第36話 アレオも魔法を使いましょう
DUT 342.12.01 10:53:27:14
ユリウスが【輝光】を発動。
敵46体撃破。
DUT 342.12.01 10:53:32.45
ホノカが【轟炎槍】を多重発動。
アレオが【炎鞭】で敵を拘束。
敵13体撃破。
第98層第四回遭遇戦終了。
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「……そうか。本当に、アレオ殿は本当に、ホノカ殿の魔法を使えるのか」
「まあ、そうですね。ちょっとバレると厄介なので、どうぞご内密にお願いしますね?」
「あ、あぁ。もちろんだ」
時を遡ること数時間。
俺はホノカにあるお願いをした。
そのお願いとは「ホノカから魔力を提供してもらっている程で、俺もホノカの魔法を使って攻撃する」というもの。
もちろん、最初はこんなことをする気はなかったんだ。
ただ、センチネルが使えなくなってしまった今、万が一の時の攻撃力が不足している。そこで、非常時は俺も魔法を使うことにした。しかし、いきなり魔法を打ち始めてホノカ以外のメンバーを驚かせてしまっては本末転倒、ということで普段から使おうということになった。
この間ホノカに見抜かれてしまったのだが、俺は魔力も豊富。その上制御の精密さは他の誰よりも正確に行うことができるだろう。
もちろんホノカの魔法であれば全ての魔法、もちろん最上級魔法でも問題なく発動できる。
だが、ここで一つ問題が。普段は「魔法式の構築は得意だが、魔力が少ないため魔法は撃てない」という設定で生活している。さすがにこのくらいでそれを崩すのはあまりにも代償が大きい。
だからこそ、ホノカから魔法を供給してもらっている程で魔法を撃てばいいという結論になった。
思いの外、ホノカはすんなりと受け入れてくれなかった。本人曰く
「私がレオがすごい人なんだって自慢できないからだめっ!」
らしい。なんかよくわからん理由だ。
まあでも、最終的には
「あたしのお願いなんでも聞いてくれるならいいよ?」
って感じで折れてくれたのでよし。
「ホノカさん、すごい魔力あるんですね! 二人分の、しかも上級魔法を支えられるなんて、すごいですね!」
「いやぁ……、まあ、そうですねぇあはは」
「そんなに謙遜しなくても」
「いやー、でもこれは、ねぇ?」
いやこっちに助け求めてくんな。なんとかしてくれ。
一番心配していたのは、魔力供給などなんの副作用もなくできるのか? という疑問を持たれること。実際古代の文献などではかなりの激痛を伴うと書かれている。だから、こんな簡単に、非常時でもない時にやってはいけないことなのだ。本来は。
まあ、俺とホノカがこないだ試したらなんとかできてしまったのだが、それはまた話が変わってくる。
……ともかく、少しでも疑問を持たれ、仮に研究所の魔法研究部に聞かれたとしたら、それはそれは大変な騒ぎになってしまうだろう。
研究所と繋がりのある人間が少なくて助かった。
何はともあれ、これからは俺も攻撃していく。もちろん、記録もしながらの超重労働なのだが…………。
あとがき
いやーなんか、また二週間ぐらい忙しくなりそうです。悲しい。
突然ですがここでクイズ。
〜この作品中で「ホノカ/ほのか」は何個書いてあるでしょうか????〜
① 63回
② 91回
③ 159回
答えは第三十七話で!




