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PtApsDta  作者: 柚木貴士
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スコールに遭遇した日

雨。

雨とは空気中の水蒸気が上昇し、水滴となって空から落下してくる現象。天気の一種である。


湿度が十分に上がりきった空気を吸い込み、ボクは水分補給を行う。


恵みの雨だ。ここしばらくまともに水を口にしていない。


見渡す限り砂地が広がる。光合成に問題はない日差しの強さがここ何日か続いた。なにぶん空気が乾燥していてまともに水分を補給できていなかったからこの雨はまさしく恵みの雨といえよう。


感動的な出来事だけに、是非この感情を日記に残したかった。


「あちゃー、紙が」


雨宿りとして小さい岩陰に身を潜めたが、肝心の日記帳が雨に濡れて使い物にならなくなっていた。


この日記帳もあと数日で全頁書ききるはずだったのだが、こうなってしまっては仕方あるまい。


「この感動は、今日この瞬間、ボクだけのものか」


せっかくもう少しで埋まるはずだった日記帳を岩肌に立てかける。


「さて、新しい日記帳を探さなきゃな」


ここぞと降り始めた雨はしばらく止みそうにない。

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