お姉ちゃんとラブホテル(G着)
このベッド、柔らかすぎず硬すぎずで、ちょうどいいのよね。
どうしたの、そんなに固くなって。
……股間の話じゃないわよ。なに、もしかして緊張してるの?
ふうん、初めてなんだ。
まあ、私もそんなに慣れているわけではないけれど。でも、ここに来るのは初めてじゃないから。
誰と来たのかって?
……あなたも、そろそろ察しているんじゃないかしら。
ええ、そうよ。今日のデートコースは、最初から最後まで彼氏と行ったところよ。厳密に言うと……元カレなんだけどね。
……フラれたのよ。あなたを誘う前の日に、ね。
ええ。だからあなたを誘ったの。見て、この写真。あなたにそっくりでしょう?
それだけじゃないわ。派手な魚が好きだったり、計画性が無かったり、でも意外と真面目だったり、妙に鋭かったり……。
油断するとすぐにボロを出すところも、見かけによらず丁寧な運転をすることも……。全部、あの人と同じ。
似てるのよ、あなたに。だから、あなたを利用したの。私の心の傷を、癒やすためにね。
この部屋が空いていて、良かったわ。これであの日の夜を、こうして再現できるもの。
悪い思いはさせないわ。ここまで来たんだもの。最後まで……させてあげる。
ほら、抱きしめて……。強く、もっと強く……絡み合って、融け合って、私と一つになってしまうぐらい、強く……。
そう、そこでキスよ。……ん……上手じゃない。
ええ、そうよ。元カレと同じことを、あなたにやらせているの。だから、次は……ベッドに、押し倒して……。そう、上手……。
服は……このまま。スカート、持ち上げて……下着だけ、ずらして……。
ええ、上手よ……。
ゴム、つけてあげる……。
ほら、おいで。私の、中に……。