18話『管理人』
水竜と契約した俺は、寝ている奴等を起こした。
「「「「「「「うぅん...はっ!」」」」」」」
「起きたか。」
「え、えーと水竜様は?」
人魚の中の1人が聞いてきた。
「人の見た目になっているがこいつが水竜だ。」
横に居る水竜を指さす。
(人魚達)
「水竜様が人に変化した?」
「そんなことがあるのですのね...」
「...理解...不能...」
(リザードマン達)
「何と...」
「びっくり!」
「です!」
ふむ、様付けか、信仰でもされてるのか?
にしてはビビって居たようだが…
「お前達、名前は?」
(人魚達)
「この子達の姉のリーンです。よろしくお願いします。」
「次女のマリですわ」
「...三女の...アリー...です...」
(リザードマン達)
「この子達の姉のリアレーゼと申します。」
「マイヤだよ!」
「ルミカです!」
「ふむ、そうか。俺はヤナギだ。
お前達にはこの湖と川の管理をして貰いたい。
まぁ、拒否権はあるから帰ってくれても構わないぞ?」
「いえ、私達姉妹は水竜様が居るのであれば、喜んで管理させて頂きます!」
「その通りですわ」
「...え...?私は...帰りたい...」
「わかった、お前は帰るんだな?」
「ダメですよアリー!せっかくの機会なのに無下にしてはいけません!」
「...えぇ...でも...知らない土地に...知らない人がいっぱい居る...から...恐い...」
長引きそうだな。この姉妹は後回しにしよう。
「リザードマン達はどうする?」
「えぇ、私達も水竜様がいらっしゃるのであるとのことならば、喜んで管理します!」
「うんっ!」
「やります!」
「ふむ、報酬、契約期間に希望はあるか?」
「とりあえず、衣食住が欲しいです。
契約期間は水竜様と同じでお願いします!」
「うんうんっ!」
「同じくです!」
「わかった、次は禁則事項だ。」
「「「はい!(うん)」」」
「まずは俺と、俺の同居人の火竜と使用人のセアルに危害を加えないこと。物を故意に壊さないこと、盗まないこと。そしてここの事は契約が終了しても何処にも、そして誰にも話さない、教えない、伝えない、書類にも残さないこと。」
「「「は、はい!」」」
「以上の契約に同意するか?」
「「「はい!」」」
書類が出てきた。
「契約成立だ。」
ふぅ、あと何回こんな面倒なことをするんだ?
早く終わらせたいな...
「さて、次は人魚達だな。お前達決まったのか?」
「はい、決まりました!ここでお世話になりたいと思ってます!」
「契約内容はリザードマンと同じでいいな?」
「はい、それでお願いします!」
「お願いしますわ」
「...お願い...します...」
「同意するか?」
面倒だから端折る。いちいちやってられない。
「「「はい」」」
書類が出てきた。
「契約成立だ。」
さて、そろそろ衣食住を整えてやるか。
「何か家の希望とかあるか?
まずは人魚達、お前達からだ。」
「うーん、じゃあ3人でひとつの家がいいです。あ、私達はこの通り足が無いので作って頂けたら湖の中に沈めて貰えると助かります。」
水中都市計画か?面白そうだ。
「わかった」
「じゃあ次はリザードマン達。」
「私達は地上に建てて貰えると助かります。」
「分かった。家は別々にするか?」
「いえ、私達も姉妹なので一緒がいいです」
「いいのっ!」
「です!」
「分かった。」
早速造るか。
「俺は人魚達の家を作ってくるが、その間、お前はどうする?」
「もちろん着いていくよ。何だか面白そうだからね。」
「そうか、わかった。」
ここに来ていきなり人数増やすと作者の頭がオーバーヒートしそうです。( ̄▽ ̄;)




