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喬介編「エピソード・オブ・エルグランド Part④」

 ——風の谷。

 到着した喬介とアーシェラは、来る者をすべて拒むかのような強風を前に足を止める。


「もの凄い風だな。風の谷の名に恥じぬ場所だ」

「喬介……わかっているわね?」

「あぁ。問題ない。動揺などしないさ」


 ここに陸徒たちがいる。

 喬介はそう確信していた。しかし、ここで彼らに真実を伝えてはならない。

 なぜなら、魔族復活を企む者へこの動きが感づかれてしまう恐れがあるからだ。

 奴らの焦点を陸徒側へ向けることで、こちらが影で動いて、プリウスの魔石を奪取。計画を阻止する。

 これが目的だ。


「それにしても、出発してからというものの、お前のしゃべり方には少し違和感だ。城にいた時と比べてな」

「私はこの国の女王よ。それが外でうろついていることを、民には極力知られたくないもの」

「ふっ。そうか」


 喬介は小さな含み笑いを返して、再び歩みを始める。

 谷の奥地へと進む。突如感じる気配。

 彼らの前に、黒いものが立ちはだかった。


「キラービートルね」

「……雑魚か」


 そう言いながら、喬介は黒紫の闇の大剣を振り下ろす。

 だが寸でのところで角によって弾かれる。


「なんだと……ならばっ!」


 喬介は、剣を弾かれた反動を利用し、体を捻って横薙ぎを繰り出す。

 直撃。キラービートルは胴を分断されて消滅した。


「私の知るキラービートルの動きではなかったわ」

「モンスターの凶暴化が進んでいるという情報は、間違いないようだ」


 会話をするふたりの元へ、増援とされるキラービートルが次々と出現する。


「何匹来ようと同じだ」


 喬介は剣を振りかぶった構えで敵陣へ特攻を仕掛ける。


「はあぁぁぁっ!」


 気合いの篭った声と共に振り下ろされた大刃。紫色の剣閃を描きながら、黒く蠢くものを両断する。

 次。そして次。と、喬介の流れるような連続攻撃に、一分の隙もなかった。

 最後に倒した亡骸から噴き出される黒い煙を背後に、喬介は剣を肩に載せてから言葉を漏らした。


「……この区域は、やたらとモンスターの凶暴化が進んでいるな」


 面倒くさそうなため息を吐きながら、喬介は眉間にシワを寄せ、少し瞼を落とす。


「ますます、”アレ”がここにあるという信憑性を強めている気がするわ」

「同感だ。わざわざここまできた甲斐があったというものだ」


 喬介は鼻を鳴らしながら応える。

 するとそこへ——


―清らかなる精霊の涙よ、凍てつく刃となれ―

氷冷雨フリーズレイン!」


 滑らかに。流暢な早口で呪文の詠唱を完成させたアーシェラは、キラービートルを瞬時に凍結。消滅させる。

 それは、喬介の背後。その数メートル先に存在していた。


「何油断しているのよ」

「……余計なことを」


 油断などしていなかった。更には、アーシェラがそれを掃討することも見越していた。

 喬介は特に驚いた様子など見せず、あたかもなにもなかったかのような振る舞いを見せている。


「さぁ、モンスターなどに手を焼いている時間はなくてよ」

「わかっている。”アレ”の在り処は大方目星はついている。だが少々面倒なのも確かだ。ここは、奴らの手を借りるとしよう」

「奴らって……貴方の?」

「まぁ、俺たちの計画に狂いはない」


 鋭い眼光を宿した喬介は、作り物のような表情で薄らと口角だけを上げる。

 アーシェラは、彼の実力を改めて確認。小さく笑みを零した。




 谷の最奥部へと辿り着いた喬介とアーシェラは、岩陰からその様子を見下ろしていた。

 激しい風を切り裂くように、剣閃と魔力の光が交錯している。


「……やっているな」


 喬介は短く呟く。

 その視線の先では、巨大な影が翼を広げ、空中を飛ぶアクシオとシェリルを押し潰さんと暴れていた。


「苦戦しているようね」

「問題ない」


 喬介は即答した。


「あいつらは、勝つ」


 その言葉に迷いは一切ない。

 次の瞬間、空気が震えた。

 陽光から放たれる一陣の矢。それが敵の急所を捉えていた。


「……決まるな」


 喬介はそう吐いては踵を返す。


「行くぞ。ここからが本番だ」


