表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
41/41

41.商売

「ししゃもさん、大変世話になった」するめいかさんが話した。


「もう体は大丈夫なのか」ししゃもが尋ねた。


「まだ回復はしていないがガイア教のみんなを安心させたい」するめいかさんが答えた。


「ししゃも様、ガイア様の事は我々にお任せ下さい」ダイアンが話した。


「では、頼んだぞ」ししゃもが話した。


「するめいかさん。聞いて良いのか迷ったが、ザ・ダークネスの仲間はどうなっているんだ」ししゃもが尋ねた。


「ザ・ダークネスで生き残ったのは俺と神楽坂だけだ」するめいかさんが答えた。


「皮肉な話だけどね」するめいかさんが話した。


「そうか」ししゃもは言葉が見つからなかった。


「もう行くよ。本当にありがとう」するめいかさんは杖をつきながらダイアンと共に屋敷を出た。


「するめいかさんはこれからどうするのでしょうか」燕ちゃんが尋ねた。


「体が回復したら神楽坂を殺しに行くだろうな」ししゃもが答えた。


「何千年も封印されたんだ。動機は十分にあるだろう」ししゃもが話した。


「これからフーラ共和国との戦争が控えているのに」燕ちゃんが話した。


「あぁ、マリア教とガイア教の宗教戦争も始まるな」ししゃもが話した。


「こちらに飛び火しないと良いですけど」燕ちゃんが話した。


「ガイア教には恩を売ったんだ。こちらに介入はしないだろう」ししゃもが話した。


「確かにそうですね」燕ちゃんが話した。


「だが、神楽坂を倒した後のするめいかさんの動向も気になる」ししゃもが話した。


「フーラ共和国に勝ってするめいかさんの動きも探る。それが一番良いだろう」ししゃもは鼻を撫でた。


「流石ですね。隊長」燕ちゃんが話した。


「隊長、ここに居たんですか」ああああさんが話した。


「何事だ」ししゃもが話した。


「お店の開店日ですよ。忘れたんですか」ああああさんが話した。


「そう言えば今日だったな。済まない。忘れていた」ししゃもが話した。


「お店って何の話ですか」燕ちゃんが尋ねた。


「文字通り、俺達の店だ。商売を始める」ししゃもが答えた。


「初耳ですね」燕ちゃんが話した。


「商人クラスのジョブを持つ者で決めた事だからな」ししゃもが話した。


「隊長、店に行きましょう。準備をしてますから」りこっちが話した。


「了解、燕ちゃんも一緒に行こう」ししゃもが話した。


「はい」燕ちゃんが返事をした。


 四人はオーハンの東部にある店に移動した。


「隊長、おはようございます」こてぺそちゃんが話した。


「おはよう、こてぺそちゃん。店はどうだ」ししゃもが尋ねた。


「中々、良い感じですよ」こてぺそちゃんが答えた。


「俺の作ったアクセサリーも販売しますよ」うすしお君が話した。


「おぉ、良い感じだな」ししゃもは頷いた。


「動物の皮をうすしお君に加工して貰いました」麦茶さんが話した。


「良い財布だ。これなら即売するな」ししゃもは関心をしている。


「では、店を開けます。いらっしゃいませ」りこっちがお客様に挨拶をした。


 店を開店すると外で並んでいた人達が店内に押し寄せて来た。大盛況だった。


「凄いな、何か宣伝でもしたのか」ししゃもが尋ねた。


「闘技大会の優勝者が運営するお店だと宣伝しました」七味さんが答えた。


「抜け目が無いな」ししゃもは驚いている。


「無名のお店だと客が来ないですから」七味さんが話した。


「この財布は俺が買おう。気に入った」ししゃもは財布を手に取った。


「隊長、お買い上げありがとうございます」うすしお君が笑顔で話した。


 それから一時間、店の中の商品が飛ぶように売れた。


「もう武具の在庫が無いですね」りこっちが呟いた。


「戦争の噂が出ているからな」ししゃもが話した。


「一先ず、人気の店になりそうですね」七味さんが話した。


「商売繁盛だ」ああああさんが話した。


「私の回復ポーションも売り切れました」こてぺそちゃんが話した。


