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32.祝杯

 表彰式が始まるとししゃもは台の上に上がった。


「お疲れ様でした。こちらが賞金の百万ピクスです」ししゃもは審査委員長からバッグを受け取ると観客席に向かってバッグを掲げた。会場から大きな歓声が上がった。


「それから、後日。オーハン城に来る事。ギルタス・グラム様からの伝言です」審査委員長が話した。


「分かった、後日。城に伺うよ」ししゃもが話した。


 ししゃもは表彰式を終えると仲間の所に向かった。


「隊長、おめでとうございます」燕ちゃんが話した。


「素晴らしい試合でした」毒蛇さんが話した。


「隊長は無敵ですね」こてぺそちゃんが話した。


「ししゃもさん、おめでとう」岳ちゃんが話した。


「まぁ、祝辞はこれくらいにして飲みに行こうか」ししゃもが提案した。


「そうですね。早めに席を取らないと直ぐに満員になりそうです」毒蛇さんが話した。


「よし、酒場に向かうぞ」ししゃも達一行は酒場を目指した。


 店に向かう途中で様々な人たちがししゃもに握手を求めた。ししゃもは丁寧にそれに応じた。


「混雑しているな」店に辿り着くと森羅万象さんが呟いた。


「何名様でしょうか」女性店員が話しかけて来た。


「十七名です」燕ちゃんが話した。


「立ち飲みになりますが、宜しいでしょうか」女性店員が話した。


「大会の優勝者だぞ」阿修羅さんが話した。


「そ、そうなんですか、少しお待ち下さい」女性店員が厨房の中に入った。


 厨房から別の男性が出て来た。「それではビップ席にご案内致します」男性は店の店長だった。


「こちらをお使い下さい」店の奥にある華やかな個室へ案内された。


「ありがとう」ししゃもが礼を述べた。


「優勝、おめでとうございます」店長が改めてお辞儀をした。


「なんか照れるな」ししゃもが鼻を撫でた。


「それじゃ、全員。ビールで良いか、こてぺそちゃんはジュースだ」ししゃもが話した。


 ししゃもが注文を頼むとビールとジュースが運ばれて来た。


「それじゃ、みんな。乾杯」ししゃもはビールを一気に飲み干した。


 周りのメンバーもビールを一気に飲み干した。こてぺそちゃんは一口だけジュースを飲んだ。


「しかし、良い試合でしたね」とんかつ君が話した。


「まさか隊長を追いつめるとは思いませんでした」ふみふみさんが話した。


「どのくらいの相手でしたか」ああああさんが尋ねた。


「実力は中の上だな」「でも、バトルカードを使われたら勝負は分からなかったよ」ししゃもが答えた。


「赤の閃光って言うくらいだから速度も速かったしな。盗賊のスキルで対応出来たが危ない場面も沢山あった」ししゃもが話した。


「ダイヤモンドの称号は伊達じゃ無いって事ですね」とろろ君が話した。


「そうだな」ししゃもが相づちを打った。


「超スキルが使えるって事はユニーク装備を所有しているって事ですよね」りこっちが尋ねた。


「うん、どれがユニーク装備なのかは分からなかったが一つは必ず所有しているな」ししゃもが答えた。


「超スキルって何なんですか」うすしお君が尋ねた。


「ユニーク装備を所有している者だけが使えるスキルだ。威力が半端ない」ししゃもが答えた。


「まぁ、装備によって使えるスキルが異なるからジョブクラスと装備、両方が合わないと使えないよ」岳ちゃんが話した。


「成程、ユニーク装備か。いずれは欲しいな」うすしお君が呟いた。


「それなら、うすしお君と緑川さんのレベルを上げないといけませんね」毒蛇さんが話した。


「今回は無事で済んだが二人の強化が最優先かも知れないな」ああああさんが話した。


「とろろ君、今後は二人を討伐の依頼で強化してくれ」ししゃもが話した。


「はい、分かりました」とろろ君が話した。