 背後で何かが砕けるような轟音が響いたが、彼は振り返らなかった。




 谷の中腹部。

 暫時強風が身を隠す。訪れる静寂。

 その時だった——


「来たか」


 喬介の声が合図となり、アーシェラが動いた。


「待ちなさい!」


 アーシェラの気高き声が響き渡る。

 眼下から見える陸徒たちの困惑。

 そして——喬介が続いて姿を現した。


「こんな場面でお前たちに会うとはな」


 柄にもなく白々しいセリフを吐く。

 懐かしさも、安堵も、そこにはない。

 届いてくるのは、陸徒の疑念と警戒の目。


「お兄ちゃん!」


 波美の、純粋な喜びを帯びた声。

 喬介は僅かではあるが、動きを止める。


「喬介、余計なことは話す必要なんてないわよ」

「ああ。わかっている」

(波美……いや、迷いはない。俺は、俺の責務を全うする。それだけだ)


 喬介は、拳を強く握りしめた。


「お前たちの持っているプリウスの魔石を、この俺に寄越すんだ」


 その言葉に、凍り付いたような空気が、陸徒たちの肌をかすめる。


「えっ、ちょ、ちょっとお兄ちゃん……なにを言っているの? だってプリウスの魔石はあたしたちの——」


 狼狽する波美。直後、彼女の足元で小さな爆発が起きる。

 一瞬、喬介はアーシェラへ鋭い視線を突きつける。

 だが——決意に揺らぎはない。

 次の瞬間、喬介は動いていた。


「な、なにっ!?」


 踏み込み。そして一閃が流される。

 鳴り響く甲高い金属音。 


(さすがだな、陸徒)


 喬介は心の中で小さな笑みを零した。


(だが、お前の癖はわかりやすい)


 容赦など、見せることもない。

 背後では、魔術同士が激しくぶつかり合う音が聞こえてくる。

 繰り返される攻防。陸徒は喬介の圧倒的な力を前に、反撃すら叶わない。

 そこへ割り込む横槍——アクシオだ。


(陸徒。信頼できる仲間に囲まれているようだな。それがお前の強みだ)


 喬介は表情を変えない。

 そして放つ——闇の蛇。

 決定打だった。その神経毒で、陸徒とアクシオの体は麻痺。戦闘不能へと陥る。


(勝負ありだな)


 喬介は勝利を確信し、プリウスの魔石を奪い取ろうと動く。

 だが次の瞬間——


「もう、やめてぇぇぇぇぇぇぇっ!!!!」


 リアラが叫ぶ。そして、空気が避ける。 

 轟音と暴風。瞬く間に視界が白く染まっていく。


「なにっ」


 喬介は目を細める。

 巨大な竜巻が、谷を覆っていた。その中心にいるのは、術を唱えたリアラと、陸徒たち。


「あの娘、まさかこのような術が使えるとは……喬介、こうなってはこちらの分が悪い。ここは一旦引くわよ」

「ちっ、もう少しでプリウスの魔石を奪うことができたものの……」


 喬介が剣をしまうと、続いてアーシェラも魔術書を懐に収め、踵を返した。




 谷を降りた先。ラクティスの町から少し離れた森の中で、喬介とアーシェラは佇んでいた。


「想定外だったわね」


 アーシェラは舌を噛む。


「初手から失敗か。奴らの方が一枚上手だったようだ」

「次の大地の神殿は、少々面倒ね。ここはあの少年たちに任せて、我々は次へ先回りする」

「となると……エリシオンか」

「その前よ。エリシオンに行くには航路を渡る必要がある」

「……なるほど。港町」

「行き先はアヴァンシアの町。そこで待ち伏せする」




 ——港町アヴァンシア。

 人気のない路地の先。そこで陸徒たちと再び遭遇する。


(ここは街中。立地としては条件は悪い。だが——)


 この技を使えば造作もない。

 そう判断した喬介は、逃走する陸徒たちの背後から踏み込み、剣を振るう。

 生まれ出る闇の蛇。決して彼らを逃さない。

 しかし次の瞬間——

 放ったはずの闇が、霧散した。

 全員の動きが止まる。そして前に立つ影。


「随分と大層な技みたいだけど、アタイの双竜剣の敵じゃないね」


 そこには紅と蒼の剣を携えた女の剣士。


(掻き消した……だと?)


 喬介は状況を疑った。だがこれは現実。


(炎と氷の、剣。あれは……)


 分析も束の間。

 突然周囲の空気が変わり、霧が発生。視界が白く塗り潰される。

 そして陸徒たちの姿が消え、気配も散った。


(追うべきか?)


