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姫と従士の思い出旅行 《メモリーズ・トラベラー》  作者: 月城 裕也
1章 時計塔の街 ルルシャルナ
10/15

9-⦅追憶編⦆


 宿屋で一通りの話を聞いたシンシアは、拳を強く握りしめていた。

 今聞いたことが事実なら、これまでに寄ってきた街と違う何かが起きている。


「姫様、もし魔法ギルドの調べが事実ならこの街の長が伝えてきたことは嘘だったということでしょうか?」

「それは…分かりません、私自身どう判断すべきか悩んでいますから……。ただし、私たちは独自で動いて詳細を確認しましょう。何が正しく、何が誤りなのか。…対応を間違えればこの街は一気に沈むことでしょう」


 ラシアの言葉に重々しく頷くと、ずっと気になっていたことをラシアに聞く。


「姫様、一つ気になっていることがあるのですが勇者様と魔導士はどこにいかれたのですか? 昨日からお戻りになっておりませんが、姫様は探しに行く必要はないとおっしゃいますし」

「魔導士は分からないけれど、勇者様は魔法ギルドで特訓しているわ。なんでも、前に立ち寄った『コーサル』のギルド長からお願いされたそうなのよ。見込みがありそうだから鍛えてやってくれって手紙で渡したみたいよ。昨日の朝にギルドに行ったのがその用件ね」


 魔法ギルドから転移魔法で家の屋根に飛ぶ前に、勇者が突然部屋の中に現れたのだ。しかも服がところどころ破けた状態な満身創痍の姿で。



「痛っててて、でも成功したぞ!! これで俺は自由だぁ~~~!!!」

「勇者様!? どうしてここに?」

「……姫様? あれ、ここ魔法ギルド長の部屋だよな……。なんでここに?」


 二人が共に驚いている中、ソヤンダルは動きが完全に止まっていた。

 それは勇者がボロボロになっていたからではない。

 突然ここに現れたことがあり得ないからだ。

大地で数えれる人ほどしか使えない転移魔法。それが昨日魔法を使えるようになったばかりの勇者が使い、結界の張ってあるこの部屋に転移してくる。

 そんなことができるのはソヤンダルが知っている中でも一人しかいない。ソヤンダル自身でもそんなことは出来ないのだ。


「勇者様、昨日からどこに行っていらしたのですか? 宿に戻られなかったので心配いたしましたが、理由を…教えていただけますか?」


 ゴゴゴッとラシアの背中から怒っている気配を感じると、勇者はアハハと笑いながらラシアに謝る。

 魔力とも身気ともいえない圧力に勇者の笑顔が引きつってしまう。


「ごめん、ごめん。コーサルのギルド長からいい特訓相手がいるって紹介してもらっててさ、今そこの爺……ギルド長のところで泊まり込みの修行中をさせてもらっているんだよ」

「修行、ですか? それでしたら宿に戻ってこられてもよろしいではりませんか?」


 相も変わらず固まっているソヤンダルを見た勇者は、嘘も交えつつ話すことにした。


「それだとちょっとマズくてね。秘密の特訓で練習場から外に出れないんだ」

「秘密の特訓とは?」

「秘密なんだから教えられないよ、それにあと二日は調整しないと帰れないんだ。じゃ、お邪魔みたいだから帰るね」


 言葉を最後に姿が消えると、ソヤンダルのいた方向からガラスの割れる音が響く。


「なっ……なっ………なっ…………」


 口をパクパクと勇者が先ほどまでいた位置を見ているソヤンダルは、自分がどんな表情をしているか想像がつかない。持っていたお気に入りのカップを落としたことも気にならなかった。

 魔法を使えるようになり、すぐに無詠唱を目の前で使われたのが昨日。

 起きた勇者に魔法を最低でも五回は連続で使えるようにしろといったのが今朝。

 そして勇者が使ったのは、数えるほどしか扱える者がいない転移魔法。


 あの勇者は異常だ。

 昨日垣間見た青い身気、そして無詠唱に転移魔法。

 あの少年は一人でこの大地を滅ぼすほどの力を持ちながらそれを扱いきれていない。今勇者を倒しておけば悩みの種が消えるが、そんなことをすればもう一つの問題が黙っていないだろう。