「さて、料理を頼もう。好きな物じゃんじゃん頼め。俺の奢りだ」ししゃもがビールを飲み干した。


「賭けはどうだった」ししゃもが岳ちゃんに尋ねた。


「みんな、相当稼がせて貰ったよ」岳ちゃんが答えた。


「これでバトルカードも色々と揃うな」森羅万象さんが話した。


「隊長、後日。オーハン城に向かうんですよね」燕ちゃんが尋ねた。


「そうだ。領主のギルタス・グラムから呼び出しを受けている」ししゃもが答えた。


「私もご一緒して良いですか」燕ちゃんが話した。


「あぁ、一緒に行こう」ししゃもが話した。


「最近、二人とも。仲が良いんですね」こてぺそちゃんが呟いた。


「ん、何か言ったか」ししゃもが話した。


「何も言ってませんよ」こてぺそちゃんが笑っていた。


「隊長、そう言えば誘拐犯の残党はどうしたんですか」七味さんが尋ねた。


「もう二度と俺たちには関わらないってさ」ししゃもが答えた。


「そうですか」七味さんが話した。


「隊長、鬼人薬の件ですが誘拐犯の遺体を回収しております」毒蛇さんが話した。


「あ、忘れてた。そっちの方はどうなっているんだ」ししゃもが話した。


「あとは遺体の心臓を使うだけです」こてぺそちゃんが話した。


「命の石が有効であればかなり使える。問題はどうやってそれを実験するかだ」ししゃもはビールを飲んだ。


「どこかのタイミングで実験をしましょう」毒蛇さんが話した。


「命の石を持たせて鬼人薬を使わせれば良いかと思います」こてぺそちゃんが話した。


「そっちの実験もこてぺそちゃんと毒蛇さんに任せても良いか」ししゃもが話した。


「はい、任せて下さい」こてぺそちゃんが頷いた。


「バトルカード、鬼人薬。色々と準備が整って来たな」ししゃもがピザを美味しそうに食べた。


「そうですね」毒蛇さんが話した。


「あぁ、やっとだ。後はファルランド大陸の情報が欲しいな」ししゃもはビールを一気に飲み干した。


「それも時間の問題でしょう」ああああさんが話した。


「ふぅ、今日は疲れたな。俺は一足先に宿屋で休息を取る」ししゃもが立ち上がった。


「誰か立て替えておいてくれ、明日、ピクスを渡すから」ししゃもが話した。


「了解。俺が立て替えておくよ」岳ちゃんがビールを注文した。


「隊長、お供します」燕ちゃんも立ち上がった。


「どれ、宿屋に向かうか」二人は酒場を後にした。

◆登場人物


◆ししゃも 物語の主人公。【バトル・オブ・ザ・フロッグス】のリーダー。


つばめ【バトル・オブ・ザ・フロッグス】のサブリーダー。


毒蛇どくへび【バトル・オブ・ザ・フロッグス】のサブリーダー。


◆うすしお【バトル・オブ・ザ・フロッグス】のメンバー。


たけ【バトル・オブ・ザ・フロッグス】のメンバー。


緑川みどりかわ【バトル・オブ・ザ・フロッグス】のメンバー。


◆ああああ【バトル・オブ・ザ・フロッグス】のメンバー。


◆とんかつ【バトル・オブ・ザ・フロッグス】のメンバー。


麦茶むぎちゃ【バトル・オブ・ザ・フロッグス】のメンバー。


小麦こむぎ【バトル・オブ・ザ・フロッグス】のメンバー。


◆とろろ【バトル・オブ・ザ・フロッグス】のメンバー。


森羅万象しんらばんしょう【バトル・オブ・ザ・フロッグス】のメンバー。


七味しちみ【バトル・オブ・ザ・フロッグス】のメンバー。


◆こてぺそ【バトル・オブ・ザ・フロッグス】のメンバー。


阿修羅あしゅら【バトル・オブ・ザ・フロッグス】のメンバー。


◆ふみふみ【バトル・オブ・ザ・フロッグス】のメンバー。


◆りこっち【バトル・オブ・ザ・フロッグス】のメンバー。


◆エリザベール ダイヤモンドの冒険者。別名、赤の閃光。


◆ギルタス・グラム【水の都オーハン】の領主。

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