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死んでしまった彼女の。  作者: 砂糖ばなな
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事の始まり

だいたい目線が交互になってます。1個とばしで繋がってます。(今は)

中学生になった私は、友達をつくらなかった。

いじめられたからとかなんとか。


いじめっ子たちを恨んでいるわけではない。

そうだったら友達だってすぐにつくっていたはず。

だけど私は、人間が嫌いになった。


人間が憎い。

他人の気持ちも解らずに。

すぐ群がりたがる。

自分より下の人間を嘲笑う。



そんな私が変われたのは、中2の頃だった。





ある日の私は、居残りで勉強をしていた。

授業中寝ていた私は、先生(はげ)のお怒りに触れ、この破目になった。


下校時刻の5分前。

もうそろそろ帰っていいかなと思い、教室を出た。


廊下を歩いて靴箱へ向かうと、私を変える出来事が待っていた。




「うぅっ・・・やめて・・・。」



苦しむ女子。


その周囲を囲む女子はその子を蹴ったり殴ったり。



『いじめ』。



かつて受ける側だった感情を思い出す。


辛い。

憎い。

悲しい。



あまり感じなかったものの、普通は少しくらい思うものだ。

よほど風変りないじめじゃなければ。


いじめられっ子は必ず思う。


不登校。

うつ病。



自殺。




その時、私は安易にいじめという罪を犯そうとしていた。

その光景を見た時、私の心というものは、その気になっていた。





重き一生の「罪」になることも恐れずに。

いや、知らなかったのだ。


繰り返される悪夢を犯すことを。







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