「勇者様はいったいどこへ?」

「……私が訓練をしていた練習場に戻しました。まさか抜け出してくるとは思いませんでしたので驚きましたが」

「その練習場に私を案内してもらってもよろしいでしょうか? まだ勇者様に聞きたいことがあるのですが」

「申し訳ありませんがそれは出来ません。あそこは魔法ギルドの最重要機密事項です。例え王家と敵対することになろうともお教えすることは出来ませんので諦めてください」


 ラシアは王家と敵対するということに関して思うことがないわけでもないが、立場的にはラシアが上でも主導権はソヤンダルにある。

 ここはおとなしく従っておくのが無難だろう。


「予想外のことが起きましたが、これからこの街の実状を見に行きましょう。これまでの説明だけでは半信半疑でしょうからそのほうが手っ取り早いですからね」


 頷くラシアを見てソヤンダルも先ほど起きた非常識なことは頭の隅に追いやることにした。


「それではこれから転移魔法を使いますが、騒がないようお願いしますね」



「勇者様は魔法ギルドにいるのは分かりましたが、魔導士は今もどこで何をしているか分からないということですね」

「えぇ……そうね」


 実際は魔導士自身何かをしているのは間違いないのだが、それを言ってしまうと約束を違えることになってしまう。そうなれば、何をされるか分かったものではありません。

 そういえば――勇者様はあの後どうなったのでしょうか、心配です。



 空が青い……、あの雲四角いな……サイコロステーキ食べたい。

 仰向けで寝転がっている勇者の腹から可愛らしい音が聞こえてくる。


「感覚だと魔力が残り少ないから小さな火が精一杯かな。適当に魚捕ってこよ」


 身気を解放して一瞬で上空まで跳躍すると、空中で方向転換して海に向かってダイブした。大きな水柱が出来た後に虹が立つ。

 隔絶世界の海は水中でも明るく、魚もすぐに見つけることが出来た。

 三匹ほど捕まえてから陸に上がると、近くに落ちていた枝を集めて火を灯す。捕った魚を焼きながら勇者は思想に耽る。


 昨日と違って身気が扱いやすい。原因は分からないが魔力を解放してからだと考えるとそれが理由なのか? でも身気と違って魔力の量は少ないのも感じられる。この隔絶世界に閉じ込められているから一般人と比較できない。それを確認したかったから転移魔法を使ったのに……まさか強制送還されるとは思わなかった。今日はもう魔力が空っぽだからあとは明日にならないと何もできそうにない。調子に乗って魔法の実験で魔力を使いすぎたのが原因とはいえ、今度は少し自重しよう。

 そういえば、そろそろ魚が焼ける頃かな。


「おう美味い美味い、勇者殿は魚を焼くのも上手いのぉ」


 せっかく捕った魚が全部食われていた、目の前で酒を片手に魚を食べるクソ野郎に。


「三匹だけだと足らんのぉ、どれ秘蔵の貝も焼こうか」


 何もない空間から貝を取り出すと、火の近くに置く。


「この……ク「邪魔だクソ爺」ソジ――?」

「グホッ!」


 目の前にいたソヤンダルが消えた瞬間、遠くの海で大きな水柱が上がる。


「ほれ勇者、差し入れだぞ」


 ドサドサと腕に抱えていた食料をその場に落とすと、火の近くに置いてあった貝を見つけたので食べてみる。


「美味っ、これってエクロ貝じゃん。いいもの食えたわ」

「ナキ~!! 救いの神よ、まともな飯をありがとう!!」


 飛び込んでくる勇者をひらりと躱すと、腰にズンッと強烈な衝撃がきた。

 下を見ると勇者が俺の腰に頬ずりしている。

軽い驚愕がナキの身を包む。

 確かに避けた、避けたはずだ。魔力の反応もなかった。身気で分身を作ることは不可能。

 そうなると考えられるのは――。


「……勇者、お前身気出してみて?」

「何で?」

「ちょっと気になることがあってな、出したら何かおかずを作ってやるよ」


 ヒュッと勇者が姿を消すと、少し離れた位置に立っていた。

 一度あり合わせで作った適当なおかずが気に入られてからいいネタを手に入れたものだ。


「出したけど腹が減っているから長持ちしないぞ?」


 自然体で身気を放出した勇者を見て、ナキは考え込む。

 放出しているのは赤い身気だ。青い身気の欠片もない。しかし鋭さが増している。察知能力は相変わらず低いみたいだから要特訓だけど、普通の状態でもBレート。青い身気を使えるようになればAレートは堅いだろう。

