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27話、葵と従魔の2週間




あれから2週間は1回も東門に行ってない。

理由は団長さん居たら嫌だから。

"酒場フェンリル"にちょいちょい行ってナディアさんに相談したりしながら考えてた。

私の事心配して言ってくれたんだって事はちゃんとわかっている。でもどうしても怒鳴られた事の方が怖くて顔合わせられない。と言うか近づけない。

最初みたいに喋れるわけない。無理。

その代わり?隊長さんがちょいちょい宿まで遊びに来るようになった。目的はスノーに魔法コツや魔獣の弱点を聞きにくる事なんだけど。

隊長さんの適性魔法は雷魔法なんだって!あと火魔法!

そのままなのがものすごーく嫌だったから串焼き代も返した。

大金貨1枚と小金貨5枚。

「これ受け取ったら団長に殺されるぅ!」とか叫んで逃げ回ってたけどスノーが取り押さえてくれたから、軍服にあった胸ポケットに入れてぽんぽんしといた。

がっくりしょげながらもちょっと笑ってたから、大丈夫でしょう!


あ、この間のギルドに置いて来た魔物達はこれまたすごい金額になった。

・コカトリス 

  羽    大金貨20枚 ×7

  毒    大金貨33枚 ×7

  肉    大金貨20枚 ×3

・レッドボア

  皮    大金貨15枚 ×5

  角    大金貨15枚 ×5

  肉    大金貨12枚 ×2

・アーマードリザード

  皮    大金貨12枚 ×20

  牙    大金貨 6枚 ×20

  爪    大金貨 6枚 ×20

  肉    大金貨12枚 ×10

・オーク

  肉    大銀貨5枚 ×56

  睾丸   大銀貨10枚 ×106

・オークメイジ

  肉    大銀貨10枚 ×6

  睾丸   大銀貨15枚 ×12

・オークジェネラル

  肉    小金貨15枚 ×2

  睾丸   小金貨20枚 ×5

・オークキング

  睾丸   大金貨20枚 ×1

・オーク達の武器

  斧    大銀貨8枚 ×53

  剣    大銀貨10枚 ×20

  ハンマー 大銀貨10枚 ×33

  魔法杖  大銀貨25枚 ×12

  大剣   小金貨25枚 ×5

  大槍   大金貨10枚 ×1

・オークの鎧

  鎧    大銀貨5枚 ×106

  鎧    小金貨15枚 ×5

  鎧    大金貨15枚 ×1

合計 大金貨1,280 小金貨330 大銀貨64


ギルドマスターが肉も下せって言うから半分くらいずつ、渡して来たよ。だからこの間街の中が肉祭りみたいになってた。

スノーと2人で食べるにはまだまだある。

と言うか既に何の肉がアイテムボックスにあるのかわからなくなって来た。てへっ

いくら持ってるのかもわからなくなった。

数えきれなくなるの早過ぎたろって言わないで!

ついでにギルドマスターが

「オークの集落を単独討伐したおめぇがFランクなのは流石におかしい。よってギルドマスターの権限でCランクまで上げる!C以上に上げようかとも思ったが、フェンリルはともかくおめぇが依頼をこなせるかわからんからな!」

って言われてCランクになった。

カードもFランクは銅だったんだけどCランクは銀になった!


あぁ!森に行けない…門を通りたくないから魔法練習はトランクの中でやってた。

日本庭園散歩してたら木で隠れてたけど練習場があったの。創造神様ありがとう!

おかげでアイス・ブレードとアイス、ウォーター・ウォールそれからアイス、ウォーター、サンダー・バレットの6個の魔法を覚えました。

筋トレとかの体力強化も続行中。

ランニングも取り入れてみた。


Cランクで更新期間もだいぶ伸びたし、この街に居て団長さんにはばったり遭遇したくない。

ビビりな性格治したいって思ってるし、案外普通に話せるかもしれないけどわかんないじゃん。

うーん。

「主、我はそろそろ狩りに行きたい!こうも動かんと身体が鈍るし気も滅入る!」

「狩りかぁ。いっその事こと別の街に行ってみる?」

「それはいいな!久々に海の魔物も食べたい!」

「海ってここからだいぶ離れてるの?」

海、前の世界じゃ当たり前に見てたけどこっちじゃ全然見えないもんね。魚とかの魚介類全然並んでないし。

「魚介類私も食べたくなって来たなぁ」

「そうとなれば、早速行こうではないか!!」

荷物は全部アイテムボックスに入ってるし、カリスさんとギルドの人とそれからナディアさん達酒場の人、串焼き屋のおじさんにもお礼とお別れ言わなくちゃ!あ、隊長さんにも!けどやっぱ団長さんはスルーさせて頂きます。

「今日すぐって訳にはいかないよ?早くても明日!」

「何故だ?」

「ギルドマスター達に挨拶したいし」

「ふん。仕方ない」

尻尾パタパタしながら拗ねないでよ。

拗ねるとか可愛いなぁって思って撫で撫でしてたら、いきなり起きて空を見上げるスノーくん!

「どうしたの?」

「主、ギルドに…いや門の外に行くぞ」

「なんで?……ってちょっといきなり酷くなーい!?」

質問したのに答えてくれないばかりか、首根っこパクッからのポイッで背中に乗せられて強制連行。

向かってる途中で街の警鐘が鳴り出した。

いやマジで何事ですか!?!?

私を乗せて走るスノーからは「ハハハッ!」って楽しそうな笑い声が聞こえて来ましたよ。

嫌な予感がすごくしてます。






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