49話 『反省と後始末』
初めてやらかしたぁ!
予約投稿したと思ってたのに!
それも全部隻狼が面白すぎるのが悪い!
セアルを自宅まで送り、布団に寝かせて、今日の仕事は休みにしておいた。
さて、反省会だな。
まずは問題点
街の外に対する防衛力の不足だ。
街の外は魔力の濃度が高くなる。
すると強い魔物が生まれてしまう。
それに魔力と言うのは人の体には害にもなる。
魔力の濃度が高い場所に低レベル、もしくは持っている魔力量が少ない生物が行くと死ぬ、もしくは魔物になるらしい。理由は空気中の魔力を肺と皮膚から吸収しているのだが、その量が多すぎて制御しきれないらしい。
それでは何故うちの子供組は大丈夫だったのか。
その答えは、エルとメルだ。
あの二人が子供組周辺の魔力を拡散させていたらしい。
ちなみに街の中の魔力は結界の維持や施設の機能と維持の為に使われている。
魔力の濃度で生まれる魔物の強さも変わる。
濃ければ濃いほど強く、逆に薄ければ何も出ない、そして、もしも出たとしてもとても弱い。
と言ったものの、今回の件の対策としては結界の延長だ。
と言っても完全に魔物を遮るのでは無く、中に入れる魔物を弱い魔物限定にする。
そして入った魔物が一定以上強くなった場合は結界の外に移動させる。と言った仕組みにしようと思う。
そして、それを強さの等級別に分けて置くことにしよう。
まずはナギエ街の正面、冒険者の街に繋がる方面の東方面は弱い魔物限定。ランクで言えばFとEだ。
次に南方面、そして北方面はDとCだ。
続いて、西方面。BとAだ。
Sランクの魔物、これは自然現象と同じレベルの生き物だ。流石にこれを倒すことはうちの連中では無理だろう。ああ、今回のオーガキングは最初はAランクの上の中くらいだったが、今はSランクに相当する程ステータスが上がっていたのだが、それは置いておこう。
今回の結界の範囲は20キロ程にしてみよう。
足りなければ伸ばすが、とりあえずは20キロで様子見だ。
と言う訳で結界の設置、それと後始末に行くか。
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今回の結界は正方形では無く、球体状だ。
理由は、特に無い。なんとなくだ。
強いて言うなら物理攻撃や魔法攻撃を『耐える』では無く『受け流す』ことが出来るからだな。
もちろん耐えることも出来るけどな。
さてと、何とか出来上がったな。
あと濃度の調整、電子?もといホログラムのような警告の看板の設置もした。
よし、こんなものだろう。
あとは後始末だけだ。
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と言う訳で俺は結界、西方面に来ている。
オーガキングを殺す為に。
まずはこいつをここに出した。
「ガァ?...ガ、ガァァァァァ!!!!」
とりあえず結界で捕らえておく。
ああ、今のこいつのステータスはこうだ
「オーガキング♂」
Lv50
体力 26000
攻撃 21000
魔攻 20000
魔力 25000
防御 25000
魔防 23000
敏捷 18000
スキル
「無属性魔法」Lv6→7
「火属性魔法」Lv6→7
「棍棒術」Lv8→9
「再生」Lv6→8
「性技」Lv3→5
「恐怖耐性」Lv3
「狂化」Lv3
「強欲」Lv5
状態
「狂化」
となっている。
恐らく、この強欲と言うスキルがこいつを急成長させたんだろう。そしてそれは俺と会った後。つまり、こいつが強くなった原因は俺だ。
あの時にすぐに殺っておけばこんな事にはならなかった。
とはいえ、今更こんな事を言ってもしょうがない。
おっと、また無駄な事を考えていた。
さっさと殺るか。
「ガァ!?ガァァ!!ガァァァァァ!!!!」
ふむ、どう殺るか。
まぁ、色々あるが、やはり窒息死が無難かね。
いくら再生スキルを持っていると言っても呼吸が出来なければ普通に死ぬからな。
再生の限界をためすのも面白そうだな。
まぁ、今回は止めておこう。
さて、絞めるか。
空間から酸素を抜くイメージで...
「ガァ?...ガ...ガァ......」
ふむ、流石に酸素の無い空気を吸えばこうなるのか。なるほど、視た所即死しているな。
よかったよ。これで死ななければ何回挽肉になっても再生出来るのか試さないといけなかったからな。
ピロン♪スキル「強欲」を奪取しました。
このスキルは上限まで強化されて付与されます。
「ハッ!随分な皮肉だな。」
明日からお仕事...いよいよ怪しいぞ...




