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光と闇
闇の女神を巡る旅から数年後、ライトは美しい姫君へ成長していました。でもおてんば姫なのは相変わらずです。美しく成長してもおてんば姫なライトをセイントと王と王妃が暖かく見守っていました。
おてんば姫だけど、ライトは毎日、精霊と光の女神に祈りを捧げます。闇の国が元気でありますように。世界が平和でありますように。アレスに会えますように。毎日そう祈っていました。
ある日、ライトはお城のお庭で花を眺めていました。兄のセイントと共に眺めていました。太陽の光が眩しい昼の事でした。
太陽の光が眩しい昼の中に、一筋の闇が現れます。その一筋の闇は真っ直ぐライトの元へ降りてきました。眩く闇が輝いたあと、そこには金髪が美しい青年が立っていました。ライトはそれが誰だか、直ぐにわかりました。相手の青年もまた、成長したライトを昔出会ったライトだと直ぐにわかりました。
黒装束を着て赤いマントを靡かせ、赤い宝石と青い宝石と黄色の宝石を傍らに漂わせる美しい青年……アレスは、ライトに告げます。
「約束通り、会いに来たよ。ライト、君に会えて嬉しい。君に会えて本当に嬉しい」
ライトとアレスは、手を繋ぎました。
初めて会った時と同じように、手を繋ぎました。
嬉しくて、幸せで、手を繋ぎました。
光と闇はこうしてまた再会したのでした。




