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白詰草の詩

作者:橘 永佳
傾向:ラブストーリー・現代・片思い・シリアス寄り
分量:大体長編ぐらい

 2009年秋、胸に抱き続けた想いと共に、秋月結衣子は大学時代を過ごした神戸を再び訪れた。想いを抱き続けることに終わりを迎えるために。そして、自分の胸の奥を確かめるために。
 2005年初夏、須磨水族園で、友達を見つめる優しい眼差しに惹かれたこと。
 2005年晩秋、紅葉の嵐山の夜に、他の誰かに惹かれていることを知って想いを伝えられなくなったこと。
 2006年春、王子動物園の夜桜通り抜けで、誰かを想う姿を横にして胸を焦がしたこと。
 2006年秋、大学の図書館の書庫で、二人の間に想いの奔流を感じながらも口にすることが出来なかったこと。
 その一つ一つを言葉にして紡ぎ、伝えることで、胸の内に抱き続けていた想いを解き放した。そして胸の奥にあったことを確かめて、結衣子は終止符を打った。
 四年間の、想いだった。
 そして、2010年春、結衣子は新しい一歩を踏み出していく。

※2009年に某公募へ応募して落選したもので、時点など無修正のものです
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