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異世界落胤セラ ~ポセイドンに捨てられた俺は、救うたびに誰かを溺れさせる~  作者: マーたん


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第5話

登場人物


―第五話:ヨーダン VS エドワド4世―



三神凌牙


異世界へ送られた一般男性。

神々の戦いに巻き込まれ、徐々に“セラ”の記憶と同期していく。



ヨーダン


ポセイドンの兄。

海神級の力を持つ超越存在。


セラを“弟”と呼び、異常な執着を見せる。



エドワド4世


海上帝国の王。

国家と民を守るため、ヨーダンと真正面から激突する。



ポセイドン


海を支配する神。

ヨーダンの弟であり、危険性を理解している。



クロガミ


LOOP世界を観測する存在。

戦況を見守りながらも、管理者介入を警戒している。



カグラ


未来視とLOOP感知能力を持つ少女。

ヨーダンの出現に強い不安を抱いている。



管理者


世界崩壊加速を開始した超越存在。

神々の戦闘エネルギーを危険視している。



用語


海神流・断海


ヨーダンが使用する超高位海神戦技。

海そのものを断ち割る。



王海式・海皇雨


エドワド4世の奥義。

無数の海槍を一斉展開する広域殲滅技。



WORLD COLLAPSE ACCELERATION


管理者による世界崩壊加速現象。

高エネルギー戦闘によって進行する。

第五話


―ヨーダン VS エドワド4世―


海上帝国。


中央海域。


空は黒く染まっていた。



巨大な“目”。


ノイズ。


崩れる世界。


管理者の監視。


その中心で。


二人が向かい合う。



ヨーダン


そして。


エドワド4世



海が震える。


空気が裂ける。


ただ立っているだけで。


世界が耐えきれていない。



離れた場所で。


三神凌牙 は固まっていた。


「いや怖すぎるだろ……」



その横。


クロガミ がポップコーン食べてる。



三神。


「なんで観戦モードなんだよ!」


クロガミ。


「絶対巻き込まれたない」



その瞬間。


ヨーダンが一歩踏み出す。


海面崩壊。


轟音。



「どけ」


低い声。


圧だけで艦隊が沈み始める。



エドワド4世は動かない。


王として。


ただ真正面から睨み返す。



「断る」


静寂。



ヨーダン。


「……死ぬぞ」


エドワド4世。


「王とは」


「民の前で退かぬものだ」


空気が張り詰める。



クロガミ。


「うわ真面目モード入った」


三神。


「茶化すな!!」



次の瞬間。


ヨーダンが消えた。



三神。


「は?」


遅れて衝撃。


ドゴォォォォン!!


海が縦に裂ける。



エドワド4世が蒼剣で受け止めていた。


火花。


空間破壊。



「速っ……!」


三神が見えない。


人間の領域じゃない。



ヨーダン。


「海神流――」


蒼い水流が腕へ巻きつく。



「断海」


振り下ろされる。


巨大斬撃。


海を真っ二つに割る。



エドワド4世。


「甘い」


蒼剣解放。


無数の海槍が空へ浮かぶ。



「王海式――」


静寂。



「海皇雨」


一斉射出。


空が蒼で埋まる。



激突。


超爆発。


空間崩壊。



離れた城まで吹き飛ぶ。


三神。


「死ぬ死ぬ死ぬ!!」


クロガミ。


「せやから離れとるんや」



その時。


ポセイドン が現れる。


彼は戦場を見て顔をしかめた。



「兄上」


「本気を出すな」


ヨーダン。


「無理だ」


次の瞬間。


ヨーダンの背後。


巨大な海神の幻影。


世界サイズ。



三神。


「まだ強くなるの!?」


クロガミ。


「兄弟喧嘩で世界壊すタイプや」



エドワド4世が剣を地面へ突き刺す。


海上帝国全体が光る。


結界展開。



「余が倒れれば」


「国が滅ぶ」


その目。


王の覚悟。



ヨーダンは少し黙る。


そして。


静かに言った。



「……羨ましいな」


空気が変わる。



「守るものがある王は」


一瞬だけ。


ヨーダンの瞳が悲しそうだった。



だが次の瞬間。


空が割れる。


巨大な“目”。



管理者


完全顕現。



空に文字。



HIGH ENERGY DETECTED

WORLD COLLAPSE ACCELERATION



クロガミ。


「はい最悪」


三神。


「お前絶対楽しんでるだろ!?」

―ワールドトライト―


場所。


謎の闘技場。


広すぎる。


星まで見える。



中央リング。


巨大モニター。



WORLD TRITE

世界滅亡級デスマッチ開幕



実況席。


もちろん。


クロガミ



「さぁ始まりました!」


「世界を滅ぼす空間のデスマッチ!」


観客。


謎の神々。


ざわざわ。



リング左。


ヨーダン


リング右。


エドワド4世


二人とも殺気がヤバい。



三神。


三神凌牙


「止めろよ!?」


クロガミ。


「無理や」



その時。


ルール説明。


巨大モニター表示。



・リング破壊OK

・空間崩壊OK

・世界半壊までセーフ



三神。


「アウトだろ全部!!」



ポセイドンが頭抱える。


ポセイドン


「兄上……」



さらに。


特別解説席。


ララガミ


「何で私まで呼ばれてるの」



クロガミ。


「視聴率要員や」


ララガミ。


「最低」



ゴング。


\カァァァン!!/


瞬間。


リング蒸発。



三神。


「開始1秒だぞ!?」



ヨーダンとエドワド4世。


空中激突。


宇宙まで吹き飛ぶ。


星揺れる。



観客。


拍手。



クロガミ。


「ええ試合やなぁ」


その瞬間。


空に巨大な“目”。



管理者


モニター表示。



運営からのお知らせ

世界崩壊限界を超えました



全員。


「あ」



次の瞬間。


会場爆発。


\ドゴォォォォン!!/



クロガミ。


「本日の興行終了でーす!!」


三神。


「毎回爆発するなこの世界!!」

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