 一瞬の躊躇いが生まれたその時、周辺から喧騒が聞こえてくる。


「アーシェラ女王様だと……?」

「どこだ!?」


 歓喜と羨望の声がざわめきとなり、一気に膨れ上がっていく。


「なるほど。あの女、機転が効くわね」


 アーシェラが目を閉じ、諦めと取れるような笑みで喬介に近づく。


「こうなってしまっては、もう彼らを追うことはできない」

「完全に、"場"を潰されたということか」


 そう言って喬介は目を伏せる。


(これで2度目の失敗か。ふっ、無様だな)


 次なる地、エリシオンが最後のチャンス。

 場所は火山。数多ある火山からどう絞れば良いか。

 答えは簡単だ。

 陸徒たちの後をつければ良い。




 ——嶺王火山。

 噴き出す溶岩の熱波漂う地。

 喬介とアーシェラは、その岩上から戦況を見下ろしていた。


(……劣勢か)


 陸徒たちの動きは鈍い。

 このままでは全滅も時間の問題であろう。


(まぁ、この状況では無理もない、か)

「喬介、行くわよ」

「あぁ」


 アーシェラが動き出す。

 魔術書を開いた途端、輝きを放つ。

 詠唱を開始。風が止んだ。

 そこから繋げられる術。次の瞬間——空気が凍りついた。

 熱が途端に消える。火山地帯のはずの大地に、氷が走る。極寒の支配。


(火山の環境そのものを変えた)


 喬介は一抹の恐怖感を覚える。そして視界の先に映るもの。

 そこには巨大な炎の獣が。完全に動きを止めていた。

 氷の魔術の連続詠唱からの凍結。完全封殺。


「……さすがだな」


 喬介は鼻を鳴らした。

 ——すると突然、地面が揺れた。


「……?」


 体を走る嫌な感覚。

 視界に映る巨大な獣。そして——氷が砕ける。


(復活……だと!?)


 喬介は目を見開く。想定外だった。

 直後、どこからか聞こえてくる爆発。その先は、アーシェラだった。

 崩れた足場から落ちていくアーシェラに、炎が迫る。


(くっ、まずいな。だが間に合わん——)


 閃光が走る。轟く爆音。

 ——そして訪れる静寂。


(……庇った、のか)


 喬介の理解は一瞬だった。

 だが炎の獣には、情けも容赦もなかった。


「ちっ」


 反射的に喬介は地を蹴っていた。

 靡く剣閃。しかし獣には通じない。弾かれ、岩壁に叩きつけられてしまった。

 その直後、異様な気配が辺りから立ち込める。視線が引かれる。


(なんだ、あれは……)


 言うなればそれは、黒。濃密な闇。

 人のものではない。その先にいる空也の姿が、歪んで見える。


「……殺してやる」

(……暴走?)


 生み出された黒が膨張すると、一瞬で獣を飲み込んだ。

 そして、終わりが訪れる。残ったのは静寂と——悲しみ。


(……終わったか)


 アーシェラは言った。


「確かめてみたくなった」


 彼女の言葉の意図は理解していた。

 だが喬介の中で、胸騒ぎが消えることはなかった。

 そして、やがてそれは——現実のものとなる。


 

 

 ——スカイライン。

 天高くそびえ立つ塔の最上階。そこに鎮座するは、崩れた巨大な水晶。

 アーシェラの口から出た真実の言葉に、その場にいる者が驚愕する。


(アーシェラめ、この場で話す説得力の強さを知ってのことだったか)


 だが、いずれにせよこれで終わる。

 喬介は壁に寄りかかり、腕を組みながら安堵する。

 その時だった。消えない胸騒ぎが形となって現れた。


(なにっ)


 声が響き渡る。現れる長髪の男。

 一斉に地を蹴って攻撃を仕掛ける。

 波美が走り出す。素早い攻撃。そして放たれる強烈な一撃。

 だが次の瞬間——波美の姿が消える。

 そして、視界の端で、彼女は崩れた。


(——!!)


 喬介は声も出なかった。それと同時に、彼の中で張り詰めていた糸が——切れた。


「うおぁぁぁぁぁっ!!」


 響く怒りの咆哮。誰もが驚きを隠さずにいた。

 喬介は地を蹴って一瞬で詰め寄る。

 初手の一撃。速さも、間合いも、完璧だった。

 ——だが浅い。

 

「くっ……ならばっ」


 喬介は柄を握り返す。

 繰り出される、止めどない連撃。

 剣を振るうたび、怒りが増幅していく。

 それと同時に、喬介の中で何かが湧き上がる。

 ——委ねろ。

 頭の中で囁く声。闇だ。

 喬介は承諾した。突如、体から黒きオーラが立ち込める。


(これが……闇の剣の……)


