Ver1.11
毎度~お読みいただきありがとうございます
Xアンコモン(AC)
〇アンコモン(UC)
のご指摘早々ありがとうございます一気には無理なんで少しずつ直すということで勘弁してください。
上記修正しました
帰る場所があるのは良い事だ・・・
たとえそれが借り物であろうと一時の宿であろうと・・・
あるべき帰る場所が突然何かで・・・火事でも地震でも借金でも無くなったことがあるものは特にそう思うだろう。
少なくとも自身の簡単な居場所の認識方法なのだから
「いやな・・・宿代タダに目がくらんでつい」
「決断早いな!」
「レアアイテムをあっさりと・・・」
「まあ、良いじゃねえか別にギルドを創るんじゃ無く個人部屋がほしかっただけだし、何よりタダだし?」
言いながら新しくできたシステムのギルド説明欄を流し読む。
こういう時は『速読法』を通信教育でやってた甲斐がある。
更に『記憶術』の応用で全て頭に叩き込んで・・・話をしながら内容を理解していった。
こめかみを『トントン』とクリックするように処理を終える。
その間話し合い今回の関係者全員とフレンド登録した。
中にはギルドに加入したがる者(桜花とか)もいたが、まだどんなモノにするかも定かでないので、後日名前等が決まってから改めて連絡するという事にした。
「それじゃあ一段落着いたところで解散さっき言ったように訓練場に一度行く事を皆にはお勧めする。 オレたちは報酬を貰いに受け付けだな」
「「おう!」」
「初めての報酬楽しみですね」
「あ、言っとくがスキルで上げたいモノをメインに持ってきとけよ」
「なんで?」
ぴこが不思議そうな顔で聞いてきたが、そうか・・・最初だから知らないのか。
「クエストの報酬がメインスキルのレベルアップかもしれんからだ」
『ええ!?』
解散しようとしてたメンバーも含めて驚いていた。
「・・・なんでそんなに驚くよ? お前らはクエ受けてたんだろ?」
「いや、受けてたけどよ・・・経験値と金は入るけどスキルLVアップのクエは見てないんだ。 ・・・なあ政十郎さんは今1LVだよな? 俺が見えてるくらいだし」
カリバーンが言うにはLVは上の者は下のLVが見えるらしい。 逆にオレからはPT組んでるやつら以外見えない。
「そうだが? そういえばオレが受けたクエは20越えたがスキルLVと金は増えたが経験値は全く入らなかったな」
「ええ!? 20って・・・じゃ、じゃあスキルLVは・・・?」
やけに皆目をむいて驚いてるが・・・ああ16倍速の訓練場でのクエストばかりだから数は多いのか?
「30超えてほとんどはLV3いってるぐらいかな? 融合スキルに至ってはLV5~6相当だっけ」
『!!?』
「何で?って顔してるから予想だけどいいか?」
数人が『コクコク』と頷くので
「恐らくだが・・・クエはフィールド等で行う討伐や採集は経験値が街の中で完結するのはスキル経験が報酬になるんじゃねえかな・・・チェーンクエは判らんがスキルLVは上がったな」
「そんな・・・俺達の速攻で狩りして専用の武器スキルLV2ぐらいなのに・・・」
「あ、わたしは素手と足の格闘4LVはいってるよ~」
エイシャはそれなりに上がってるようだ
「どうやら格上の敵を倒すと経験値の上がりも多いようだ」
と、ライズが補足してくれた。
「あ、そうそう、武器スキルは正確に扱うと経験の上がりが早いぞ。 リアルで使い慣れた物があればそっちのが上がりやすいってこった」
「「「普通無えって!」」」
数人のツッコミはあったが桜花とか数人は納得のいった表情をしていた。
「それからエイシャ」
「何?」
「『格闘(体当たり)』『拳闘武器』を訓練所で取得してLV3まで上げてみな。 面白いことになるぞ」
「何々? 面白いことって?」
「やってみりゃ~わかる損にはならんから時間あったらやってみな」
エイシャは「ん~・・・」と少し考えた後にぱっと笑って
「政ちゃんのことだしいいことだよね! わかった行ってみる! ・・・あ、二人ともいいかな?」
「いいですよ」
「PTの戦力アップになりそうだし良いんじゃないかな」
「ありがと~!」
キャッキャとはしゃぐ三人
「オレは訓練所で20以上の武器クエを終わらせてスキルレベルを報酬で上げたんだが訓練所内はLV3以上上がらんらしいから気をつけてな」
そういって皆を送り出した。
「すまん、待たせたな」
そうガイ達にわびる。
「いや、面白い情報が聞けて良かった」
「俺達も報酬貰ったら行ってみるってことになったしな」
「ししょーまた何か教えて~♪」
「まあ、手伝ってくれた礼に少しは付き合うさ」
ぴこの頭をポンポンと手を軽く弾ませる。
「何だか世話になりっぱなしで悪いな・・・」
ガイさんがばつが悪そうにしてるため気にしないよう言っておく。
「気にスンナってガイ。 こういう風に教えてモノにしてもらうのは結構嬉しいもんなんだぜ」
「・・・そういうもんかな?」
「そういうもんさ」
皆笑いあって受付に向かうこのときからこのパーティでの『さん』付けは無くなった。
今回の基本報酬
メインスキルLV1上昇
全アビリティ1上昇
職業スキル1上昇
報酬金額 5S
冒険者ランクF>E
そんなシステムウィンドウが出てきた。
「おお!」
「すげえ・・・イキナリ5000Cの稼ぎかよ!?」
「このクエスト聞いた話より高ランクだったんじゃないですか?」
「そうだね~それにこの報酬一人につきみたいだよ♪」
へえ~チェーンクエストの報酬って結構良いもんだな実質LVが1上がるよりも効果が高そうだ。 後皆に聞いてみるとランクが上がったのはオレだけらしいクエは武器クエも判定に入ってるのかな? ただ惜しむらくは職業スキルをオレが全く持ってないことか・・・あれ?