「流石だな。こてぺそちゃん」ししゃもが話した。


「材料集めから作り上げた物なので効果抜群ですよ」こてぺそちゃんが話した。


「しかし、もう売る商品がありません」麦茶さんが話した。


「まぁ、商品が売り切れたのなら仕方が無い。何か手を考えよう」ししゃもが話した。


「今後は装備品を武器屋に売るのではなく。ここで販売したらどうでしょう」ああああさんが話した。


「それは良いかも知れないな」ししゃもが話した。


「ポーションを大量生産しても良いかも知れませんね」こてぺそちゃんが話した。


「こてぺそちゃん。よろしく頼む」「武具を作れるのはふみふみさんと小麦ちゃんだ。材料を仕入れて作り上げれば利益幅が大きい」ししゃもが話した。


「品質も上がりますね」ああああさんが話した。


「二人とも作ってくれるか」ししゃもが尋ねた。


「勿論、良いですよ」小麦ちゃんが答えた。


「何個か作れば特殊効果のある装備もランダムで出来ますから」ふみふみさんが答えた。


「確か最高でマスター・レアの武具が出来る仕様だったな」ししゃもが話した。


「そうですね。マスター・レアが出れば売上げが跳ね上がりますよ」ふみふみさんが話した。


「報酬の分配は三分の一だ。残りはギルドマネーと税金に振り分ける」ししゃもが話した。


「それで十分ですよ」七味さんが話した。


「材料はギルドマネーで仕入れるから損は無い」ししゃもが話した。


「工房が欲しいですね」ああああさんが話した。


「屋敷の近くに空いている物件があるからそこを借りようか」ししゃもが話した。


「是非、お願いします」うすしお君が話した。


「楽しくなって来ましたね」こてぺそちゃんが話した。


「商人クラスを取得した者に取っては理想の環境だろう」「俺は商人クラスを持っていないから別の事で稼ぐよ」ししゃもが話した。


「隊長はどんと構えていれば良いんですよ」燕ちゃんが話した。


「これからは隊長じゃなくて社長だな」ああああさんが笑った。


「社長か、案外悪くないな」ししゃもが話した。


「商品にカエルのロゴマークを付けてはどうでしょうか」ふみふみさんが話した。


「成程、それは良い考えですね」七味さんが話した。


「カエルのマークがブランド戦略になります」燕ちゃんが話した。


「その案は採用だな、ブランド志向になれば更に売れるぞ」ああああさんが話した。


「カエルのロゴマークか、何だか良いな」ししゃもは鼻を撫でながらみんなの顔を眺めていた。

◆登場人物


◆ししゃも 物語の主人公。【バトル・オブ・ザ・フロッグス】のリーダー。


つばめ【バトル・オブ・ザ・フロッグス】のサブリーダー。


毒蛇どくへび【バトル・オブ・ザ・フロッグス】のサブリーダー。


◆うすしお【バトル・オブ・ザ・フロッグス】のメンバー。


たけ【バトル・オブ・ザ・フロッグス】のメンバー。


緑川みどりかわ【バトル・オブ・ザ・フロッグス】のメンバー。


◆ああああ【バトル・オブ・ザ・フロッグス】のメンバー。


◆とんかつ【バトル・オブ・ザ・フロッグス】のメンバー。


麦茶むぎちゃ【バトル・オブ・ザ・フロッグス】のメンバー。


小麦こむぎ【バトル・オブ・ザ・フロッグス】のメンバー。


◆とろろ【バトル・オブ・ザ・フロッグス】のメンバー。


森羅万象しんらばんしょう【バトル・オブ・ザ・フロッグス】のメンバー。


七味しちみ【バトル・オブ・ザ・フロッグス】のメンバー。


◆こてぺそ【バトル・オブ・ザ・フロッグス】のメンバー。


阿修羅あしゅら【バトル・オブ・ザ・フロッグス】のメンバー。


◆ふみふみ【バトル・オブ・ザ・フロッグス】のメンバー。


◆りこっち【バトル・オブ・ザ・フロッグス】のメンバー。


◆するめいか【ザ・ダークネス】のリーダー。


◆神楽坂【ザ・ダークネス】のメンバー。


◇設定資料


◇【ザ・ダークネス】するめいかが設立したギルド、総勢二百名。九つの領地を持つ中型ギルド。国内ギルドランキング第一位。世界ギルドランキング第二位。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