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20話、葵と従魔の魔法練習




翌朝またしても日の出頃起きて小屋の方に周る。

昨日寝るのは早かった。

こっちにきてから朝起きるの得意になった気がする。

スノーも起き出して来て一緒にトランクに入って私は顔を洗いに行く。とついでに昨日まで着続けた服を洗濯しよう。

洗濯洗剤は予め買ってたから、お風呂場でつけ置きして、ご飯の後にじゃぶじゃぶするだけ。

なんと翌日から外に出れて、物干し場があったの!

朝食はスノーも私も昨日と一緒。ミノタウロスを食べれるだけ焼いてあげて食べさせてから宿の朝食。ホーンラビットのスープやっぱり美味しい。

食べ終わって先に払っちゃえって事で宿代1週間分先払い。

店主のカリスさん(さっき名前聞いた)から喜ばれた。

「昨日もそうだけどスープ美味しかったです!」

「ありがとうよ!作ってる嫁が喜ぶ!」

あ、結婚してたのね。

カウンターの奥の方でペコリと頭を下げる女性を発見。

奥さん大事にしてね〜。幸せな事は良きかな!

また小屋の方でトランクに入って洗濯の続きをして手絞りでじゅかじゅかのまんまだけど、干してからギルドへ出発。



今日も子ども達の相手をしてる道中で、昨日のママ達とも遭遇。だから「良いのが買えました!」って報告しといた。

ギルドに到着して、ライラさんのとこに直行する。

ギルドマスターが既に待機してた。

「おう!来やがったな!肉があるから倉庫で受け渡しだ!」

厳つい顔がニコニコしてる。

声かける間もなく倉庫は連行。歩くの早ーい!

ライラさんは可笑しそうに笑いながら手をひらひら。

引きずられる様に歩いてると、スノーから哀れみが…つらい


倉庫には肉の山と麻袋、んでオルガさん。

「おはようございます。ここにかある分がギルド買取りのブラッディホーンブル以外のお肉です。」

って言われたから早速アイテムボックスへ入れる。

ふぅー。だいぶ量あるね。どのくらいで使い切れるかなー。

ミノタウロスの肉があと1匹分とコカトリスのお肉が半分くらいだから、んーーー?

わからん。制限はないし傷むこともないから貯めれるだけ貯めちゃおう!

途中で忘れそうだけど…

「肉は受け取ったな!買取りの内訳言うぞ!」

・ブラッディホーンブル 

     皮  大金貨20枚  ×12

     肉  大金貨11枚  ×6

     角  大金貨15枚  ×12

・コカトリス

     羽  大金貨20枚  ×3

     毒  大金貨33枚  ×3

・レッドボア

     皮  大金貨15枚  ×2

     角  大金貨15枚  ×2

・薬草  

     キュア草 小銀貨1枚  ×45

     魔力草  小銀貨1枚  ×25

    合計 大金貨705枚 小銀貨70枚


とまぁ、こんな感じになった。

ブラッディホーンブルの角は買取れるのに昨日説明に入れるの忘れてたそうな。

うん、一気にお金持ち。

実感も何も急にこんな大金手に入るとわけ分からん。

「こんだけありゃギルドもなかなかの利益が出る。買い手ももう居るしな!ちゅうとこで、解体費用は無しにしてやる!」

がはがは笑ってるギルドマスターに暫く背中叩かれた続けてた。叩きながら「次も期待してるぜぇ!」とか言うし。

なんかオルガさんも期待の籠った目でこっち見ながら

「そのうちドラゴンなんかも解体出来たりして!やってみたくて勉強してても機会がなかったから半分諦めてたんですけど、希望が出て来ました」

とか言うし。微妙にプレッシャーが…

私のレベルわかってます?

「あぁ、そうだった!ブラッディホーンブルは群れの討伐って事で特別報酬の大金貨50枚と依頼ポイントも20付けとくぞー!」ってさ。

ポイント付くのはラッキー!その分早くランクも上がるし、受ける依頼の数も少なくて済む!

そんなこんなで、大金貨の入った麻袋が4つと、小銀貨の入った麻袋1つを受け取ってギルドを後にする。


街を出るために東門に向かいながら

「主、今日は依頼とやらを受けなくても良いのか?」

「ランク上がっても使える魔法とか少なくて、私のレベルも低いままなら意味ないしスキルのテナントも増えないから、今日は魔法の練習をしようかなって思ってるんだけどどう??」

「ふむ。我が居て主を守るとして、なんの上達もしないのでは面白みもないな」

「面白み??」

「………この世界で生きるなら、ある程度魔物との闘いに慣れてもらわねばと言う事」

「なんか取ってつけた感じに聞こえるの気のせい?」

「主の気のせいだ!」

とか喋ってたら東門に着いた。

昨日とは違う門衛さんに木札をもらって外に出て、スノーに跨る。そして森の入り口辺りで新しい魔法の練習を始めてみる。

今日はちょっと駆け足が早かったです。既にぐったり。

「主、魔法練習はここですると良い」

スノーの背中からダラダラ降りながら何を練習するか考える。

しがみついとく事に必死で考えきれなかった。

「スノーくん、ウォーター・ブレードとかどうでしょう?」

「今日はもう一つ違う適性も交互に練習してみてはどうだ?例えば水魔法と氷魔法。近い適性だからやり易いと思うが…」

「…なるほど。水は冷えれば氷になるし、氷は溶けたら水になる。だから近い適性って事か!出来るかわかんないけど、やってみまーす!」

「ウォーター・ブレードッ!」

出るには出たけどヘロヘロで木を濡らしただけで終わった。

「サンダー・ブレードッ!」

こっちも木に当たって砕けて、傷一つ付いてない。

………数打ってどうにかするっきゃない!

おりゃおりゃおりゃーっ!







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