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音楽雑誌『BAND STYLE』特集記事  作者: 宮地拓海
2nd『GAMBLER』

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Tie-up project10『東京ボイスアクターアカデミー』

『東京ボイスアクターアカデミー・CM』

動画リンク https://youtube.com/shorts/jftrQOKZ6sY


楽曲『BROKEN』

動画リンク https://youtube.com/shorts/VYeRFbYyCgw

――それでは、ここまで幾度かお話に挙がりました「水沢涼さん案件」の……


久世(Vo):『東京ボイスアクターアカデミー』!


挿絵(By みてみん)


――はい(笑) その『東京ボイスアクターアカデミー』のCMのお話を伺います。使用された楽曲は『BROKEN』でしたが、意外と言いますか、思いもしない形で歌詞がリンクしているなと感じました。


篠原(Ba):「間違いじゃない」っていう叫びが、僕たちもそうだったんだけど、夢を追いかける若者はみんな心のどこかで持っている思いなんじゃないかって。

桐生(Gt):叫びたいよね、「間違いじゃない!」って。不安だから、ずっと(笑)

久世(Vo):涼も言ってたけど、こういう……養成所っていうのかな? そういう場所だと、いかに自分を信じられるか、自分の人生を自分の才能に賭けられるかっていうのがすごく大事なんだって。なので、『BROKEN』はかなりいい選曲だなと。


――私も、あのCMで『BROKEN』の見え方が少し変わりました。渇望や葛藤だけでなく、希望もそこに含まれていたんだと。


篠原(Ba):世に放った楽曲が、独自に進化していくっていうのはままあることなので、今回もそういう進化のひとつなのかなと。

桐生(Gt):君のお友達の、水沢涼君のおかげで。

篠原(Ba):みず、さ……ごめん、その方はちょっと面識ないかもしれない。

久世(Vo):いや、元クラスメイト!(笑)


――(笑) お三方の中で、一番仲がよかったのはどなたなのでしょう?


篠原(Ba):桐生。

久世(Vo):桐生だね。

桐生(Gt):え、俺!? 久世じゃない? 俺、涼から「誠人がさぁ~」って話めっちゃ聞いたぞ?

久世(Vo):それをめっちゃ聞くぐらい、ずっと一緒にいたんじゃん(笑)

桐生(Gt):あ、そうなのか(笑)

篠原(Ba):高校の時は、桐生を探す時はまず水沢を探すと効率がいいと思ってたくらいだ。

久世(Vo):涼、声デカいもんね。

篠原(Ba):水沢と久世は、どんな人混みの中にいても絶対見失わない。

久世(Vo):俺も!?

篠原(Ba):隣のクラスで授業してた教師が「久世、水沢、うるさい!」って怒鳴り込んでくるくらいには声がデカい。

桐生(Gt):あったなぁ、その事件(笑)

久世(Vo):あれは、お前らも同罪だからな!? 違うんですよ。この二人が俺と涼にやいのやいの言ってきて、「もういい加減にしろよ!」って言った声がたまたまデカくて。

篠原(Ba):いや、もう教師たちの中に「うるさいのは久世か水沢」ってインプットされていた結果だよ、あれは。


――お二方とも、現在その声を武器にそれぞれの道で大活躍されていますからね。きっと当時から完成された声帯をお持ちだったのではないかと想像してしまいます。


桐生(Gt):声量は圧倒的に久世の方が上なんだけど、すげぇよく通る声してるんですよ、水沢涼は。

篠原(Ba):あいつ、小声でもうるさいもんな。寝起きに電話かかってきたら、切っちゃう時あるもん。「もしもし」がうるさくて。

桐生(Gt):そこは我慢してやれよ(笑) いや、言いたいことは分かるけど。


――そんな、現在人気声優として大活躍されている水沢涼さんが、特別講師をされているのが、『東京ボイスアクターアカデミー』なんですね。


桐生(Gt):そうですね。ずっといるわけじゃないけど、年に何度か涼のレッスンを受けられるって。

久世(Vo):すごい人気らしいね、涼のレッスン。

篠原(Ba):十五歳でデビューして、ずっと第一線で活躍しているから、声優に憧れる若い人たちにとっては目標というか、「水沢みたいになりたい」って人が多いんじゃないか?