『特別追加報酬』
そんなアイコンが窓の中にできていた。
「なあ、皆・・・『特別追加報酬』ってアイコン下の所にでてねえか?」
「あ、ホントだ♪」
「ん、あるね、ポチッっと・・・え!?」
押したやつから固まっていく?
「どうしたんだ?」
とりあえず確認・・・ほう・・・
累計ポイント
追加捕縛人数 +6人
制限時間内クリアボーナス 22h
改心自首人数 +5人
追加改心自首人数 +6人
罪科軽減人数 +5人
追加罪科軽減人数 +6人
合計ポイント 50P
採点評価 SS
報酬
ギルドの勲章(ギルドを立ち上げる為のアイテム)
スキル経験LV1引換券
追加報酬金額 50P×100c=5S
クエストクリア最低規定時間3h内Sランクボーナス
Rメインスロットの宝玉【ギルド】(メインスロットを一つ増加)
クエストクリア最低規定時間3h内Aランクボーナス
ACサブスロットの宝玉【ギルド】(サブスロットを一つ増加)
確かにこりゃ凄い報酬だな。
「ほい、受領・・・っと」
『ピロン!』
おなじみのスキル取得音・・・確認はなんか癖になったな
UC『ノービスLV1.00』CS
無職の証 職業に就けない方の補助職業スキル
アビリティが足りないため就けなかった職業も最低でもLV5になれば取得可能になります
最高SLV5までSLV分全アビリティ+1
条件・・・クラススキルを全てOFF状態または取得無しの状態でクラススキルポイントを1LV分取得する
おお、報酬無駄でなかったか・・・筋力、器用、敏捷、精神、知力、信仰、知覚、幸運、体力が全て1LVにつき+1とすれば・・・9。 公式で言われてる他職の上がり具合は7~8。 それに比べればLV5がマックスとはいえ5~10ほどはお得か。
もう一つ『第六感』が4LVに上がりスキルツリー的に『サイコキネシス』『テレパシー』が取得可能になってるが・・・今は保留メイン、サブが一個ずつ増やしたが一旦マスターLVまで何かを上げて余白をつくってからの話だな。
PTメンバーを見るとみんなすげーすげーと大はしゃぎしてる。
まあ、喜んでもらったならこのクエに誘ったかいがあるってもんだ。
その後は約束どうりPTで訓練所倍速×6に入り幾つか指導して皆も多少武器スキルをクリアできた。
「それじゃあ、名残惜しいがそろそろPTから抜けさせてもらうわ」
「ああ、今回はおいしいクエストに誘ってくれてありがとうそれに武器の指導も助かった」
ガイが代表して礼を言ってきた。
「うんにゃ、こっちこそ手伝ってくれてありがとうさん・・・ってもんだ。 それに結果上手くいったが自首させることで失敗ってのもありえたからな。 それを言っても協力してくれたのはオレにとってはお前さん達には頭が上がらんよ・・・って訳でお互い様で良いじゃねえか!」
「がっはっはっは~そうだぜ! ほんじゃあこれからもよろしくな政さんよ」
ダイが豪快に笑ってしめ、ここで分かれることにした。
手を振る皆に手を振り返し新しく手に入れた自室に夜まで休憩を取りにいった。
現在のレギュラースキル
CS
AC『ノービスLV1.00』CS
MSS
UQ『禍福は糾える縄の如し』SW
UQ『ウィークリーラッキースターLVMST』AS
UQ『ドロップアップ オブ ラックキングLVMST』PS
MS
UQ『オールウェポンマスタリーLV4.00』PS(移動時サブ降格)
R『格闘(全身凶器)LV4.00』PS(移動時サブ降格)
R『オールセンスLV5.98』PS
R『両手利きLV4.00』PS
R『第六感LV4.63』PS
UC『ダッシュLV5・03』PS
SS
UC『鉄の爪LV3.00』PS
R『重心移動LV3.00』AS
C『投げLV3.00』PS
R『ツインウェポンマスタリーLV3.00』PS
C『ジャンプLV3・59』PS(移動時メイン昇格)
C『アクロバットLV3・36』PS(移動時メイン昇格)
では、また




