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71 親衛隊の隊長です

「でね、ミリッサ。もう一人、紹介します」

 ふむ、参加者はまだいるのか。


「メイメイ」

「はい」

「ん?」

「私の親衛隊の隊長です」

「……」



 こちらの驚きをよそに、ハルニナが着席を促した。

 この会がなんなのか、まだ話してくれない。


 それになんだ?

 懐刀?

 親衛隊の隊長?


 なんなんだ?


 ハルニナ。

 メイメイ。

 君たちはいったい……。



 聞きたい気持ちが膨れあがっているが、二人ともどことなくよそよそしい。

 そしらぬ顔。

 とはいえ、こちらも、男たちの手前、うろたえたととられる態度は見せられぬ。


 部屋の中央。大きなテーブル。

 白いクロスが掛けられて、中央に盛り花。

 肘置き付きの木製チェアが八脚、取り囲んでいる。


 ハルニナに目をやれば、座って、と微笑む目で促される。

 じゃ、メイメイ、ちょっと聞いていいか……。

 だがこちらも、椅子を引いて、どうぞ、と目でサイン。



 結局、メイメイと並んで座ったものの、前の背広男の視線が気になって落着けない。


 ぎごちなく始まった食事。

 武闘派グリーンも参謀ヘッジホッグも、口を開かない。

 晩さん会? というほどに、肩が凝る。


 静かだ。


 最初に出されたスープのカップが震えないように、慎重に口に運んだ。

 一口飲むと、幾分落ち着いて、前の二人と、主人席に座ったハルニナを見比べた。



 PHとは。

 パーフェクトヒューマン?

 ルアリアン?

 マニフェストとは。

 頭にこびりついた疑問がまた頭をもたげてくる。


 席順と話しぶりから見て、ハルニナはこの二人の男の上席であることは明白。

 懐刀とも言った。

 メイメイは親衛隊長……。



 組織?

 どんな?

 なんの?


 やばくないか?


 そして、とんでもないことに気づいた。

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