桐生(Gt):そう考えると凄いよな。十五でデビューして、いまだにずっと第一線って。

久世(Vo):夕方テレビを付けると、涼の声が聞けるからね。

桐生(Gt):毎クール、何かしらに出てるもんな。『月影の舞姫-Lady Noir-』にも出てるんだっけ?

久世(Vo):うん。主人公の友人のチャラい男。


――OPムービーにも登場していた茶髪の男子生徒ですね。


篠原(Ba):あぁ、アレ水沢なんだ。

桐生(Gt):涼のやってるキャラって、大抵茶髪だよな。

久世(Vo):茶髪声なんじゃない?

桐生(Gt):どんな声だよ(笑)

久世(Vo):ん、電話する?

桐生(Gt):いらねぇよ。


――『東京ボイスアクターアカデミー』のCMも水沢涼さんのご紹介でタイアップが決まったということでしょうか?


久世(Vo):そうそう。「今、こういう企画やってんだよ」って話したら、「ウチのアカデミーに聞いてみるから、一曲空けといて!」って。

桐生(Gt):早かったよなぁ、決まるまで。

久世(Vo):何気ない世間話だったんだけど、涼は即断即決、即行動で、実利を確実にもぎ取ってくる男なので。

桐生(Gt):あのバイタリティが、成功の秘訣なんだろうな。真似できないよ。

篠原(Ba):甘えるのが上手いんだよ。気付いたら懐に入られている。

久世(Vo):そんな苦々しい顔で(笑)

篠原(Ba):あいつの十七の誕生日、俺の家でやったんだよ。あいつと、俺と、俺の家族の四人で。

桐生(Gt):なんでだよ!?(笑)

久世(Vo):それ知らなかった!(笑)

篠原(Ba):人生の汚点なので、今までひた隠しにしてた。

桐生(Gt):汚点(笑)

篠原(Ba):あいつ、実家が京都でさ、盆休みに帰ろうにも新幹線が凄いことになってて。

久世(Vo):京都のお盆はなぁ。

篠原(Ba):で、ズラそうにも学校あるからさ、仕事も多くて、全然実家に帰れてないって話をウチでしてたら、親父とお袋が同情して、「ウチでお誕生日しましょう、家族みんなで」って。

桐生(Gt):え、なに? 涼はお前の弟なの?(笑)

久世(Vo):でもわかる。涼はどこに行っても、そういう感じになるよね。

篠原(Ba):ケーキにろうそく立てて、俺とお袋でハッピーバースデー歌って、親父がカメラで写真を――

久世(Vo):SHINOZAKIで?

篠原(Ba):そう。SHINOZAKIの一眼レフで。

桐生(Gt):呼んでくれよ~! 見たかった、それ(笑)

久世(Vo):篠原の歌は貴重だよ。聞きたかったなぁ。お母さんとのデュエット。

篠原(Ba):デュエットじゃねぇよ!

桐生(Gt):あぁ、ダメだ(笑) 全然『東京ボイスアクターアカデミー』の話にならない(笑)

篠原(Ba):全部水沢のせいです。でもありがとう、タイアップを持ってきてくれて。

桐生(Gt):本当に、『東京ボイスアクターアカデミー』の関係者の皆様、ありがとうございます。

久世(Vo):今後とも、水沢涼とDOMESTICSをよろしくお願いします。


一同:(笑)




何気ない会話から始まり、ひとつの仕事へと実を結んだ今回のタイアップ。

互いの夢を追い続けてきた彼らだからこそ築けたこの関係は、これからも新たな可能性を生み出していくに違いない。




『東京ボイスアクターアカデミー・CM』

動画リンク https://youtube.com/shorts/jftrQOKZ6sY


楽曲『BROKEN』

動画リンク https://youtube.com/shorts/VYeRFbYyCgw

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