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七話目




私達が来て少ししたら、皆も戻ってき始めて全員が揃った。揃ったところで、エレベーター前から少し離れ、壁の方による。


「で、どうする?そこのエスカレーター使って色々しに行くか?それともボーリングか?」


橋本くんが前にあるエスカレーターを指しながら私達に聞いてくる。


「軽くボーリングして暖めてからの方がいいんじゃないかな?人数的にも3レーンに別れてやったら丁度いいでしょ」

「それじゃあそうしますか?」

「まぁ、それでいいだろ」

「それじゃあ押すね〜」


私達がどうするか決めたら、エレベーターの近くにいた癒音ちゃんが早速とばかりに上に向かうボタンを押す。エレベーターは既に1階に着いており、押した瞬間に扉が開き私達九人はエレベーターに乗って上に上がっていく。


───チーン。


エレベーターが着き、私達は扉から近い順に降りていく。私達が降りると、レーンにボールが落ちた音、ボーリングボールが転がっていく音、ピンを飛ばした音などが至る所から聞こえた。


「はいはーい!それじゃあ私に集めて!」


今回は零夜が集めるんじゃなくて亜美ちゃんが集めるみたい。零夜も今回は何も言わなかったから1階にいる間に決めてたのかな?


「千波弥〜、私と一緒に行こ〜」

「仕方ないなぁ」


千波弥はそんなことを言いつつも少し笑みを浮かべて亜美ちゃんと一緒に受付に向かう。私はそんな千波弥のことを見て変わってないなぁと思った。


(前から千波弥は面倒見が良かったからね)


少ししたら2人が戻ってきた。


「12〜15番レーンが私達が投げる場所だよ」

「半分がボールを半分がシューズを取りに行ってね」


亜美ちゃんと千波弥が私達に指示をする。私達はそれぞれ頷くなり、返事を返すなりで肯定の意を示した。


私は先にシューズを取りに行く。私の他に癒音ちゃん、零夜、千波弥がシューズを取りに行くことになった。残りのみんなは先にボールを取りに行っている。


私達はシューズを取って指定されたレーンに向かう。私達は1度シューズをその場に置いてボールを取りに行く。私は軽くボールを持ってみて自分に合っているボールを選ぶ。私が選んだボールは11ポンド。零夜は12ポンド、千波弥が6ポンド、癒音ちゃんが7ポンドを選んだ。


私達は選んだボールを持ってレーンに戻る。3レーンあるから3人ずつで別れて投げることになっている。既に名前は入っているからそのレーンに向かう。


12番レーンには癒音ちゃん、亜美ちゃん、水雫ちゃん。13番レーンには私、千波弥、零夜。14番レーンには由理子ちゃん、橋本くん、藤宮くんが入っている。


準備が終えたレーンから投げ始めていく。私達のレーンでは私が最初だったから私はレーンに入って投げる。ボールは音を立ててレーンに落ち、ゆっくりと転がっていく。ボールは転がっていき、1番ピンに当たって倒れていく。ピンは倒れたけど、左右の端にあるピンが残った。2投目も投げたけど、綺麗に真ん中を通り抜けて倒すことができなかった。


私達は3ゲーム分やることになっていた。だけど、最初の1ゲーム目は皆ストライクもスペアも出ずに低い点数で終わった。


「2ゲーム目はストライクとは行かなくてもスペアは出したいですね!」


水雫ちゃんがみんなに言う。皆も同じことを思っていたのか皆やる気に満ちている。例にも漏れず私もそうなっている。


それから4フレーム投げたところで等々スペアを出した人が現れた。


───パコンッ!


「しっ!ようやく出たぜ、スペア!」


出したのは橋本くん。橋本くんは戻ってくる。


「おめでと〜」

「ナイス!」

「お見事でしたわ」


私と藤宮くん、由理子ちゃんが橋本くんに声をかける。橋本くんもそれに答えながら零夜と手をパンッ!と交わす。


「私も負けてられないね」

「優月も狙うの?」

「もちろん!見せられてやる気にならないわけないからね!」


私は聞いてきた千波弥に満面の笑みで返しながらレーンに入っていく。


「負けず嫌いは変わってないんだな・・・」

「?」


一瞬私は零夜に何か言われた気がして振り返ったけど気のせいだと思ってピンを見据える。


私は足を前に出すと同時にボールを前に出す。2歩目、3歩目を出し、ボールを後ろに向かって振りかぶって前に持っていく。4歩目でボールを投げる。


ボールは転がって、2番目の三角形のマークのところから曲がり始める。曲がっていったボールは1番ピンと3番ピンの間、ポケットと言われるところに当たる。ボールは左側のピンを巻き込みながら倒していく。また、6番ピンが倒れ、その流れで9番ピンを巻き込みながら倒れていく。


私が投げたボールはこの一投でピンを全て倒した。それにより、私はこのフレームでストライクを取った。私は後ろを振り返って皆の方を見ながらブイサイン。


「いえーい!ストラーイク!」


私はみんなの方に戻って皆と手を叩く。


「おめでとう。やっぱり優月は取るよね」

「まぁ、こいつだしな」


幼馴染2人が私のことを見ながらそんなことを言ってくる。


「ほらほら、次は千波弥ちゃんだよ〜」


私は千波弥に促しながら椅子に座る。


それから、2ゲーム目と3ゲーム目は皆がちょくちょくスペアやストライクを取る。1ゲーム目と比べたら全体的に50〜80くらいあがった。







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