さないよ。


――デートはどちらに?


桐生(Gt):動物園。

久世(Vo):なんでお前が言うんだよ!?

桐生(Gt):こいつ動物園大好きで、象とか見たら、二時間くらいその場から動かなくなるの。


――二時間ですか!?


桐生(Gt):それで、初デートでそんなだから、彼女が怒っちゃって、象に見入ってるこいつに、「私のこと好きなの!?」って聞いたの。

篠原(Ba):そんなこと、聞かせちゃダメだけどな(笑)

桐生(Gt):そしたらこいつ、「好きだよ。でも、象さんの方がも~っと好きです」って。


一同:(爆笑)


久世(Vo):だから、それはこいつの捏造だって! 気付いたらいなかったんだから。

篠原(Ba):いなくなるまで気付かずに放置すんなって(笑)

久世(Vo):いや、でも、象が可愛くて。

桐生(Gt):だから、象さんの方がもっと好きなんだろ?

久世(Vo):それは言ってないから!


――大変興味深いお話をありがとうございました。その苦い経験から、自立した大人の女性への憧れが強くなったのでしょうか?


桐生(Gt):話題の軌道修正がすごい!

篠原(Ba):プロですね。


――恐縮です。


久世(Vo):まぁ、でも、男も女も、自立した人が素敵だなって。

桐生(Gt):なんだ、そのまとめ。

篠原(Ba):プロじゃないな。

久世(Vo):プロじゃないし!





ライブの興奮を語っていたはずが、いつの間にか高校時代の思い出話へ。

話題は脱線し続けたものの、そのやり取りからは三人の仲の良さが自然と伝わってきた。

付き合いの長さが生み出す空気感も、DOMESTICSの魅力のひとつなのだろう。



『二番目の恋』

動画リンク https://youtube.com/shorts/TNEFcd7dw28

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