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96話、葵と御一行 ダンジョン攻略の終わり




その後ご飯一緒に食べて、味付けにびっくりされて質問攻めにあったけどなんとか「秘密です!」って言って逃げ切ったり(終始ムスッとしてたアウロさんが1番食べてた)、4対1の多数決で決定して片道戻って上の階の転移魔法陣でダンジョンを出るって事で最低限だけど初級の魔力回復ポーションを渡したり(金貨渡されそうだったけど困ってないし、なかなか使わないからって事で無理矢理納得させた)、地上に戻ってきたら飲みに行こう!って約束してさよならした。

アウロさんが「まだやれる!」ってごねてたけど、スノーとダンさんに怒られてセリーヌさんに首根っこ捕まえられてた。

ご飯中に聞いたのは"賢者の使い"の皆さんはみんなエルフで同じ集落出身だそうで、元々は4人で活動してたパーティーで皆さんAランク。見た目20代半くらいなのに200歳越え。

1年前にソロ活動する息子を心配したご両親が頼み込んでアウロさんが加入、見た目10代後半なんだけど現在18歳。年下だった!今はCランクの冒険者さんだそう。魔力量はあるし属性も3種類(水、氷、風)持ってるのになかなか水魔法以外うまく発動出来ない+水魔法も中級魔法で二の足踏んでるんだって。

教えてもらいながらチラッと見た彼の顔は悔しいのと、バラされた事による羞恥が混ざって、私睨まれた。

勝手に貴方の事情喋ったのダンさんだから!

恨むならダンさんにして!!

そしてなんで私だけ睨む!?

「お前達は従魔が強いだけだろう!俺の方が強いんだ!!」

って引きずられ出した時に文句言ってきたんだけど

「この2人ならこの海の階層の中で何発も火の上級魔法を使っておったぞ?主に至っては中級魔法をすっ飛ばして上級魔法を使えておるがな」

ってボソッとスノーが言ったセリフに固まってた。

ほかの皆さんはアウロさんを殴る体制のまま勢いよく頭だけ振り向けて

「「「「地上で飲む時詳しく!!」」」」

って言った後ポカポカ殴りながら去っていった。

年齢聞いて思ったのは見た目的な成長速度がどうなってるのかなんだけど、20歳までは普通の人間と変わらない速度なんだって。その後が10年が人間の1年くらいのスピードで老けていくんだそう。

この国は多民族国家で差別がほとんどないから、種族毎に集落があるけど外に出てきても隠さずに生活できるんだって。

後からジルが教えてくれた。

最初っから成長スピード遅いわけじゃないんだね。



22階層は上級魔力回復ポーションで復活したジルとせっせとドロップ品を集める係をやって、貝類をたくさん仕入れたよ!

カッキード、ホターテ、アサリドラ、ハマグーリ、ウズマキサザエ、アワービ、ビリビリウニ。

みんなでかかった。一番小さいアサリドラでも顔面サイズ。

ボス部屋にはビリビリウニに守られてホターテ(超ビッグ)ってやつが居た。スノーに瞬殺されてた。

サーフエリアでお休みして、今度は森ゾーンに突入して、サクサク突破。鳥、豚、牛、羊、熊、猪肉は勿論、アーマードリザード、ブラックサーペントなんかもゲットした。

最後の海ゾーンでも前と同じような魚介類をゲットした。鯨みたいな魔物も出てきたけど、身はドロップされなかった。

ドロップ品は集めだけじゃなく、途中途中で地図に書き込む作業もしてたから戦ってなくても疲れたわ。


やっとダンジョンボスに辿り着いて入った部屋は、海。

んで、待ち構えてた魔物はシーサーペントでした!

「スノーくん、ノアちゃんちゃっちゃとやっちゃってー!」

腰痛くてノロノロとスノーの背中きら降りた後、全くもって覇気のない声で言ったら、同じく覇気のないジルも

「やっちゃってー!」って頷きながら言ってた。

んでノアちゃんの火魔法でチリチリ炙って、スノーの雷を脳天に落として終了!!パチパチパチパチー!!

スノーだけで良かったんだろうけど、ノアちゃんが戦えて満足そうで可愛い。

『おおきいへびさんやっつけたー!』

ってスキップみたいに跳ねてる。

……ん?なんかノアちゃん大きくなってない?

スノーに寄っていくノアを見つめてた。そんで確信した!

微笑ましそうにぼーっと見てたジルも気付いたらしい。

「「ノアが大き(デカ)くなってる!!」」

「ノアは子供なのになぜ当たり前のことを言っておる。それより宝箱が出てきたぞ!!」

「いやいやいやいや!ちょっと前までいつも通りだったじゃん?」

ジルが言いながら立ち上がって宝箱の方に行ったから、私行かなくてもいいかなー??って思ったら、ズンズン近づいてきたスノーに咥えられて連れてかれた。

ボスっと落とされて結構痛かった。

【鑑定】

ダンジョンボスの宝箱

開けると上級火魔法と複数の槍が飛んでくる。

「うん。スノーくん結界頑丈にお願いしまーす!」

「行動の開始とともに張ってある」

「あ、そうでした。んじゃノアちゃん開けていいよ!」

すっかり宝箱開ける係になったノアちゃんがパッカン。

ゴォォォォーッ!ガキン!ガキン!ガキン!

熱さも衝撃もそこそこ感じるからちょっとビビって目瞑っちゃったけど、しばらくしてそーっと開けたら火も消えてた。

ノアちゃんは槍があった衝撃でコロコロ転がってた。

一瞬失敗したんだけど、本人はケラケラ笑ってたから大丈夫でしょう!!


覗いた瞬間見なきゃ良かったと思った。

だって剣なんだよ。なんかいかにもな感じの。





1階層毎に書いてたら、ただでさえグダっているのが更に悪化しそうだったので、がっつり飛ばしました。すみません。

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