 濃紫の剣閃が走る。斬りつけるたびに闇が爆ぜる。

 そして徐々に相手を傷つけ始めた。

 だがその時——刃が止まった。


「……なんだ?」


 目の前の男は、ただ指先で剣を掴んでいた。


(バカなっ)


 力を込めるが、動かない。微動だにしない。

 喬介の顔が、焦りの色で染められる。


「甘いな」


 男の声と同時に、視界が弾けた。

 喬介の足元から光が噴き上がる。

 体が宙を浮き、制御することなど叶わない。


(……まずいっ)


 だが時既に遅く、喬介の体は天井を砕き、塔の外へ放り出された。

 視界を埋め尽くす空。落ちていく。

 喬介はこの時、初めての敗北を知った。そして——初めて死を覚悟した。


(成すすべもない……)


 遥か天空から急速度で地上目掛けて落下していく。

 喬介は、迫りくる死の恐怖に耐えながらも、ただそれを待つことしかできなかった。


(これまでの人生を思い返す暇もないな)


 喬介は静かに目を閉じる。

 するとそこへ、喬介の中で再び声が聞こえてくる。

 ——死ぬのか。

 先ほどのものと同じ声。

 仕方ないさ。喬介が返す。

 ——ならば。

 声が強くなる。

 ——その命、我に預けてみよ。

 どういうことだ。喬介は問う。

 ——我は、暗黒竜。この力、お前に託してみよう。

 声が消えた。次の瞬間、喬介の体を闇が覆う。




 ザザーッ

 ——浜辺。

 そこに、ひとりの男が打ち上げられていた。

 朦朧とする意識の中、寄せては返す波の音が刻むメロディだけが繰り返される。


「!! あれはっ!」


 女の声がした。

 波打ち際に寝そべる男を見るなり、足早に駆け寄る。


「喬介さんっ!」


 倒れていたのは喬介。そして声をかけた女は——光の騎士マイアだった。


「……生きてる」


 マイアは静かに呟く。

 そのまま迷うことなく、喬介の体を抱き上げた。



 ここは、とある町外れにある簡素な小屋。

 ベッドに横たわる喬介。弱ってはいるが、息はある。

 その傍ら。マイアは神妙な面持ちで座っている。


「無理、してる」


 眠る喬介の額に、そっと触れる。

 熱は少し下がったようだ。マイア小さな安堵の吐息を漏らす。


「ひとりで、抱えようとしすぎよ」


 返事はない。それでも、マイアは手を離さなかった。

 その時——


「……っく」


 うなされる喬介。マイアが顔を覗き込む。


「……波美」


 マイアは僅かに目を大きく開いた。

 そして柔らかく微笑む。


「……大丈夫」


 聞かれることのない呟きだった。



 数日後、マイアの献身的な介抱の甲斐もあり、喬介の体は順調に回復していった。


「……ここ、は?」

「目が覚めたのですね。ここは、エルグランド領の端にある港町」

「お前……マイア、なのか? なぜ、ここに……」

「言ったではないですか。私は決して、闇を見捨てたりしない、と」

「……そうか」


 喬介の返事はそれで終わった。

 でも——それだけで良かった。


「あなたの力」


 しばらくして、マイアから口を開いた。


「とても、深い。もしかして——」


 目を閉じて、喬介の体に向けて手をかざしながら言う。


「そう……鱗、暗黒竜の力を、受け入れたのですね」

「……悪いか」


 喬介から間髪入れず返ってくる。


「いいえ」


 だが即答だった。


「闇は、悪ではありません」


 マイアは、ほんの少しだけ、優しく微笑む。


「そこに、あなたの意思があるなら」


 そう言いながら、ゆっくりと立ち上がる。


「……行くのか」

「ええ。役目は終わりました。私は、私のいるべき場所へ帰ります」

「そうだな。世話になった」


 マイアは微笑んで返す。

 そして振り返り、小屋の出口へと歩き出す。

 途中で足を止める。喬介には背を向けたまま。

 彼女は胸に手を当て、表情に力が入る。

 込み上げてくる想いを必死で堪えながら、それを飲み込んだ。

 その様子に気づき、喬介は首を動かしてマイアの華奢な背中を見つめる。


「私は光で、あなたは闇。きっと、同じ場所にはいられない」

「でも——光も闇も、どちらもなくてはならないもの。だから——」


 マイアは顔だけを振り返り、喬介に笑顔を見せた。


「私は、あなたの中で……いつまでも光でいます」


 そう言うと、再び歩みを進め、小屋を出ていく。

 その潤んだ瞳は、最後まで揺らがなかった。

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