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魔導具屋「ソルネンの馬車」の店番

新登場人物


ノア・リクヴァ

魔導具師ソルネンの弟子

12歳 男 黒髪 


職業不明

老人

70歳前後 男 白髪

「ししょ〜う!おはようございま〜す!…あれ?ししょ〜う!」

お店の正面から入り、この店の店主であり、僕の師匠のソルネンを探すが、返事がない。

かなりの年寄りだし、まだ寝てるのか。工房まで入るか…大体あそこで寝てるし。


店の奥まで入ったが、師匠の姿が見えない。…なんだ作業机の上に紙?

『ノアへ

少し外に行く

店番は任せた。』


一応手伝いとして弟子にしてもらったが、12歳に店番を任せる店主とは…

まあこの小さな町の魔導具屋には大きな仕事は滅多にこないし、

僕も師匠に店番を任せられるほど成長した。っと思い込むことにした。


「さて準備、準備〜っと」

カランカランと入口からベルの音がした。まだ朝なのに客かな?


「いらっしゃいませ〜ようこそ魔導具屋ソルネンの馬車へ〜」

挨拶をしながら、工房を出たが、店の中には老人がいた。

(この人…魔力がすごい…なんか……なんかすごい。)


「…おや、ソルネンはおらんのか?」優しく老人が訪ねてきた。

「はい!今は外に行くと紙を残して…詳しいことは分かりません」


「そうかそうか、ふん…奴は昔から自由な奴じゃからのう…」

老人は師匠と昔からの知り合いのようだ。師匠の昔の話は聞いたことなかったな…

「しかし…困ったのう」「師匠に魔導具で連絡しましょうか?」「いや…うん?師匠?」


「はい!僕はソルネン師匠の弟子、ノアです!」

「ほう!あやつが弟子を…長生きはするものだな。」声を出して笑う老人。

「なるほど…では君に修理の依頼を出したいのじゃが…」


「ぼ、僕に!」「ああ、いい値を出そう」

初めての依頼に心が躍ったが、待て。確か師匠入っていた。

直せない物を直せと依頼を出してきた依頼主と揉め事になることもあると


「こほん…まず物を見せていただけますか?」「これじゃ」

「…これは、オルゴール?」「そうじゃ、妻の形見でな。数ヶ月前から音が出ぬのだ」

老人が出したのは綺麗なオルゴールだった。だがこれ…かなり古いな…


「…どうじゃ?直せそうか?」「古い物ですから…」「そうか…」落ち込む老人

「時間がかかりますね!」「やっぱりあきら…なんじゃと?」

「はい!かなり時間が掛かります!」「…どれくらいじゃ?」


「そうですね〜3時間ぐらいかと!」「そ、そうか!なら頼む!」

老人から熱い握手を交わして、僕は初めて依頼を受けた。

読んでいただきありがとうございました。

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