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女神様と共に  作者: リーゼスリエ
聖なる水

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18/20

遭遇


ファーフの街の西にあるアーバイスト森の聖なる泉を目指して、健司達はアーバイスト森に入った。

その森は豊かな緑で木も高い木が多く、死角が出来やすい森だった。


「この森は死角が出来やすいですね。」

 健司が辺りを見回している。


「そうね。ここは遠くまで見渡せないから注意して歩きましょう」


 ベルカはここに来たことがあるみたいだ。


「大丈夫ですよ。私が守りますから。」


 バーレラは自身満々に話した。

それを見たミルキは、バーレラに耳打ちをした。


「あれ?バーレラ、健司君のこと好き?」


「違います。守る人がいるでしょう?ミルキさんこそ、少年から健司君呼びになっているじゃないですか?」


「うーん、気になると言うかね。」


 ミルキは首を傾げながら言った。


「バーレラさん、気にしないで。ミルキは適当なことを言うから。」


 ベルカが注意した。


「そうかな?ベルカこそ、気になっているくせに。」


「それはそうでしょう。ギルドの一員だから。」


「ベルカがそう言うならいいけどね。」

 ミルキは意味深なことを言った。


 健司はそんなやりとりが微笑ましかった。

 すると、どこからが弓矢が飛んだ。


「危ない。」

 矢は、健司に向かって飛んだが、ミルキの槍で防いだ。

すると、ゴブリンが突然現れた。

槍を持ったゴブリンが健司達を襲う。

 バーレラが剣を持ち、応戦した。

 ゴブリンが槍を突き出したが、剣で防いだ。


「効かないですわ。」


 ゴブリンがゴブリンの後ろから隙間を通って槍を突き出した。

 これもバーレラが防いだ。


「だから、効かないですわ。」

 すると、ゴブリンは更に隙間を通って、3本目の槍を突き出した。

 バーレラは反応が遅れた。


「な!ありえないですわ。」


 3本目の槍が当たる瞬間、アイリスの絶対防御で防いだ。

 ゴブリンは驚いた顔をした。


「ありえないよ。こんな技術、人間の技だ。」

 ベルカが叫んだ。

そして、ベルカは魔法ライトをゴブリンに使った。

 邪を払う光魔法だ。

 しかし、ありえないことが起きた。

効かなかった。


「な!ベルカの光魔法が効かないなんて。」

 ゴブリンはピンピンしていた。

ミルキはゴブリンの1匹を槍で倒した。

 すると、違うゴブリンがヒールを使いゴブリンを治した。


 アイリスは目を細めた。

「なるほど、そういうことですか。やはり、あの子か。」


 ゴブリンはアイリスを見ているように感じた。

 そして、ゴブリン達は去っていった。


「ゴブリンはあんなに強いのですか?」

 健司は聞いた。


「いや、ありえない。異常なほど強く、ヒールを使うなど。」

 ミルキは感想を述べた。


「そうね。槍の攻撃もありえないよ。人間の技だよ。」

 ベルカも驚いた。


「危なかったですわ。今のは女神様が?」


「そうです。女神様が守ってくれました。」

 健司が答えた。


「まぁ、いいわ。ここで休憩しましょう。」


「そうだね。みんなもいい?」


「はい。」


「私も大丈夫です。」


 4人はここで休憩を取った。誰もが疲弊していた。


 アイリスは考えた。

「光魔法すら効かないとなると、聖なる水の効果か。だとしたら、厄介ですね。」


 アイリスは遠く森を見回していた。


 

 

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