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終末世界、AIと生きていく  作者: 雛月 みしろ
1章:”シエスタ”
4/4

由良の日記:2053年9月17日

2053年9月17日(木) 天気:雨


今日したこと

 ・南r-25地区のカメラの交換

 ・南r-26b地区の工場で“シエスタ”を発見・マスター登録

 ・南r-26b地区の建物の探索を開始


 明日しないといけないこと

 ・遠出の準備


 今後の目標

 ・私以外の生存者を見つける

・“ルシエラ”と“シエスタ”の部品の確保


今日の探索で驚くことが起きた。南r-26b地区の工場が生きていた。こんなことは今までで初めてだった。工場の管理AIの名前は“シエスタ”。“ルシエラ”と同じ榛名型だった。そして運がいいことにその工場はVTOL自動車の製造工場だった。これで車が手に入れば今までよりも行動範囲がかなり広がる。さらに“シエスタ”の情報のおかげで“ルシエラ”と“シエスタ”の部品の調達の目途が立った。どうやら静岡に榛名型の部品を作っていた工場があるみたい。


 私は今日起きたことを日記に書き終えて手帳を閉じる。

「はぁ~それにしても今日は驚いたな」

『何かあったんですか?』

そっか、“ルシエラ”にはまだ話していなかったや。

「今日南r-26b地区に行ってきたんだけどそこの工場がまだ生きていてね」

『南r-26b地区の工場でしたら大和総合製作所東京工場ですか?』

そう言えば工場名までは見ていなかったな。

「そこまでは見ていなかったや。明後日また行くからその時見てみるよ」

『それで何か収穫はありましたか?』

「あると思う。動くVTOL自動車を手に入れられるかもしれない」

そうこれは大きな収穫だった。行動範囲の制限がほとんどなくなるのと同じ意味を持つ。ただ食料とか必要なものをどれくらい積めるかにもよるけど。

『そうですか。それは良かったですね。探索可能なエリアが広がりそうですね』

「そうだね。そしたら他の生存者も見つかるかも」

そう。東京……いや、関東にはいなくても関西や東北、九州にはいるかもしれない。これまでは安全的にも食料量的にも遠くの探索はできていなかった。

『見つかるといいですね』

「うん。今日はもう寝ようかな。おやすみ“ルシエラ”」

『おやすみなさい“ユラ”』

私は“ルシエラ”にそう言いベッドに横になる。思っていたよりも疲れていたようで私はすぐに眠りに落ちた。

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