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22話、葵と従魔とギルド




「スノー!勝手に約束しないでよぉ!」

私の意見を言わせてもらえる間もなくあっという間に団長さんとの約束を取り付けたスノーは、るんるんな足取りでギルドまでの道を歩いてる。

私はと言うと、行きたくなさすぎて胃がキリキリしてる。

ずっと文句言ってる私をまるっと無視して、軽快に歩いてるスノーが腹立たしい。


ギルドに着いて、ライラさんのところへ。

「いっぱいある魔物の買取りをお願いします」

「わかりました!アオイさんの魔物の買取りは、毎回ギルドマスターが立ち会うそうなので読んできます!」

さっさと呼びに行くライラさん。

スノーが狩って来る魔物に期待しすぎじゃない?

「おう!昨日は帰って来なかったみたいだが、無事で良かったよ!従魔が従魔だからそこまで心配してなかったが」

「ご心配おかけしました。この街に来る前は森に住んでたので大丈夫なんですけどね……」

「そーだったな!確かに心配要らんな!がっはっはっ!」

豪快な笑いをもらいながら倉庫に移動して、オルガさんがこっちに来たから会釈して魔物を出していく。

 ・コカトリス×7

 ・レッドボア×5

 ・アーマードリザード×20

「アーマードリザードを20だとっ!?」

「小さい群れを見つけたからな、狩っておいた。これの肉も美味いからな!」

「フェンリルからすりゃ格下も格下か!」

「そう言う事だな」

「こんなに沢山見ることはあまりありませんからね」

って3人の会話を聞きながらまだ出す。

 ・オーク×106

 ・オークメイジ×12

 ・オークジェネラル×5

 ・オークキング×1

あれ?いつの間にか他の人も寄ってきてる。

扉まで閉まってる!?

「…………」

みんな口開けて固まってる。

「出す魔物は以上です」

「はっ!おめぇのアイテムボックスの容量がデケェんだろうと思ってはいたが、ここまでとは…」

……やばっ!一般的な容量聞くの忘れてた!!

「それなりに魔力量の多いエルフたちより上、ハイエルフと同等くらいでしょうか?」

やめて!私を見ないでください!!

「従魔がフェンリルの時点で規格外だか、お前もか。今ここにいる奴らは口外するなよ!面倒な事になりかねん!」

「黙っててくださるんですか!?ありがとうございます!」

面倒な事…にはなりたくない!

黙っててくれる事に全力でお礼を言っとく。

「はぁ…。んで、このオークはもしかしてさっき報告があった森の北側少し奥に出来てるってやつか?」

私連れてかれただけだからイマイチ分からないの。スノーさん…どうなんでしょう?

「他にオーク共の気配はなかった。たぶんそうだろう」

「っかぁーっ!緊急依頼の討伐報酬もつけとくよ…」

なんか疲れた感じでこっち見ないでくれます?

「オーク共の半分は主が倒した。途中で魔力切れを起こしたからキングと他は我がやったが」

「その辺も考えとくから、2日いや3日くれ!」

んじゃ3日後に取りに来ますって言おうとしたら

「暫く、街で大人しくしてろ!」って

首根っこ掴まれて放り出された。何故?



ギルドから宿に戻って、部屋のベットにダイブ。

このまま眠ってたら飲みに行かなくて良いかな…。

あ、レベル確認しとこ!

【ステータス】

    名前    アオイ

    年齢    20

    種族    人

    職業    不明

    レベル   16

    体力    171

    魔力    154

    攻撃力   87

    防御力   58

    俊敏性   67

    スキル   鑑定 アイテムボックス∞

          火魔法 雷魔法 氷魔法 水魔法

    固有スキル 大型ショッピングモール(+1)

    加護    状態異常無効化

レベル上がりすぎじゃない!?これスノーにバレたらまた集落に突っ込まれそう。

スキルの(+1)はテナント解放かな??

【大型ショッピングモール】

   解放条件に達しました。

   どのテナントを開放しますか?

     ・ONIQLO

     ・TATSUTA

んんん?選ばなかった方はどうなるんだろう?

   今回選択しなくてもそのうち出てきます。

出て来るんかい!有難いけど!!

いつ出て来るかわかんないし、冬が来たら困るからONIQLOにしよーっと!店名のところを押して…

無事に追加されてたーっ!

下着買っとこーっ!!


あ、そろそろ時間だ。

行きたくないけど行くしかないよね。

約束守らない人にはなりたくないし!

軽く服と髪を整えて宿の外に出ると、団長さん沢山の串焼きを持ってもう来てた。





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