 たった一度の戦闘で次元を一個飛び越えれる存在、勇者ってのは本当に出鱈目だ。

 抑えていた感情が心の奥底から湧き上がるのを感じる。


「ナキ、疲れたけどまだ?」

「……いや、もういいよ。野菜炒め作るから野菜洗ってきて、その間に下準備しておくから」

「おう! 急いで洗ってくる!」


 大量の身気が噴き出すと、地面にあった幾つかの野菜が消えた。

 疲れていたんじゃないのかよ……、現金な奴。


 勇者がいない間に感情を落ち着けることに集中する。まだ勇者に気取られるわけにはいかない。


「さて、まずはニコの実を……」

「このピリッとした味がなんとも酒に合うのぉ、おや? せっかくの貝が焦げておるではないか。どれ新しい貝を――「死ね、クソ爺!」ゴハッ!!」


 さっきの水柱よりより大きな水柱が遠くの海で立つ。魔力を吸い取って意識も刈り取ったからこれで死んでくれたことだろう。落としていった貝は有効活用させてもらおう。

 エクロ貝はあまり市場に出回らない珍しい貝だ。魔力を糧に育つマニアには喉から手が出るほど欲しい代物。殺す前にもっと懐を漁っておけばよかった。


「洗ってきたよナキ」

「そんじゃあ向こうから来る津波をどうにかしておいて、水被ると食料全部駄目になるから頑張れ」

「人使いが荒すぎ!」


 目視で津波を確認すると身気を拳に纏い、それを飛ばして津波にぶつける。

 津波を分断して綺麗にナキと勇者のいる場所を分けて砂場を侵食していく。


「お見事、第二波が来るよ。頑張れ頑張れ~」

「なんで!? クソ爺の水柱は一度だけだったじゃん!」


 迫ってくる津波はさっき吹き飛ばしたものより二倍大きい。

 来る途中に聞こえた音が関係しているのだろうが、あの爆音がどういった経緯で発生したのかは考えたくない。


「はいはい、もうすぐ野菜炒めが出来るから頑張って~」

「任せなさい!」


 両の拳に身気を纏い始める。少しずつ大きくなっていく身気は、その場で大きな風を生み出す。

 料理しているこっちのことも考えろ。

 結界を張っているから問題はないが、解除したら食材全部飛んでいくんだろうな。そろそろいいかな? どれ、味見と……うん。上出来。


獣砲花(じゅうほうか)!」


 二つの巨大な身気の塊が津波とぶつかり、津波が吹き飛ぶ。

 これだけ身気を使っても青い身気は一度も見られなかった。ということは青い身気を制御できているわけではないのだろう。

 それならそれで教える必要もない。何か予定外のことが起きれば別かもしれないが。


「お疲れ、とりあえずできたから食っていいぞ!」

「美味そうな匂いじゃの、ど――ゲボォラ!!」


 ソヤンダルはナキと勇者の蹴りを受けて星になった。

 どうやって戻って来たんだよあのクソ爺。魔力も意識も奪ったのに復活するなんてどんな化物だ。


「あ~~、うま~い……ナキの作った野菜炒めなら何杯でもいけるわ。野菜がこんなに上手いなんて、地球にいた頃は思いもよらなかった」

「はいはい、とりあえず野菜だけだとバランス悪いから『ココルコ兎』のサイコロステーキもおあがりよ」

「ナキお母さん……一生ついて行く!!」

「俺そっちの趣味ないから嫌だ、さっさと食え」


 木の器にサイコロステーキを盛ると、俺もいい具合に火の通った貝をついばむ。

 本当に美味いわエクロ貝。ワインがあれば飲みたいけど、クソ爺と違って酒なんて持ち歩いていないし。果実水で我慢しておくか……。


 しっかし涙を流しながら俺の作った料理を食われるのも変な気分だ。

 昔はマズいだの足りないだの言いたい放題言ってくる奴らと旅をしていたからかもしれない。それでもあのときほど楽しかったことはないだろう。


「そういえば一日しか経っていないけど勇者は魔法も使えるようになったのか?」

「おう、もうばっちりだ。ナキに勝てるのもあと少しだ」

「それは頼もしいことで、そうなったら色々と手伝ってもらえるんだがね」

「失踪事件の根回し?」


 もう溜息しか出てこない。あのクソ爺は勇者を完全に信用していないから話すわけがない。これまでの俺の行動から辿り着いた結論だろう。隠しきるのも限界に近いかもしれない。


