第14話 第97層第二回遭遇戦
「「「…………」」」
戦闘が終了しても、誰も言葉を発さない。
これが現実のことであるか、互いの顔を見合わせながら確認しているだけだ。
「……とりあえず、回復をしたほうがいいんじゃないか? イリナとシズネ、頼む」
「っ! すみませんっ、すぐに! みなさん、ポーションです! 負傷した人はいませんか?」
502体か。記録から予測できる数としては……まだ、マシなほうだろう。
今後もきっとこれくらいの数はよく戦うことになるだろう。慣れていってもらわn。
「⬛︎め⬛︎…、こ⬛︎⬛︎上は⬛︎k⬛︎でく⬛︎」
ん……? 何か聞こえたか?
「なぁ、今、誰か喋ったか?」
「? 私とユリウスが会話してましたけど……?」
「そうか…………。なんでもない。忘れてくれ」
「????」
気のせいだったか。やっぱり俺は疲れているのだろうか? はぁ……。
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<探索記録 大迷宮・調査隊 DUT 342年11月22日>
DUT 342.11.22 10:53:04.64
回復完了。移動および索敵再開。
DUT 342.11.22 11:04:27.22
敵モンスター(種3841)4体を確認。第97層第二回遭遇戦開始。
シズネがマイア、ホノカに【魔力増幅】、【集中強化】、【精密強化】を、ユリウスに【魔力増幅】、【集中強化】、【精密強化】、【鋭利上昇】を、レオンに【俊敏強化】、【剛力強化】、【鋭利上昇】を、タケルとアイギスに【耐久強化】を付与。
DUT 342.11.22 11:04:42:04
レオンが敵2体を切り付け、撃破。敵残り2体。
DUT 342.11.22 11:04:46.63
ホノカが【炎弾】により、残りの敵を撃破。
第97層第二回遭遇戦終了。
※※ DUT 11:04:46.72訂正 第97層第二回遭遇戦継続 ※※
DUT 342.11.22 11:04:46.71
追加の敵モンスター104体確認。戦闘継続。
個体数が多いため、詳しい種の識別が不可能。一個体ごとのHP測定が不可能。
DUT 342.11.22 11:04:51.12
シズネがマイア、ホノカに【魔導の大加護】、【悠久の大加護】を、ユリウスに【天恵の大加護】を、レオンに【瑞剣の大加護】を、タケルとアイギスに【聖循の大加護】を付与。
イリナが【治癒結界】を付与。
DUT 342.11.22 11:04:52.00
ホノカが【灼熱息吹】を発動。敵20体撃破。敵残り84体。
DUT 342.11.22 11:04.52.92
マイアが【氷弾】を多重発動。敵17体撃破。敵残り67体。
DUT 342.11.22 11:04:54.14
ユリウスが【光線】を発動。敵8体撃破。敵残り59体。
DUT 342.11.22 11:04:58.54
アイギスが盾で敵攻撃を防御。
レオンが敵1体を切り付け、撃破。敵残り58体。
DUT 342.11.22 11:05:07.74
ホノカが【炎龍】を展開。
DUT 342.11.22 11:05:08.41
マイアが【凍結】を展開。
敵を凍らせる。
DUT 342.11.22 11:06:09.44
【炎龍】により敵23体撃破。敵残り44体。
DUT 342.11.22 11:06:11.53
ユリウスが敵3体を切り付け、撃破。敵残り41体。
DUT 342.11.22 11:06:15.89
マイアの【凍結】により敵5体撃破。敵残り36体。
DUT 342.11.22 11:06:16.21
【炎龍】により敵17体撃破。敵残り19体。
敵4体が調査隊の進行方向に逃走。敵残り15体。
DUT 342.11.22 11:06:18.69
レオンが敵6体を切り付け、うち4体を撃破。敵残り11体。
DUT 342.11.22 11:06:23.75
ユリウスが【光線】を発動。敵3体撃破。敵残り8体。
DUT 342.11.22 11:06:27.41
残りの敵8体が逃走、第97層第二回遭遇戦終了
<第97層第二回遭遇戦>
時間:0:2:0.19
場所:第97層転移魔法陣から300m
敵:4体+104体(2回に分けて出現)
消費:シズネのMPが3075減少。ホノカのMPが4014減少。マイアのMPが2846減少。ユリウスのMPが1963減少。イリナのMPが1404減少。
<敵モンスター情報>
108体。種識別不可能。
移動形態;--
外見:--
最大HP:--
ドロップ:--
その他:2回に分けて出現
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「…………追ってみるか、逃げた奴らを」




