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疲れた一日

 放課後今日は疲れたな、そう思いながら帰ろうとしたときだった。

 

 宇賀神がこちらにやってきた。


「お疲れ。雨宮さ……今日一緒に―」


「真琴ぉ~。みんなでカラオケいくんだけどお前もいかね?」


 宇賀神が何か言おうとしていたが、男女混成5人グループのDQNたちに遮られた。


「えー……っと―」


「今日そいつにかまいすぎじゃね?好きなの?」


 からかうようにいった。


「は!?そんなんじゃないって!」


 語気を強めて否定した。


 険悪な空気になりかけたところで東城が早足で様子を見に来た。


「どうしたのー?」


「カラオケ行くから真琴も誘ってたんだよ。歩もいかねぇ?」


「ごめんねー。今日バイトなんだよ。急がなきゃ」


「まじかぁ~。真琴はくるしょっ?」


「真琴もきてよ~。付き合い悪くない?ほんとにソイツとなんかあんの?」

 

 ニヤつきながらまたからかった。しかも目の前にいるやつをソイツ扱いって……


 (やっぱそれが普通だよな。陰キャなんて陽キャから見たらカスみたいなもんだ。二人が特別なんだ。

いや……2人も俺をからかってるだけかもしれない。)


 俺や東城、DQNたち全員に見つめられた宇賀神はぶっきらぼうに答えた。


「なんもないって!」


「じゃあ行くってことで。真琴にからかわれてかわいそうに。」


 DQNたちは帰っていった。宇賀神はグループの最後尾に加わって何も言うことなく帰っていった。


「うーん……あんま私が言っても意味ないしね……あ!バイト行かなきゃ!じゃあまた明日ね」


 東城は足早に帰っていった。

 

 勝手に巻き込れ、嫌がらせを受けた。俺はただ帰ろうとしただけだったのに……


「リクちゅわーんただいま~」


 帰宅後ケージを開け、全力で戯れた。軽く横に倒すとその勢いで仰向けになり、おなかを見せながら撫でろと言わんばかりにこちらを見た。


「かわいすぎぃ。ちゅっちゅしようねぇえ」


 おなかを全力で撫でた。リクは毛が短い。それにおなかの部分は毛が殆ど生えていないため、地肌が見えている。そのため地肌からリクの体温が直に感じられた。撫でた後は地肌部分をちゅっちゅ、もといキスしまくった。リクの胸やおなかにはケンシロウの7つの傷跡みたいな乳首がある。それもちゅっちゅしといた。リクはオスだけど。


 数時間後、散歩って大体毎日同じ時間にやるし前はウカノカミさんから誘いがあったし……

今度は俺から誘おうと決意してメールを送った。リクが会いたがっていると強調して。 


 しかし待てども待てどもメールは返ってこなかった。いつもの散歩時間を過ぎても動こうとしない俺をみて、リクが周りをウロウロしていた。俺はあきらめて1人で散歩することにして家を出たのだった。


 散歩から帰り、風呂に入った後しばらくまったりとした時間を過ごしているときメールが返ってきた。

今日は用事があり時間がなかったこと、モモちゃんも会いたがっていること、また会いましょうということが書かれていた。俺はまた今度お願いします、そう簡素な内容で返した。


 今日はカーストトップ二人に絡まれたり、ひさしぶりに結構しゃべったり、LIME交換したり、最後にDQNに嫌味を言われたり。ほとんどしゃべらず授業を受けるだけのいつもと違っての大変な一日だった。

疲れがたまった俺はすぐに寝るのだった。


誤字報告ありがとうございます。

大変助かります。

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