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高校生、事故る

私は廣井昏、友達にはこんちゃんって呼ばれている高校二年の女子高生。

私立女子高の美術部副部長を務めていて、最近の自慢は国語の模試で5,000位以内に入ったこと!

いえーい!

そんな私は今さっき、通学路の途中のコンビニの中にいます。


正確に言えばコンビニの目の間で突っ込んできたトラックにぶっ飛ばされてコンビニのパン売り場の支柱につぶれたパンとごっちゃになって刺さっています。


校則でコンビニ入るの禁止だから、いつも先生にばれないように注意してたのに!

なんて軽口を叩ける状態ではないし、そもそも口がどこかわからない!

死ぬときってお母さんのこと考えるらしいけど、私、もう死んじゃったみたい。

だって、私の死体が目の前にあるんだもん。

え?私、死んじゃった。

そう、私、死んじゃったのだ。


いやいや、でもそうじゃない。

だって今日はいつも通り家を出て、一時間目から体育で最悪で、六限のあと七限の講座がある日で。

今受験勉強中で、文化祭が終わったからそろそろ美術部引退する予定で、そのお疲れ様会は来月の初週で。

いやそもそも私17歳だし。

お母さんと今週末携帯買いに行ってもらうんだし、中間テストも近いし。

あ、勉強しなきゃ、そうそう勉強、ちょっと日本史甘いんだよね、だから。


でも私、今死んじゃって、いや、死んじゃって?


ぷつんと、世界のすべてがテレビを切るみたいに突然消えた。


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