幼馴染との同居生活にご注意を
優の結衣への想いとは
「え、いいの?」
いいも、何も、俺はこうやって結衣と普通に話せただけでそれだけで奇跡みたいなことなんだ、、
「うん。俺は大丈夫」
「本当に助かる!ありがとう優!」
「あ、優さ今日ご飯食べちゃった?」
「いや、まだだけど、、、」
「私が買ってきて作ってい?」
え!結衣の手料理!?
でもさすがにもう夜遅いし悪いな、、
「え、でも悪いし、、俺自分で済ませるよ」
「これくらいしか、できないから」
「え?」
「住まわせてもらうんだから、料理くらいさせて、、 じゃないとさ私が悪いしさ」
そうか結衣からしたら何もなしで住む方がばつが悪いんだ
じゃあここは甘えるのが結衣のためかも
「わ、わかった。でも、でもさ食費とかは流石に自分の分だすよ」
「う、うん。ありがと、っていってもそこまで美味しいかはわからないけどね、
、、」
少し自信なさげに結衣はいった
「とりあえず買い出し行ってくるね」
結衣がそういってドアを閉めようとしたその瞬間
「あ、あのさ!」
俺には言わなくちゃいけないことがある
結衣はあの時もそうだったから
高1の頃、話しかけないでと結衣を突き放したあの時も
結局翌日気まずさとかもなく平気で話しかけてきて
それに答えることはできなかったけど
俺はそれに救われて
今だって俺を頼ってくれて
普通にはなしてくれてそれだけ俺は、、
「ゆ、結衣あのさ、、あの時は、、、」
「ん?」
結衣は不思議そうな顔をしている
「や、やっぱり何でもない」
何と言ったら良いか見切り発車すぎて結局言葉は出なかった
「そう?優大丈夫?」
「でもそうだよね。私が何で家出したか気になるよね、、帰ってきたらご飯食べながらゆっくり話す、
ちゃんと話すね、、、」
「あぁ、うん。 」
あえて事情は聞かなかったけれど
薄々予想はできることだきっと親関連だろう
「そこのスーパー行ってくるね」
バタン
玄関が閉じてひとりになった瞬間現実感が急に襲ってきた
「ゆ、結衣と同棲!?」
「なんかぬるっと決まったけど、や、ヤバいよな絶対にヤバい。」
さっきの会話がフラッシュバックした
(泊めて、、欲しいかも)
(よくわからないけど、わかった)
そう。俺は事情もよくわからなかったけど即受け入れた
優柔不断でいつも迷ってばっかの俺が
なぜなら
いつも思っていたから
いつか今までの【恩】をすべて返したいって
これくらいのことじゃ足りないかもしれないけど
俺はいつだって結衣が困っていたら助けたいって思っていたから
こんな身勝手な庇護欲は気持ち悪いだけかもしれないけど
俺はいつだって君のちからになりたいんだ
【独りよがりな想いもいつかその人に届けば本物になる】
久しぶりの更新




