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20話 ヤンデレ化した皆

「「「「レ、レ、レノン!?」」」」と4人のレノンには聞き馴染みのあり、最も聞きたかった声が耳に入ってきた。そのその声を聞いただけで涙が出そうになるほどうれしかった。


「えっ?」と間抜けな声が出るが、そんなのお構い無しに声のする方を振り向く。そこには待ちに焦がれた誰よりも会いたかった皆がいた。


「みんな…」「「「「レノン…」」」」お互いにふらふらと歩み寄り、その存在を確かめるようにレノンが皆を強く強く抱き寄せる。「よかった…本当によかった…皆会いたかったよ」と涙を流しながら言うもんだからド変態ブラコンがあへあへうるさくなった。


「レノン…よかったよかったよぉ死んじゃったらどうしようって思ったよかった…」…ベレスも泣きながら抱きしめるが手がおかしい。その低身長を生かしてレノンの腰回りのお腹ら辺に顔を埋めてすはすはしだす。


「レノン…会いたかった。生きててよかった。大好き」珍しく泣きながら、シズがいきなりぶっ込みながらレノンを抱きしめて頬をスリスリしている。


「よかったよレノン。生きてて。私…私…」とソフィアが泣きながらレノンを撫で回している。貴族様とは思えないその手つき一体どこで教わったのやら…


「あはっ♡レノン、レノンレノンレノンレノン。大好きですよ♡」ユピネがレノンに会えたことにより、暴走しながらレノンに顔を近づける。そして、顔をじっと見つめてあることに気づく。


……どうやら全員変態ヤンデレだったようだ。互いが互いを牽制しながらもレノンを味わっている。あえて喜びとたまっていた何かがはち切れたかのようにレノンを感じているが、当の本人は会えたことと無事なことに安堵して「ひぐっ…うぐっ…う、うぅ…」と泣いているため全くいろんなことをされているのに気づいてない。


「レノン…目は、どうしたのですか?」とユピネが恐る恐る聞く。「あぁ、これはダンジョンで(ダンジョンで発現した覚醒した目の副作用で)なって目が見えないんだ(今、目が見えないんだ)」

「「「「え?」」」」4人がこの世の終わりのような顔をしている。レノンの言葉が足らなかったせいで盛大な勘違いをしている。


「私…のせい?あえ?レノンの目を奪った?え?え?どうすれば…ブツブツ」ベレスが目を真っ黒にしてブツブツとつぶやく。

「え?目がえ?私が私が…残ればよかった…よかったのに…」シズが自分を責めながらも目をぐるぐるさせている。

「レノン?レノンレノンレノンレノン?どうして…え?」ユピネがまた暴走して狂気になりながらレノンの名を何度もつぶやく。

「レノンの目が見えない?私のせいだ…私の…私が…」

ソフィアが目を黒くして自分を何度も責める。


「え?どうした?皆?」この場を作った言葉が足りなかった元凶がわけもわからず困惑しだす。


「クソトカゲ…許さん許さない!」「あのトカゲのせい?」「赤灼竜が…あれがレノンの目を…そうなんだ…」「は?クソトカゲ?何やってるの?許さない」

それぞれが口々にノアに毒を吐き暴走しだす。それはもう、ノアと出会った瞬間殺さんとする勢いで。

あれ?これもしかしてフラグになるのでは?


ガチャリとドアが開き現在暴走している4人にとってはレノンと自分たちを一度引き裂いてレノンの目を奪った(四人の勘違い)元凶ドラゴンが出てくる。

それを見た4人は


「なんで…クソトカゲがレノンの家から出てくるの?」「なんで?」「レノン…操られてるんですね…」

「はっ?」4人の殺意がマックスになり、それに気づいたノアも睨みお互いに睨み合いしばらくの沈黙がおとずれる。しかし、レノンは未だに泣いている。


その沈黙が

[戦気解放・真]

[衝拳烈波]シズがノアを吹っ飛ばしたことにより破られた。


衝拳烈破は打撃を強打にすることで吹っ飛ばしの威力が上がる技で、戦気解放をしたシズが放てば流石の赤灼竜であるノアでもダメージはないだろうが吹っ飛んでしまう。

ふっ飛ばされたその先は森だ。帝都の真ん中だったので被害を最小限にするために森へ吹っ飛ばしたようだ

それくらいの理性があったことに驚くくらい冷静に行動していた。


そのふっとばしに追いついたのはもちろんシズだった。4人の中では一番タイマンが強いであろうシズは圧倒的速度で追いつき刀を背中の鞘から抜きノアに斬りかかる。

が、「いきなり、襲ってきて何なの?」と軽く止められ尾ではたき落とされる。覚醒したシズでも受けきれずに地面へ激突する。


むくりと立ち上がり圧倒的速度で迫るがノアは軽々と対処する。そのまましばらく打ち合うがノアは驚いていた。


この人間、前会った時より格段に強くなっている。正直竜人形態で受けるのがやっとかも。うーん竜形態になったらレノンに怒られるしどうしよう。まぁ、先に襲ってきたのはそっちだしレノンも許してくれるでしょ。


「お前が!レノンの目を奪ったんだろ!」シズらしくなく激昂している。その気迫は普段のおっとりとした姿からは全く想像できない。


「はっ?何言ってるの?私がレノンの目を奪っ…っと危ない」勘違いを訂正しようとしたノアに向かって光り輝く魔力の矢が迫ってきてかろうじて避けることに成功する。


「◯ね◯ね◯ね◯ね◯ね◯ね◯ね◯ね◯ね◯ね◯ね」と純粋な殺意のこもった言葉とともにその言葉よりも鋭い矢がノアに襲いかかる。


「くそ…2人とも格段に強くなっている。でも、対処はできる。」とシズに向かって行くが

「へぇ…対処ねぇ。やってみて…よ!」急にノアの真横に現れたソフィアの全力の一撃をまともに食らってしまう。


なっ、あいつ一体どこから?私でも接近されたことに気づかなかった。3人はさすがにきつい。しかも、あと一人いた気がする。まずいな…仕方ないか…


[竜化]光とともに包まれたノアの姿が紅く輝く鱗を持つ竜となる。


「ははっ、そんなでかくなったらいい的だよ?」

[絶級雷魔法・破滅の雷神(ヴァジュラス)]

耳をつんざく轟音とともに紫の雷がノアを貫く。


「っぐ!?」ノアが久しぶりにダメージを負った。


「クソトカゲ、残念だね。今の私達はあの頃の100倍は強い。」


「くっ、参ったね。強いな…」


と焦熱形態になろうとした瞬間


「ちょっと待って皆落ち着いて!」

とレノンの声が響いた。

ようやくヒロインズが全員出てきた…はず!いきなり喧嘩とは穏やかではないですね〜(他人事)

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