「勝てるようになったら教えてやるよ勇者、まぁ無理だろうけど」


 自分で作ったサイコロステーキを口に入れていると、少し離れた草原に空から何かが落ちてきた。

 うめき声のようなものが聞こえてくるが、ナキと勇者も無視して食事をしている。


「勇者、お前転移魔法使えるだろう?」

「うん? 使えるけど?」

「そんな簡単に使えるもんでもないけど……、ここに閉じ込めていてもどうせ勝手に出てきそうだな」

「あと三日はここを出るつもりはないけど? まだ試したいことあるし」


 清々しいほどの笑みだ。

 勇者が野菜を食べながら楽しそうに笑っているのを見てナキはげんなりする。ナキ自身、勇者の気持ちを理解できるからこそ嫌になる。

 こういうときは大抵ろくなことにならない。


「あっそう、じゃあ三日後に魔力勝負ね。内容は………簡単なものでいいか。とりあえずファイアボール」

「ギャアアアアァァァァッァァ!」


 下から伸びていた手にナキのファイアボールが当たり、ソヤンダルが悲鳴と共に海に飛び込んでいった。


「お互いにファイアボールをぶつけあって押し負けた方が火炙りね」

「火炙り!? 罰ゲームがおかしいよ、そこは酒場の驕りとかさ」

「つまんない、じゃあ…俺が勝ったらもうお前の特訓終了ね。疲れたし魔法使えるようになったんだからもう見る必要もないし」


 皿にあった最後の肉を口に入れると食材の中から一升瓶を取り出して、海から上がってきたソヤンダルに放り投げる。

 びしょ濡れの姿で瓶をキャッチすると、ゆっくり瓶を見て体中の水分が一気に吹き飛んだ。

 今は作られていない酒だし、あいつもその酒のことを知らないだろう。昔もらった酒の一つで口当たりがいい銘酒だ。


「ナキ、この酒はなんだ! 今まで飲んでことがない……なんて素晴らしい酒だ!!!」

「知り合いから貰った酒だよ、もう二度と手に入らないけどな」

「なんと……ラッパ飲みしてしまったではないか。どれ、残りは取っておいてあとで飲むとするか」


 一升瓶が忽然と消えると、何事もなかったかのように焚火の傍に座ると残っていた野菜炒めを食べ始める。

 もう面倒だしぶっ飛ばすのも疲れた、放っておこう。


「勇者、食べ終わったのならあれどうにかしてこい。いつの間に仲良くなったんだ?」

「あっ、やっぱりナキにも見えるんだ? でもまだ認めてもらえてなくてさ苦戦してるんだよ。じゃ、特訓の続きと行きますか」


 食べていた皿をまとめて草原に走り出すと、勇者から少し離れていたところにふわふわと浮いていた光も一緒について行った。

 一緒についてこられると鬱陶しいし、ここで消してもいいんだけど。


「さすがに精霊は消さないでくれ、精霊王の怒りは買いたくないんでな」

「あ、ばれた? でも安心していいよ。精霊には手を出さない、というより手を出せないんだよ。俺は精霊が見えないんだ」

「そんな訳ないじゃろう。魔力を扱えて適性があるものにしか精霊は見えないが、先ほど向こうにいた精霊のことを話題にしたではないか」


 精霊は目に見えないだけで普段から空気中に存在している。ただし精霊自身にも意思がある為、あまり人の目に触れない森や山奥にいることが多い。

 精霊に好かれるのは魔力が澄んでいる証。つまり勇者の魔力は淀んでなく清らかであるということだ。精霊使いが一部の地域で信仰されているのは精霊王の使いという説もあるほど。


 ナキが先ほど勇者について行った精霊を言い当てておきながら見えないというのは嘘としか思えない。あれだけ強大な魔力を保持しておきながら精霊が見えないというのは適性がないということになるが、こんな出鱈目なナキにそれが当てはまるとは考えづらい。


「視えはしないけど気配は感じるんだよ、忌々しいことにな。そういえば、さっきの芝居(・・・・・・)中々だったぞ。褒美にさっきの酒に合う珍味、グーダルの燻製肉をやる」

「あの伝説の肉グーダルじゃと! よし、それなら儂を殺そうとしたことはなかったことにしてやるぞ」

「へいへい」


 腰にあるポーチから40センチほどの大きさの燻製肉を三枚取り出しソヤンダルに放り投げる。

 あの時は本気で殺そうとしたのだが、あれではまだ力が足りないらしい。姫様がいなければ部屋ごとぶっ壊したものを――残念。

 なんで殺そうとしているかって? だってこいつ煩いんだよ? やれ酒だ、やれつまみだ、少し経てば酒酒酒…………。耳にタコができるわ。


「何か物騒な気配を感じたのじゃが……」

「気のせいだろうクソ爺、でも取り敢えず姫さんにはいい転換期にはなったかな」

「お前より立場は上なのに……解せん、じゃがこれで分からん愚か者なら救いようがあるまい」


 今回の顔合わせの流れは、本来勇者を使うつもりで俺は出て来るつもりはなかった。

 しかし、先日の黒熊レイサヌとの戦いで出した青い身気を見て考えが変わり実行したのだ。


「三日後の結果次第で俺も腹括んないといけないかな……、俺個人としては負けてほしいんだけど。どうなるかなぁ」


 ソヤンダルの皿の上にあった肉を横からつまみ食いする。

 美味い……今度は魚で何か作っておこう。



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