↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
51/54

第51話 作戦決行


 調査隊のメンバーと、攻撃メンバーと、兵器の操縦をしてくれる支援メンバーと、そして、ホノカと。顔を見合わせる。






「じゃあ、レオ」


「「——せーの! 【蒼焔龍】(せいえんりゅう)————」」







 青く、美しく。それでいて荒々しい、俺とホノカが二人一緒にしか生み出せない、巨大な龍が現れた、






 更なる検討の結果、安全性を加味し実態を持つ魔力の塊、つまりは魔法を通して空間に魔力を放出していくことに決めた。


 使う魔法はもちろん、最上級魔法の中でも最も威力が高く、魔力消費量の激しい【蒼焔龍】(せいえんりゅう)である。


 今までは最低限の魔力量でしか運用していなかったが、果たして—— 。









 徐々に龍への魔力量を増やしていく。







 …………まだ、ボスは現れない————。















 ……ホノカ一人で出せる魔力量の限界に達した。しかし、まだ現れない。




















 駄目だ。

 俺とホノカの間での魔力損失が大きい。

 さすがに手だけでは、巨大ダンジョンの生み出す魔力と同等のものは流せない。





「ほのか、ぎゅー、しよっか。もっと、こっちに」




 若干の戸惑いがあるようだが、こっちに来てくれた。


 きっと、魔力不足で頭があまり回っていないのだろう。






「ほのか、これからもっと、もっと魔力ながすよ。いい?」




 俺の胸元にある頭が動く。


 ならば、と。今までのデータを解析してわかった、ボス出現時の魔力の波を再現していく。





「これからちょっとさ、つよめたり、よわくしたり。きつかったら、なにしてもいいから、がんばろうね」




 俺とホノカの魔力をしっかりと混ぜていく。


 繋ぎ目のない、純粋な魔力の方が制御しやすい。


 負担を減らすため、ホノカの全身にしっかりと俺の魔力を循環させ、馴染ませる。











 ……………………あと、十秒。










 ……………………あと、五秒。











 ……………………再現が終わった。



 想定通りなら、あと三十秒ほどで、ボスが出現するはずだ。部屋の奥を注視する。












 指揮車の外部表示板に表示しているグラフが、少しずつ変化し始めた。


「ほのか。おつかれさま。安全なところに行こうか」


「……うん。だっこ」


「はいはい」



 ホノカを指揮車に運びながら叫ぶ。


「もうすぐボスが出現するはずです! 先制攻撃の用意を!!」

「よくやった! 出現地点はおそらく部屋の奥! 魔導砲の魔力充填と解析装置のデータ取得を急げ!」















 その直後。


 部屋の最も奥に青白い光とともにボスが出現した。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。