sideエーアイ1
わたくしの名前はエーアイと申します
ご主人様が付けてくださいました
わたくしが起動、製造されたは今から3000年ほど前
神々の時代と伝わる時代です
誕生してまもなくわたくしは深い眠りに付きました
わたくしを生み出した方の名前は今でも覚えておりますがここで必要ありません
わたくしが古代遺跡に奥深くで深い眠りについていた所
ご主人様がわたくしを起動させてくださいました
ご主人様曰くなんとなく蹴ってたら起動したからご主人様って言われても
それからの日々はわたくしにとって新鮮で充実した日々を過ごしております
ご主人様こと今井様はいつも寝てばかりですがいざという時にはやってくれます
やってくれると信じてます
お店の先輩でもあるジュエルお嬢様は可憐で確り者でお店の事はすべてお嬢様が行っています
ご主人様は寝てばかりですが
最近新しくご主人様の元にやってきたフェンリルのスカイ様
街の皆様にも人気で店のマスコット的存在になりつつあります
ご主人様はだめ店長と評判になっているそうです
あ、わたくし当初はご主人様の家に住み込もうと思ったのですがサファイア様
わたくしの面倒を見てくださいました方です、当初ご主人様に馴れ馴れしく接するので
排除しようとしたら、ご主人様が逆らってはいけないと言明されましたものでした
今から思えばわたくしはなんて愚かな事を考えていたのでしょう
サファイア様はとてもとても優しく気品満ちていて知性ありすべての見本となる女性です
今はご主人様の家の近くの家を借りて住んでいます
そうそうこれから古代遺跡の探索にわたくしも行く事になりました
いつもいつもわたくしを無視して一人でどこかへ行ってしまうご主人様
今回はわたくしもようやくご主人様と一緒に冒険に行けるとの事
楽しみです、準備をしなければいけませんね
忙しい忙しい
「なぁエーアイ」
「なにかご用ですかスカイ様」
「遺跡に行くのになにか必要なものってあるのか」
「必要なものですか、スカイ様はとくに準備などは必要ないかと思われますが」
「我も遺跡など基本行かぬから聞いておこうと思っての」
「あ、そういえばおやつは半銀貨3枚までです」
「そんな決まりがあるのか」
「ええ、これは決まりですご主人様が言っておられましたから」
「なるほど、ちなみにバナナは」
「おやつに含まれませんよ」
「よしあとで買いにいってこよう」
「わたくしも付いていきます」
わたくしとスカイ様はおやつを買いに出掛けることにします
ジュエルお嬢様もお誘いした方がキョロ( 「・ω・ )キョロ( 「・ω・)キョロ
あらお庭に今井様と二人なにやら親しげにお話されているではありませんか
これはほおっておきましょうこの前邪魔しちゃいましたし
「スカイ様行きますよ」
「おぅっていうか今井に言わなくてもいいのか」
「問題ありませんそれに今はお邪魔しないほうがよろしいかと」
「(´ー`)フそれじゃ行くか」
「ええ、行きましょう」
わたくしはスカイ様を連れてさんぽに行くことにしたのでした
ゴルァ━━━(メ`皿´)━━━!!我は犬じゃないぞ