この学校は教師まで…
「莉子どうだ学校の授業にはついて行けてるか?」
「前の学校に比べて全然進んでいないから大丈夫」
放課後になり稔達は他愛のない会話をして時間を潰していた。
新島が来なくなったが高校生活してるとある日突然来なくなったなんて良く有る事なので誰も気にしなかった。
「そうなの?良かった」
莉子の今の現状を聞き英里も安心する。
「でも人は最悪みんなが居ないなら別の学校行ってた」
その言葉を聞きみんな安心する、こんな学校を好きになるなんて人としてちょっと危ないからな。
「ところで稔ちょっと相談いい?」
広司が稔に話しかけて来たので稔は聞く体勢になった。
「天文部で今度合宿をする事になったんだ、それで何だけどロナを合宿に連れて行けないから面倒見てくれない?」
ロナとは広司が飼ってる事故で大怪我して助けた犬。
「う~ん」
俺は悩んでしまう、犬の恩を忘れないって言いけど一向に懐こうとしない。
「稔君私からもお願い」
英里も稔の説得に入るが稔はまだ悩む、そんな所を見て莉子は。
「ユーリ悪いんだけど私川崎先生に呼ばれているから行くね聞かれたらそう伝えて」
「分かった」
そして莉子は川崎先生の元へと向かった。
放課後になりだいぶ人が減っている事に莉子はこう思った。
(この学校は部活にも力入ってないのね)
なので莉子は今度事務所に稔を紹介しようと考えた、この学校にいても未来はない将来考えるならもっといい学校に行った方が良い。
でも稔の親は受験失敗してこの学校にしか行けなかった稔を見限ってる他の学校に行く学費なんて出してくれないだろ、だから稔も芸能界で評価受けて別の学校に行くってのも有りだと思う。
「なんて無理かな」
だって稔って芸能界に興味無さそうだから、私が近くで撮影あるから来ない?って言っても他のみんなは来てくれるけど稔は断わるんだから芸能人になる事は嫌なのだろ。
莉子は今撮影中の映画がクランクアップしだい前の学校に戻る事を決めた。
この学校には稔達がいて楽しいけどそれを差し引いてもこの学校にはマイナスのイメージしかないしね。
そんな事を考えているうちに川崎先生が指定した生徒指導室に着いた。
「滝川もう来たのか早いな」
どうやら川崎先生も今着いたようだ。
川崎先生は指導室のカギを開けて私を入れてくれた。
ガチャ!
中に入り先生はカギを閉めた。
「まあそっちの方にでも座りなって」
「お言葉に甘えて」
先生が座るよ促したので座った。
「どうだ学校の方は慣れたか?困った事はないか?」
呼ばれた理由はどうやら転入した私を気遣っての事みたいだ
「えぇ知り合いがいたので大丈夫です」
でも撮影が終わりしだい別の学校に編入するので適当に答えた。
「イヤ無理しなくて良いんだぞ!」
「いえ本当に大丈夫ですし無理もしてません」
なんだか急に先生の雰囲気が変わったなんだか怖い。
「この前放課後に女子生徒達に囲まれていただろ!」
確かにあった編入初日の出来事なので覚えている。
「ですが大丈夫ですよ」
どうせ別の学校行くのだからあの人達の事なんて本当にどうでもいい。
「教師生活長いから分かるんだ、お前みたいな地味な女子はよく援交するように持ち掛けられるって事をあの時そうだったんだろ!」
確かにあの時は援交をするように持ち掛けて来たけど何かこの先生はおかしい。
「…俺が買ってやる」
「はぁ?」
突然の事で思わず間抜けな声が出てしまった、何言ってるのこの人?まさか今私援交持ち掛けられてる?
「じゃあ始めにスカート上げて1人でやってみろ」
ヤッパリこの先生私に援交持ち掛けている。
「で、出来ませんよ!そんな事!!」
頭がおかしいとしか思えない、莉子はこの事を校長に言うため出て行く事を決めたが足を引っ掛けられて転ばされた。
「きゃ!」
そして川崎はそのまま莉子に覆い被さって来て暴れるが抜け出す事は出来なかった。
「今日は1人でしてるの見るだけで我慢するつもりだったがこうも反抗的な態度とられると我慢出来なくなるだろ」
流石にこの事態は危険だと判断し莉子は叫ぼうとするが川崎に手で口を塞がれた。
「別に叫ばれてもこの指導室は本校舎から遠いから人なんて来ないから良いんだけどうるさいのは嫌なんでな」
そう言いながら川崎はシャツのボタンを外して行く、莉子はこれからされるだろ事に恐怖して動けずそして涙が出た。
「スタイルは良いが地味な顔してるのがマイナスだな、メガネ取ればましになるか?」
川崎は莉子のメガネを取ると最近よく見てるような顔なり川崎は首をかしげた。
「あれ?コイツの顔何処かで」
あと少しで思い出しそうになったその時。
ドーン!!!
「な、何だ!!」
指導室の扉がぶっ飛んだ、川崎は扉の方を振り向くそしてそこには稔がいた。
「あんたってヤツは正真正銘のクズだな!!」
そして稔は今まで見たことの無い形相をして川崎を睨んだ。




