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第40話 血戦

第40話 血戦


「行くぞ!」

ウェントが構える。

「はぁぁぁぁぁ!」

シュン!シュン!

ウェントが武器を玲衣奈に飛ばす!

玲衣奈は構わず走る。

「おらぁ!」

ウェントと玲衣奈は肉弾戦をする。

ウェントは肉弾戦をしながら玲衣奈に武器を飛ばす。

シュン!シュン!

シュッ!ダン!

玲衣奈は後ろに下がり、ゲールズを使う。

が、倒れる。

「玲衣奈!」

「キミ、死んだのかい?」

ウェントが玲衣奈の所へ生死を確認する。

「……死んだな。マリアーヌ、よろしく。」

ウェントが確認し、マリアーヌに指示を

仰ぐ。

「ええ、私も確認しましたが試合終了ですね。

バリア解除。」

バリアが解除され、一行は玲衣奈の元へ

駆け寄る。

「玲衣奈!玲衣奈!」

宗也が玲衣奈を抱える。

玲衣奈にはもう息がないのか少し軽い。

「……宗也くん、東海林くんを背負って

行くのかい?」

上藤が聞く。

「ええ、そのつもりです。」

宗也が答える。

「だが、この先の戦いには君の力が必要だ、

背負っていては戦えないだろう?」

上藤が聞く。

「俺がおぶりましょうか?」

後ろから声がする。

「?」

「逆鷹と樽坂!?」

意外な人物の登場に驚く一行。

「東海林さんによって私は救われた、

だから私は東海林さんのために

動くわ。」

ウサギのうさ実ちゃんを撫でながら

説明する。

「俺は、姫に従うだけだ。」

頭を掻きながら説明する逆鷹。

「東海林さんが亡くなってしまったのは

残念に思っているわ。」

樽坂は状況を把握しているのか、淡々と

説明する。

「なら、もうお前らの出る幕は無いだろ?」

宗也が凄みながら聞く。

「東海林さんの身体は私たちが運ぶから

東海林さんのために奈華木さんはいつでも

戦えるようにしてください。」

宗也は少し落ち着き、承諾した。

「虎司、よろしく。」

樽坂は逆鷹に指示する。

「あいよ。ソウルスキル解放!

煙操(シガレッテ)!」

煙により人型を二人生成し玲衣奈を抱える。

「絶対に傷つけるなよ。」

宗也がまた凄む。

「分かってるさ。」

逆鷹はキリッとして答える。

「んん!よろしいですか?」

マリアーヌが様子を見て聞く。

「ああ、次を言ってくれ。」

上藤が答える。

「では、第2試合の結果は東海林玲衣奈様の

死亡による敗北、ウェント・ポンラーズ様

の勝利となります!第3試合は同じく

ウェント・ポンラーズ様ですので

ここで一時休憩となります。再開時間は

1時間後となります。」

マリアーヌが現状等を説明する。

「次は誰とやれるのかな?」

ウェントはヨロヨロ歩きながら裏へ向かう。


「東海林くんが戦えなくなった以上、もう

負傷を治せない。少しの負傷も気をつける

ように。それと逆鷹くんと樽坂くん、

君らを完全に信用している訳ではない、

東海林の体に何かあれば君らをすぐ叩く

からな。」

上藤が現状に対し厳しい面を言う。そして

逆鷹と樽坂に凄む。

一行は頷き、二人は改めて答えた。


第40話 完

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